近況報告3本立て。
1本目
近年のブスタマンテ大先生は、お歳のせいもあってかあまり派手なブレイクはしなくなりましたが、私が球を始めたころは全盛期(若干過ぎていたかも?)
そんな時期の大先生のブレイクに憧れて、とにかくダイナミックなボディアクションでブレイクを撞いていた私の初級者時代。
ある時に呉育倫のブレイクを見て「かっけー!」と思ってからは、一転してコンパクトなハードブレイクを志すようになりました。
コンパクトなブレイクを志すようになってから、色々と無駄がそぎ落とされ、ブレイクの知識は多少向上したと思います。
が。
ブレイクのスピードの平均値は明らかに落ちました。闇雲に体を大きく動かしてブレイクを撞いていた頃の方が強かった。
なぜかと考えますと、結局は「知識がないから」「ブレイクを分かっていないから」というところに行きつきます。
私の場合
・知識なく、闇雲に大きく体を動かして撞く
・知識なく、コンパクトに撞く
という対比になってしまうので、前者の方が強さの面では上ってことですね。。。
私がコンパクトなブレイクを志すようになった理由の1つが呉育倫のブレイクを見たことでしたが、また別の理由もあります。とあるプレイヤーのこんなセリフが心のシコリになっているのであります。
「『それだけ体を動かして、その程度のブレイクしか出来ないの』って感じるブレイクをする人がいて、格好悪いと感じる」
その人は私のことを指したわけではないのでしょうが、私は自分のことを言われているように感じてしまった。自覚があったからです。
派手に体を動かしてハードに撞きに行って、それで実際ハードブレイクが出来ているならまだ良い。けど、所詮はヘタクソがやること。体の動きだけは派手だが、「当たった時はそこそこ強いが、滅多に当たらない」というブレイクしか出来なかった。
自分でも「格好悪いな」という思いがあったところに、さらに他の人の口から「格好悪い」と聞かされて追い打ちをかけられてしまった。
「どうせ強く撞けないなら、アクションが小さいほうがまだ言い訳が出来る」だなんて思い始めてしまったのであります。
そうしてコンパクトな動きで撞くようになり、単なる「元気のないブレイク」に成り下がった私、、、、
1.とりあえずダイナミックに体を動かして強く撞いてみる
2.無駄をそぎ落としてコンパクトにする
3.意味のある体の使い方をしてダイナミックに
ハードブレイクを習得するにあたっては以上の3段階があると今の私は考えていて、近年の私のブレイクはこれの第1段階目にも入っていない。スタートラインにも立っていないと感じています。
なので、とりあえずスタートは切ろうってことで、ここ5年ほどは「まずは根性と気合」「まずは思い切りよくブレイクをすること」を目標に掲げてきたのですが、なかなか達成できず。
なんせ、だいぶ長い間コンパクトに地味に撞いてきたため、感覚を忘れてしまっているし、気恥ずかしさもあるしで、なかなか舵を切れなかったのであります。
そんな私が、やっと最近大きく体を動かしてのブレイクに戻し始めました。その理由は3本目で。。。
2本目
左肩と左膝の痛みに悩まされている最近の私。
先週久しぶりのバグース平日トーナメント(カーリートーナメント)に出場しまして、カーリーさんと対戦することが出来たのですが、終盤に強めのショットをしなきゃいけない配置にしてしまいました。
簡単ではなかったですが、ポケットは甘めの台だったし力加減はアバウトでいいし、ハードショットはそこそこ自信があるので成功させられると思ったショットだったのですが、撞こうと思った瞬間に左膝が砕け、思いっきり体が動いてしまってミス。
あれを入れてたところでどうせ負けてましたけど、しなくていいミスをしてしまうってのは気持ちがいいもんじゃありません。
カーリーさんと対戦する前、その日の1回戦でも同じようなことがありました。
やはり少し強めに撞かなきゃいけないシチュエーションで、その時は左肩が痛みで崩れてしまって前につんのめる形になってしまいミス。
勝負には勝てましたけど、周りの人からしたら一体なぜミスをしたのかが全く分からないようなミスだったでしょうから格好悪い。
痛い痛いとは思えど、あそこまで直接的にミスに繋がったことが今までにはなかったので、今後がちょっと心配です。
膝の痛みに関しては原因が分かっているし、対策もある程度分かっているので何とかなると思うのですが、肩の痛みは原因が分かっていないので今後どうなることやら、、、
と思っていたのですが、少し原因っぽいことが分かってきました。原因の1つに「フォームを変えたこと」がありそうです。
従来の私のフォームは顎とキューは近く、左肩をグッと入れて顔と左肩が密着するような、かなり窮屈なフォームです。
若かりし頃はそのフォームで全く問題がなかったのですが、歳をとるとともにそのフォームで構えるのがシンドくなってきました。体のメンテナンスを怠ると、そのフォームに構えられないことも増えてきた。「今後40歳、50歳と歳を重ねていったときに、このフォームで撞けるのだろうか?」という不安がありました。
そんなこともあって、頭の位置を少し高くして、ゆとりのあるフォームを試してみていました。
そのフォームの評価が定まる前にコロナ禍に突入して数か月球休み。復活したころには「新しいフォームを試してみている最中である」ということ自体忘れてましたww
先日唐突に思い出しまして、従来通りのフォームに構えてみました。そうしたら左肩の痛みが一気に軽減。どうやら、新しく試してみていたフォームが左肩に負担をかけるようなものだったようです。
結局は、しっかり体のメンテナンスをして、従来通りの窮屈なフォームで構えられるようにするべきだなー。ってのが、今んとこの私の結論です。
ただ実際問題として加齢の影響もあると思う。ビリヤードやってて肩を痛めたって人、結構いますからね。痛み止めを打っているって人も。。。
お医者様のお世話にならなきゃいけないかしら。
3本目
最近、再び初心に立ち返ってダイナミックなアクションでブレイクを撞きに行っております私。
最大の理由が「左膝が痛いから」ですww
おかしな話ですが、小さなアクションで撞こうとした時の方が膝に負担がかかり、ダイナミックに撞こうとした時の方が膝には負担がかからないのです。一般論としてそうというわけではなく、単なる私の問題です。私の知識がないせい(フォームや、撞き方がおかしいせい)でありましょう。
コンパクトに撞いている時は、コンパクトにしようという意識があるがために無理やり力を押しとどめようとして膝に負担が一極集中してるのかなーと思います。
ダイナミックに撞こうとしている時は、無駄な力を外に発散させてしまうので、体にはあまり負担がかからないもよう。手球にも力が伝わっていないんですけどね!!(悲
というわけで、普段顔を合わせることがある身近な皆様。私が無駄に大きな撞き方でブレイクをしてても放っておいてください。「膝が痛いから」というジジ臭い理由ですので。。。