1本目
ラックを研究するけどラックを組めない、、、、
そんな初級者さんにたまに出くわして苦笑してしまいます。
コントロールブレイクに物凄いこだわりがあり、いかにブレイク後の配置を良くするかを研究し練習している。
何番ボールをどこに配置するかを考え、そのラックに対してどういうブレイクをするかも研究・練習しまくっている。
そのくせ、ラックの組み方(ボール同士のくっつけ方)がヘタクソっていう。
なんだか物凄くアンバランスだなぁと感じるのです。応用発展ばかりに意識が行っていて基本が疎かになっているというか。ラックがちゃんと組めてなきゃ、そっから先の研究をしたって無駄なんですけどねぇ。
2本目
「9ボールでは本当に上手い人が勝てない」「他のゲームもやるべき」と主張する人は一定数いるわけですけども
- 他のゲームもやっておかないと、たとえ9ボールであっても上のレベルになったら勝てなくなるぞ
- 他のゲームも満遍なく出来るようになるべき
という2つの視点があると思います。
「他のゲームで得た知識を生かして9ボールでもっと勝てるようにしよう」という視点と「どんなゲームでも勝てるようにするべき」という視点ですね。
前者に関しては、某SA様が「9ボールの試合で優勝してSAになる分には、9ボールだけやってりゃなれますよ。僕がそうなので」と仰っていたっていう話は何度かしたはずです。
プロの世界で戦っていくには9ボールをやっているだけでは勝てなくなるのかもしれませんが、SAレベルになれるんだとしたら、、、、充分ですよね(^-^;
後者の「他のゲームも満遍なく出来るようになるべき」は、これはただの価値観の違いです。「あなたはそう考えるかもしれませんが、私は9ボールで勝てればそれでいいので」で話は終わりになる。
- 負け惜しみ
- プロレベルの話
- 個々人の趣向。好き嫌い
このどれかでしかないので、9ボール以外のゲームにこれといった興味のない普通のレベルのアマチュアだったら、9ボールだけやってりゃいいと思うんですけどね。
「9ボールだけでは本当の上手さは身につかない」「ショットバリエーションが少なくなる」とかなんとかいう人に対して、ツッコんで質問をしてみたことが何度かあります。
その人たちの考える「本当の上手さ」とか「必要なショットバリエーション」だとかが具体的にはどういったことなのかを問いただすわけですが、毎度毎度「ただの個人の価値観だ」っていう結論におさまりますw
結構ありがちなのが、9ボールではまず必要とされないけれど14-1やワンポケなどでは必要とされるショットを彼らは推すわけですが、私がアーティスティックでやるようなショットについて言及すると「そんなん必要ないでしょww」と言い出す、みたいな。
「あなたたちが言うショットも、9ボールでは必要ないんですけどね。。。」って話になる(;^ω^)
彼らの主張は「14-1やワンポケで使うショットは覚えるべき。アーティスティックで使うようなショットは覚える必要が無い」なわけでして、「9ボールで必要なショットだけ覚えればいい。他のゲームで使うショットは覚えなくて良い」っていう主張となんら変わりがありません。境界線の位置が違うだけ。価値観が違うだけ。
このボヤキも度々しておりますが、「ビリヤードはこんなに面白いのになんで流行らないんだろう」「この面白さが分からないのはおかしい」とかなんとか主張している人に私がヘビーメタル愛を語ってみると「興味ないんだけどww」「何が良いのか分からない」とか言われる率が非常に高い。
自分の好きなものはゴリ推しするのに、他人が好きなものは理解しようとしない。
「9ボール以外のゲームもやらないと駄目」と言っている人も同じ空気を感じますね。。。