鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

性格が違えば

 

1本目

 

言い訳がましい話になってしまいますが、、、、

 

40km越えのブレイクをする人というのは私の憧れです。

 

「ハードブレイク練習は時と場所を選ぶ」と考え、人が少ないマンガ喫茶で地道に練習を積んだり、マイテーブルを設置して延々と練習して習得したような人もいます。凄いです。

 

ハードブレイク好きのオーナーさんのお店で、暖かく見守られながら練習して40kmブレイクを習得したという人もいるようです。羨ましいです。

 

他方で、「こういう部分は見習いたくないし見習えない」と思う40kmブレイカーもいます。時と場所を選ばず我を通すような人たちです。

 

以下、全て異なった40kmブレイカーを頭に浮かべています

 

  • ザブトンを敷かない
  • 周りのテーブルでハウストーナメントをやっているのに、意に介さずハードブレイク練習をし続け、頻繁に手球場外
  • 手球場外をさせセットマッチ中の隣のテーブルに手球を載せてしまったのに、「すみませーんw」の一言で、以降も気にせずハードブレイク
  • 過去に手球場外でガラスを割る、壁をヘコませる、一般のお客さんにブツけるなどの事故を散々に起こしているのに、意に介さずハードブレイク

 

また、これはブレイクではなくジャンプショットが上手い人の話ですけど

 

  • 上級者がガチ対戦している横で、5秒に1回くらいのペースでガンガンガンガンとジャンプキューの試し撞きをする
  • 初めての店にて、店員さんの目の前で「どう考えてもそれを飛ばすのは無理があるでしょ」っていう配置でジャンプに挑戦し、案の定失敗してラシャに穴をあけてるのに「ミスしちゃった」と笑うだけ。反省はしないし、次からも躊躇しない。
  • ザブトンを敷かずにジャンプ練習をし続け、そこら中に穴をあける

 

こういう人達がいる。

 

「メンタルが強い」と「人間性がぶっ飛んでる」は紙一重ですけど、上記したような人達は後者だと思うんですよね。。。。

 

いくら技術で秀でていても、正直あぁいう人間にはなりたくないし、なれません。

 

でも、彼らの技術が素晴らしいのは事実なので「あぁいう性格にならないと、ハードブレイクはできないのか?」と思ってしまうことがある(;^ω^)



彼らは「メンタルが強い」を飛び越えてしまって、メンタルがおかしい。私は明らかにメンタルが弱い。

 

その間くらいを取りたいんですけどねぇ。




2本目

 

 

こういう初心者初級者に会ったことありませんでしょうか?

 

引き球がキレない原因として、手球に届いていないようなキュー出しをしてしまうですとか撞点が上ずってしまうですとかはありがちなわけですけども、原因をさらに掘り下げて探っていくと「キュー先がラシャに触るのを敬遠している」というような人がいるようです。

 

勢いよくキューがラシャに突っ込んでいくのが怖い。だからつい減速させてしまったりラシャから逃げるようにキューを上に逃してしまったりする。

 

過去、初級者に引き球を教えている時に聞き取り調査をしてみると「シャフトをしならせてしまうのが怖い」「ラシャを破いてしまうのが怖い」と口にする人が何人かいました。

 

そういう人のメンタルはどうすれば改善させられるか。

 

「何か私が考えつかなかったようなアイデアはないかなぁ」と思ってツイートしてみたんですけど、「結局は、そうするしかないですよね」という結論ですなw(気になる方はTwitterのスレッドを見てください)



ブログでネタにしたいのは、「私はそういう恐怖心を持ったことはなかったなぁ」ということです。

 

ブレイクでは少しありました。安物のブレイクキューを使っていた頃に「折ってしまったらどうしよう」と思ってましたね。そのせいで逃げるようなキュー出しをしてしまっていた感は否めない。

 

これはちゃんとした王道のブレイクキューを使うことで改善しましたw ブレイクキューは耐久性大事。

 

引き球に関しては、どれだけ辿ってみても、シャフトを折りそうとかラシャを破りそうという恐怖心を覚えたという記憶は見当たらない。初級者の頃から思いっきりキューを出していた気がする。

 

初心者初級者の頃に気にならなかったから思い切りキューを出すことができ、経験を積んでからは「これだけ何回もやってるけどシャフトは特に傷まない」「ラシャを破りそうになったこともない」と経験から自信を持つことが出来る。

 

一方、最初の段階で「シャフトを傷めそう」「ラシャを破りそう」と思ってしまう人がいる。そういう思いからキューを出すことが出来ない。

 

こればかりは、性格の差って話になりますよね。



周りのことを一切気にせずブレイクやジャンプの練習をできるような人達がいる。

 

私にはそこまでのメンタルの強さはなかったけれど、引き球のキュー出しにチビるほどには弱くなかった。

 

引き球のキュー出しにチビってしまう人もいる。



生まれついての性格であったり育ちであったりが関係しているんでしょうが、性格がビリヤードの結果に与える影響は大きいなと思わされる事例です。

 

こういうのって、ビリヤードの技術論とは違う話ですからね。

 

精神的な部分に関するアドバイスに長けた専門家って、ビリヤード業界にどれくらいいるんでしょうか?

 

と度々疑問を口にしているのですが、答えが返ってきたことはない。