1本目
手組みラック時代は多くの人がハードブレイクをしていたと言っても、ブレイクスピードガンコンテストが如き強さで撞いていたわけではない。多くの人にとってのハードブレイクは「手球と的球のコントロールを保った上で、極力強く撞く」でありましょう。
多くの方にとっての「ブレイクを抑えて撞くようになった」は、メリットが主に「抑えて撞くことで配置を作りやすくなり、マスワリ率が上がる」だと思います。
一方で私のハードブレイクは「手球も的球も知ったこっちゃない。とにかく強く撞きたいんじゃ!」が元々。それで強く撞けるならまだしも、イメージの3割減の不発ブレイクになるわ、ミスキューするわ、当たったら当たったで大場外するわで、それはもうとんでもないものであります。
抑えて撞くことで、それらから解放される。私にとっての抑えて撞くことのメリットは「精神的に楽になる」が主です。同じ「抑えて撞くようになった」でも理由&メリットが一般的なものとは全然違うw
私の場合は
- プレイとハードブレイクの両立を考えなくて済むことで、プレイの安定感が増す→7割
- 気力体力を長時間持続させられる→2割
- 配置を作りやすい→1割
抑えて撞くことのメリットの度合いが大体こんな感じ。上級者の皆様はどういう割合なんでしょうね。
恐らく上級者の方々もこの3つをメリットとして上げると思うんですけど、割合が私とは全然違うはず。どういう感じになるんだろうな。
上級者と言ってもハードブレイクが上手い人も下手な人もいるわけで、人によりけり結構変わると思うんですよね。色んな上級者に聞いてみたいな。
2本目
現状の私が一番やりたいのは「一人でのハードブレイク練習」です。
とはいえ、相撞きもしたい。優先順位ではハードブレイク練習よりも下ですが、相撞きもしたい。
しかし、かつてのような「相手が誰でも、どんなフォーマットでも、相撞き楽しい!!」と思えるようなモチベーションではない。相撞きをしていて「楽しくない」と思うことが増えてしまった。
じゃぁ、自分はどんな相撞きを求めているんだ??と自問自答する日々でした。
勝ち負けを意識すると面白くない(と思っていた)ので、流しが良い。けど、流しでやっても楽しめないことがある。
ある日、Kさんと長々と9ボールをやりました。この日は流しではなくセットマッチ形式。5先を6回ほどやったでしょうか。凄く楽しめた。
理由は「ブレイクを強く撞かなかったから」だと思いましたww
ブレイクを強く撞きに行くと、一喜一憂するハメになる。一喜一憂ならマシで、現実は一喜百憂くらいです。圧倒的にマイナス。かつ、ブレイクで一喜百憂しているせいでプレイが疎かになり球が入らず、さらなる憂を引き寄せる。
ブレイクを抑えて撞くと、ブレイクで一喜一憂することがなくなり、プレイに集中できるのでプレイは底上げされる。楽しい。
というわけで
- ハードブレイクは1人練習の時に存分にやる
- 相撞きでは抑えたブレイクで9ボールをやる
分けて楽しむことが自分にとっての最良であるらしいと気づきましたw
いつかハードブレイクが上達する日が来たのなら相撞きでもハードブレイクしていきたいんですけどね。今は技術的に拙すぎて、精神的にキツすぎる。
相撞きではできることだけを淡々と選択していくのが良いようです。書いてしまえば当たり前のことだな。