鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ボランティア精神

 

ビリヤードを始める直前だったか直後だったか覚えていないんですが、小学校の同級生とボウリング場併設のビリヤード台で撞いたことがありました。シャフトが青龍刀がごとく反り返っているハウスキューでした。

 

そんな経験を歴の最初期(もしかしたら歴のスタート前)にしていましたが、以降は極端に酷い状態のハウスキューを見ることがありませんでした。漫画喫茶やアミューズメント施設でビリヤードをすることがなかったし、たまに利用してもマイキューを持って行っているのでハウスキューを意識することがなかったからだと思います。たまに他人事として話に聞く程度。

 

コロナ禍に入って以降のここ何年かで、私の漫喫利用頻度が一気に上昇。マイキューがあるので自分で使いはしませんが、ハウスキューを目にする機会も増えました。店によりけり程度の差はありますが、やはり状態が酷いですね。

 

とある漫喫で見かけたハウスキューは、全てがとてもじゃないけど使用に耐えうる状況ではなかった。そのことが今日のネタを書くキッカケになっております。



その昔、荻窪サンビリをホームとしてJPAに出ていた頃の事。まだバンバンになる前のことです。

 

当時はなんせJPAをやっていたので頻繁にサンビリに通っていました。その中である時「ハウスキューの状態が酷いな」と気づきました。シャフトが全然滑らないし、タップの形も酷いし。

 

そのため、店長に許可をもらって、JPAの試合中、手が空いている時にハウスキューのメンテナンスをしていました。シャフトを磨いたりヤスリがけしたり、タップの形を整えたり。



今思えば、その程度のメンテナンスである程度使えるようになる程度のマシな状態だったってことですね。もっとずっと酷い状態のハウスキューの店はある(;´∀`)

 

まさにそんな「もっとずっと酷い状態のハウスキューの店」にこの間行った時、「自分にタップ交換の技術があればなぁ」と思っていました。

 

タップがどら焼きみたいな形をしていたり(完全にパンクしている)、なぜかタップの上にタップがついていたり、そもそもタップがついていなかったり。そんなハウスキューしかない。整形してどうにかなる状態じゃない。交換するしかない。こんなんじゃマイキューを持っていないお客さんは絶対に楽しめない。

 

一般のお客さんには「酷い状態のキューである」という判別はできないでしょうけど、無意識のうちに「上手くできないな」「ビリヤード面白くないな」と思ってしまう可能性が高い。

 

私にもしタップ交換の技術があれば、数百円程度のタップを箱買いして交換してあげるんだけどなーと思っていました。手間賃なんていらないです。タップ代も私持ちでいいです。「店から感謝してもらえる」というくらいでいいw

 

後は「これで少しは一般客がビリヤードを楽しんでくれるかな」と想像するのを楽しむだけで良いです。



私のホームは、ハウスキューの状態が都内屈指の良さです。店長が頻繁にメンテナンスしているし、タップはカムイがついているし。私なんぞが口を挟む隙もないほどに綺麗なハウスキュー。なんなら、私のマイキューより綺麗だ。

 

他方で、他店に行くと「なんでメンテナンスしないんだろ?」と疑問に思うレベルのハウスキューであることが多い。なんで店の人はメンテナンスしないんでしょうか。

 

また、もし私がそういう店の常連だったら、自分ができる範囲でメンテナンスを買って出ます。そういうボランティア精神のある常連さんもいないんでしょうかね??

 

だいぶ真面目に疑問なんですよ。各店何十人かは常連さんがいると思うんですけど、誰も「お前ら(店員)がやる気ないなら、俺がハウスキューのメンテナンスしてやらぁ!」みたいな人がいないもんですかね?

 

全員が全員そんな考え方の持ち主であるわけはないですけど、逆に全員そういう考えを持っていないというのも不思議。1店舗に1人くらいはそういう人がいてもおかしくなさそうなんですけど。

 

私は気持ちだけあって技量がないのが口惜しい。「人様のために、タップ交換技術を身につけるぞ!!」と思うほどにはボランティア精神が旺盛ではない^^;

 

私にできる範囲のこと(シャフト磨き、シャフトヤスり、タップ整形)ならいつでもやりますので、言ってくださいw