鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

オワコンと比較されても

 

1本目

 

球屋スタッフの中にも、常連さんたちと積極的に相撞きをする人とそうではない人がいますよね(スタッフのルール的に、自由に撞けない店もあると思います)

 

ある日Yさんがこんなことを言っていました。

 

Yさんのホームには相撞きをする際の暗黙のルールがあるそう。他店から来た人にまでは求めないが、常連同士で相撞きをする際にはそのルールに従う必要があるのだとか。

 

ところが、その話が出た時にオーナー店長さんが「うちにそんなルールはないよw」と答えたそうな。

 

「○○さん(←オーナー店長)全然相撞きしないから、店のこと把握してないんだよ」とのYさん談。お客さんの間でそういう暗黙のルールがあると把握した上で「従う必要はないよ」と言ったわけではなく、そんな暗黙のルールがあることを全く知らなかったそうな。

 

ありそうな話だと私は思っていました。

 

内のことは内に入ってみないと分からない。いくら自分の店だといっても、常連同士のことは常連に混じってみないとオーナー店長ですら何も分かっていないってことになるんでしょうねぇ。



2本目

 

具体的な名前を出すと荒れそうなので控えますが、シニア世代に支えられている業界ってありますよね。

 

昔は人気だったが今はかつてのような勢いはない。お金や権力を持っているシニア世代が健在なうちはまだなんとかなっているが、このままだと世代が変わる頃には一気に傾いてしまいそうな、そんな業界。

 

しばしば、そんな業界を例にあげて「○○はあれだけ世間から注目されている。○○のプロはあれだけ稼いでいる。だから競技性が似ているビリヤードだって可能性はあるはずだ!」といった意見を述べている人に出会います。私は「いやいや。○○はシニア世代が支えているだけで、その世代がいなくなったら終わりだよ。。。」と思うなどしております。。。

 

「昔は人気があった」のであって、「今現在も幅広い世代に人気」なわけではない。人気だった頃にハマった人たちが財を投じて支えているが、世代交代は出来そうもない。そんな業界。

 

そんな業界と比べて「ビリヤードだって可能性はある!」なんて言われたってねぇ、と度々思わされています。