鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

笑われる

 

本日のネタは「他店に1人で足を運ぶのは怖い」と考えているような人の恐怖心をさらに煽ってしまうようなネタなので、該当する方は読まないことをお勧めします(;^ω^)

 

 

 1本目

 

とあるビリヤード場に対し「一見客を指さし、嘲笑するような店」という口コミが入っていたっていう話を何度かしたことがあります。

 

その口コミを見かけたのは私が都内の球屋を行脚していた頃(15年くらい前)の話であります。行ったことのない店をどんどん開拓しようと意気込んでいた時期。

 

その口コミを見かけたのはたまたまでした。別に口コミを見ようと思ったわけではなく(というか、今も昔も、ビリヤード場の口コミなんてほとんど入ってませんからね、、、)ただ単純に「あの地域にはビリヤード場はあるのかなー?」と球屋検索をしている中で見つけた球屋に、そういう口コミが入っていたのを見かけたのです。

 

結局、その店には行きませんでした。そこしか候補がないような場合でしたらその程度のネガティブな口コミで判断を変えることはないですが、他にも候補店がたくさんある状況にあっては、優先順位を下げるのに足りうる口コミだったのです。

 

今思うのは、あの口コミはどういう人がどういう出来事を経て書き込んだものだったんだろうか?ということです。

 

「一見客を指さし、嘲笑するような店」という評価が事実であるかもしれないし、書き込んだ人の勘違いや被害妄想であり事実ではないかもしれません。

 

事実だったとしても、1人2人の常連や店員がそういう態度を取っているだけというのと、店全体としてそういう風潮があるっていうのじゃ違いますし。

 

また、書き込んだ人が嘲笑されたと感じた一見客自身かもしれませんし、その店の常連さんが「うちの店はこういう雰囲気があって嫌なんだよなぁ」と思って書き込んだのかもしれない。

 

色々考えられますね。

 

 

当時の私は「そういう店かー」と8割方その口コミを信じたという記憶があります。というのも、他の店でそういう場面を実際に幾度となく見かけていたために想像が出来てしまったからです。

 

実際に見かけたことがある酷い例としては、一見プレイヤーに対して「自分の店で撞いてろよ」などと陰口を叩いているような人がいました。

 

変化を好まない人ってのはいる。以前に書いた、ハウストーナメントに他店の人が多く参加するようになったら、常連達が全く参加しなくなった、、、なんていうのも一例だと思います。

 

いつでも同じメンツで同じように撞いていたい。昨日と同じ今日を見ていたい。明日も同じであってほしい。毎日同じことの繰り返しが良い。ルーティンが楽。今までと違うことはしたくない。

 

そういう人達は一定数いるわけでありまして、そういう人達にとっては一見客というものは日常を壊しに来た敵に見えるんでしょうね。

 

また、これは別の趣味で多く見かける例であってビリヤード場で見かけたことがあるわけではないのですが、見ず知らずのプレイヤーがいたら、観察し、吟味し、評価したがる人ってのが少なからずいます。そしてまたタチが悪いことに、そういう人の中には低評価しかしない人がいる。YouTubeなんかで見かける低評価しかしない人のリアル版ですね(;・∀・)

 

そういう人が実際にいる。常連である場合もあるし、時には店員がそういう人物であることもある。

 

そういう例を多く見てきていたので、「一見客を指さし、嘲笑するような店」という口コミがすんなり頭に入ってきてしまったわけであります。

 

 

2本目

 

先日、こんなネタを書きました。

 

yiu24564.hatenablog.com

 

 

初めての店に1人で行くことや、初対面の相手と撞くことに対して「怖くないんですか?」と言われることがあるというネタ。

 

この投稿を読んだ方から、「自分の場合は、こういうことを怖いと感じる」という感想をいただいたのですが、その内容が1本目で書いたようなことでした。

 

行った店が一見客を邪険に扱うような排他的な店かもしれない。ヘタクソだと嘲笑されるかもしれない。あれやこれや勝手な評価をされてしまうかもしれない。そういう想像をすると怖いのだと。

 

そう言われて私は改めて「ビリヤードに関しては、若いうちに始められて良かったなぁ」と思いましたね。

 

若いって言っても大学に入ってからですからそんなに若くはなかったですが、ビリヤード業界においては若い方。十代で球を始めて20だか21だかの時にAクラスになりました。

 

若かったからこそ恐れ知らずだったというのがあるし、「若いんだから、周りも大目に見てくれるだろう」という思い込みが多分あった。だから、学生当時はあまり周りの目を気にしていなかったような気がします。

 

「ヘタクソだと嘲笑されるんじゃないか」なんて思うことが無かった。「ヘタクソでも当たり前。若いんだから」みたいな思いがあったんでしょうね。

 

今は周りの目を気にしまくっていますが、とはいえ一応はAクラスであるという一定の自信があるし、私より上手い人の中には他人をヘタクソ呼ばわりするような人はほとんどおらず、他人を嘲笑するような人のほとんどが私よりも下手な人であるという思いもある。

 

他人のことをヘタクソ呼ばわりしがちな人の腕前や年齢って傾向があると思っています。その傾向にある人たちの腕前を越えているという自信がある。

 

なので「ヘタクソだと嘲笑されるかもしれない」「どんな評価をされるか分からない」みたいな恐怖心は特にないです。

 

でも、30を過ぎてから始めた別の趣味では思いっきりあります。

 

ビリヤードを始めた頃は「自分は若い」という思いがあった。今は「いい歳」「中年」「オッサン」であります。

 

始めた年齢が遅かったら歴は短く、歴が短かったら初心者でも仕方がないのでありますが、しかし「いい歳して初心者なのが恥ずかしい」という思いがやはり湧いてしまうんですよね。。。

 

恐らく、ビリヤードでも同じ思いを抱えている方はいらっしゃるんでしょう。

 

「年齢と腕前は関係ない」とか「腕前なんて関係なく、楽しんだもん勝ち」と思い込めれば良いんですけどね。

 

そう思い込めるメンタルの強さか、はたまたヘタクソ呼ばわりする人達を黙らせるだけの根拠(主に腕前)を持つか。どっちかは必要で、どっちも無いのはちとキツイですね(;・∀・)

 

 

3本目

 

この話も何度かしていますが、1本目2本目とは逆パターンの話です。

 

混雑している時の1人撞きを制限する店がチラホラあります。そういうルールを作ることに私は賛成しています。

 

1人撞きの客ばかりで満台なっていて待ちが出ているのに何もしないだとか、時には1人撞きの人同士が相撞きすることになって空いているテーブルがあるのに待ち客に融通しようとしないだとか、そういう店がある。

 

そういう風景を見ていると、店は無策過ぎると感じるし、融通しようとしない常連客もイカンと思うわけです。

 

しっかりとルールを作り、ルールを作ることで客の意識を変えるってのが大事かなと思います。

 

 

で、「混雑時の1人撞きは1時間まで」というルールが店前に張り出されているし、入店時に店員から口頭で伝えられもするとあるお店。

 

そんなお店に来た一見プレイヤー。1人練習がしたかったようなのだけれども満台になり、ルールに従って1時間で終了させられたのですが、それが気にくわなかったもよう。物凄く悪い態度で帰っていきました。

 

そしてその晩、その店に対して「一見客に厳しい店」などという口コミが入っていた。「完全にあの人だな(;・∀・)」と私は思いました。

 

「1人練習がしづらい店」という評価なら分かるが「一見客に厳しい店」って、完全なる被害妄想です。一見客に厳しいのではなく、1人撞きは1時間までというのは一般客も一見プレイヤーも常連プレイヤーも共通のルール。後出しのルールではなく、事前通告もされている。それに対して「一見客に厳しい」て。

 

こういう人もいるから、店に対する悪い口コミが入っていても、店が悪かったのか客の被害妄想なのかは、これもまたケースバイケースであり、その場に立ってみないと分からないよなぁと思うわけであります。どっちの例もありますからね。