鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

運動強度が高ければ

 

1本目

 

スポーツジム通いを再開し、以前に比べてだいぶ料金がリーズナブルな所に行くようになりました。

 

安かろう悪かろうではなく「安い上に質も高い」だと以前に書きましたが、デメリットが1つ見つかりました。




いつでも混んでる




料金が安いからというだけではなく、場所柄も関係しているんだと思います。学生も含めて色んな職業の人が集まるもんだから、すいている時間帯というものがない。昼夜問わず混んでいる。



混雑具合ってのも、店の評価に関係してきますよね。サービスが全く同じだったとしても「すいている」「時間を浪費しない」を魅力として高い金を出すことはあるはずです。

 

急にたとえがラーメン屋になりますが

 

  • 1杯700円。1時間並ぶ。
  • 前者と同等の味。1杯1000円。並び5分。

 

これだったら私は後者を選びます。たかだか300円の差で1時間を無駄にはしたくない。

 

けども、前者が500円で後者が1500円だったら。これくらいになってくると「3倍の価格差となると前者かなぁ」ってなってくる。

 

具体的にどれくらいの値段の差があるのか、具体的にどれくらい混雑具合に差があるのか。その加減次第で安い方を選ぶか高い方を選ぶかは変わってくる。

 

スポーツジムに関しては、今の所は耐えられないほどの混雑ではないし、料金が違いすぎる(3〜4倍違う)ので、当面は安い方を選択しようと思っております。



いつも混んでいるジムに行っていて「ハードブレイク練習している時と同じだなぁ」と思ったのは、すいているタイミングがあった時に焦ってしまうということ。

 

「いつ混んでくるか分からないから、すいている今のうちにやりたいことやっておかないと!!」と思ってしまって焦る。マイペースでできない。

 

ずーっとすいている店はとてもありがたいのだけれど、そんなこと言ってたら店が潰れてしまいますからね(;^ω^)

 

すいていて経営が成り立っている店というのは客単価が高いわけでして、そういう店に行くほどの経済力が私には無いというのが悲しいところ。



2本目

 

ジム通いを再開したことで、久しぶりに「トレーニングと球撞きの兼ね合い」というものを考えさせられています。

 

やはり、トレーニング直後は体が思うように動かない。球撞きにも影響が出る。全然体が動かない状態で球撞きに行っても面白くない。

 

かと行って、球撞きを優先させすぎるとジムに行く頻度が下がりまくる。両立させたい。難しい。

 

コロナ前は夕方に3時間の空き時間があるという日々だったので、90分球撞いて、その後に90分ジムに行くというサイクルだったんですよ。あのサイクル良かったな。

 

ちと今は生活リズムが変わってしまっているので、なんとか最適化したいところです。

 

 

3本目

 

私のジムの滞在時間は60〜90分程度です。ウエイトトレーニングが主なので、そう長い時間やるもんじゃございません。

 

が、先日は諸般の事情により3時間近くトレーニングを続けなくてはならず、だいぶ疲れましたw

 

そんな経験をしながら「もしビリヤードに、これくらいの運動強度があったら」を想像していました。

 

ビリヤードは長時間できますよね。おかげで、長時間撞いた自慢なんてのも出てくる。

 

長時間撞けてしまうからこそ

 

  • 場代にシビアになりがち
  • 時間に余裕のある人と無い人とでの差が開きがち

 

こんなデメリットがあるんじゃないかなと考えました。

 

1〜2時間で充分で、3時間もやったら限界という状況だったら、自然とプレイ時間は短くなる。総プレイ時間が短いのであれば1時間あたりの場代が多少高くたって気にならないはず。

 

「高めの場代で短時間遊ぶ」という方が、店は上手く回るんじゃないかなぁと思いました。

 

2に関して。運動強度が高ければ、たとえ丸一日フリーであったとしても数時間しか練習できません。

 

「毎日たっぷり時間がある人」と「時間に余裕がない人」の練習時間の差があまり出なくなる。賛否あると思いますが、私としてはその方が良いんじゃないか?という気がしています。

 

「そんなことになったら、上達できないじゃないか!」と長時間撞きこんでいる人達は思うのでしょうが、「早く上手くなりたい!」という気持ちは、上級者に対する「あの人に勝ちたい」「あの人に追いつきたい」「あの人みたいな球が撞きたい」という思いに関係していると思います。上手い人との比較があるから上達を急いでしまう。

 

みんなが長時間は撞けなくなれば、全体のレベルが下がるわけですよ。上級者達のレベルも下がる。

 

自分1人ではなく「全員が長時間は撞けない」なら、気にならないのでは?

 

毎日6時間撞いていた状態から毎日2時間に制限されたらストレスでしょうけども、最初から2時間しか撞けないし、周りの人もみんな2時間しか撞いてなかったら「そういうもの」としか思わないはず。

 

運動強度が低いがゆえに年配の方でもできるっていうのは魅力だけれども、運動強度が低いがゆえに、体力と時間に余裕がある人は何時間でも撞けてしまうってのはあまり良くない気がします(;^ω^)

 

運動強度が高ければ「体力的にはまだまだ撞けるのに時間や金がない!」というストレスがなくなりますし。

 

「もっと撞きたいのに、家族が許してくれない!」っていうストレスも減るでしょうしw

 

ま、何事も一長一短っていう話ですね。