私は大学を卒業する頃には体重が48kgでした。
それが多くの皆様と同様、卒業後は加齢の影響が出るし運動の機会も減るしで、5年ほどかけて徐々に増えて60kgほどに。「これはマズイ」とダイエットに励んで1年で再び48kgまで戻しました。
それがまた30を過ぎてから徐々に戻ってしまって60kgくらいになり。けどそれ以上増えることは無く「普通に過ごしている分には、60kgくらいが自分の上限なのかなー」とたかをくくっておりました。
ところが昨年からのコロナ禍で、ほとんど外に出ず、家の中でずっと過ごしていたら、知らぬ間に68kgですよ。運動をサボるだけでなくヘルスメーターに乗ることすらサボっていたので、増加の自覚がなかった。最後に測定した時の60kgからいきなり68kgになってたから面食らいました。
さすがにヤバイと思って再びダイエットを始めたのが今年の2月。5月までの3か月で10kg減らし、その後の1カ月は下げ止まりであんまり変わってませんが、現状は57kg。あと5kgは減らしたいところ。
という感じに、ダイエットの話をする時って体重の数値を出すことがほとんどだと思うんですけど、私としては正直体重はどうでも良いんです。数値として気にしているのは体脂肪率ですし、それより何より見た目が大事w
68kgという体重であろうとも、もしそれが筋肉がついた結果であり、体脂肪率が1桁での68kgだってんなら喜ばしいことです。マッチョです。もしそうだとしたら体重を減らそうとは思いません。
けど実際には脂肪が増えての68kg。だから減らしたい。体重を減らしたいのではなく、体脂肪を減らしたいのです。
というわけで体重自体は大事なところじゃないんですけども、でも話に出しやすく、話の雰囲気を伝えやすいのがやっぱり体重なわけでして。
体脂肪率の話だとイメージ出来ない人も多いでしょうし、写真に撮って一々体形の報告をするだなんてのは私が面倒だし恥ずかしいし。
簡単かつ分かりやすく話をするために体重の数値を出しているというわけであります。別に細かく伝える必要もなく、概要を話せれば充分ですから。
それと似たような話なのが、ブレイクの速度です。
私はずっと「ave40km!」をブレイクの目標に掲げているわけですけども、数値自体は正直どうでも良い話でありまして、「凄く強いブレイクがしたい!」が本質です。
「凄く強いブレイクがしたい」という目標には
- 自分自身を納得させられる強いブレイクをしたい
- 周りの人から「ブレイク強いね」と言ってもらいたい
この2つがあります。
前者の面では、自分の体感で「強いブレイクが撞けた!」と思えればいい。数値にするとしたら、38kmくらいで「今のは良いブレイクが出来た!」と自分を納得させることが出来ると思います。
一応過去に数回40km越えは出したことがあるんですけど、38kmも40kmも体感としてはほとんど変わりませんし、ブレイク後の結果が何か大きく変わるわけでもない。CからBやBからAにクラスアップしたところで、いきなり何かが大きく変わるわけではないってのと同じですw
ただやはり、いざ数値化されるとなると38kmと40kmじゃ全然違うじゃないですか。体感は大差ないが、数値の印象が全然違う。
年齢が39歳と40歳では、中身が何か大きく変わるわけでもないのに気分が全然違うし。
身長169cmと170cmじゃほとんど何も変わらないのに、169cmの人は「悔しい!」って思いますよねw
それと全く同じ話で、38km39kmってのと40kmってのじゃ数値の見た目の上で大きく違う。私自身の気分も違うし、周りの反応も違う。
ブレイクスピードガンコンテストなんかでも、数値が表示される前のギャラリーの反応は34kmくらいからは大体一緒なんですよ。「おぉー。強い!」っていう感じ。でもいざ数値が表示された後の反応がやはり30km台と40km越えでは全然違う。
体感的には38kmくらいで充分。けど、数値として40kmを出したい!!ってのが私の目標なわけです。
で、ですね。またダイエットの話に戻るんですが、今回のダイエットでは軽く諦めモードですが、第1回のダイエットでは「体脂肪率を1桁にする」を目標にしていました。その目標は達成できました。
その目標は別に誰かに強制されていたわけでもないし、誰かに見せるわけでもなく、あくまでも自分の中での目標。そして「自分が所有しているヘルスメーターに1桁の数値を表示させる」が目標だったわけです。
家庭用のヘルスメーターなんて、正確では無いですよね。アバウトです。
だからといって、10.5%と表示された時に「この数値、正しいの??」「10%を切ってるはずだ!」「精度が低い!!」だなんて文句を言いますでしょうか。言いそうな人はいるけど、私はそんな事は言いません。
あくまでも、私物の家庭用ヘルスメーターに1桁数値を表示させることが目標でしたので、正確性はどうでも良かったのです。正確に計測したら9%なのにヘルスメーターに10%と表示されたのだとしても「だったらもうちょっと減らせば良いだけ」という話ですし。
逆に正確には一桁じゃないのにヘルスメーターに「9%」と表示されたんだったとしても、それで良いのです。目標達成です。精度はどうでも良い。ヘルスメーターに目標の数値を表示させることが目的です。
私の言いたいことのニュアンス、伝わりましたでしょうか?ブレイクの速度目標も全く同じなのです。
40kmという目標はあくまでも「そういう数値を表示させたい」という目標なので、スピードガンやらアプリやらの精度はどうでも良いんですよ。超正確に測定しての40kmが出したいという話ではない。いざ測定の機会があった時に40kmを表示させて自分を納得させたいし、周りから「凄いね」と言われたい。それだけです。
ですからして、体脂肪率の話と全く同じで、もし正確に測定すれば40km出ているのに39kmと表示されたのだったら「もうちょっと鍛えて40kmを表示させる」と考えますし、逆に実際には39kmしか出てないのに40kmと表示されたらされたでそれで良いのです。
あくまでも、測定器に40kmという数値を表示させること。それが目標です。細かい精度はどうでも良い。
話のニュアンス、伝わりますかね。。。?
次の話への前置きのつもりで書いたネタなんですが、前置きが長くなりすぎて1ネタ分になってしまった。「2本目に続く」と言おうと思ったんですが、明日に続きます。