鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

続・芯押し

 

 

1本目

 

先月、芯押しについてのネタを載せました。


私が球を始めてから今まで、私の周りには芯押しというものを使うプレイヤーが誰もおらず、そのため「芯押し」という言葉だけは知っておれど、それがどういうショットを指すのか知りませんでした。


たまにネット上で「芯を撞いて押すのが芯押しだ!!」とオカルトを唱える人がいて「それは違うだろう」と思えど、正しい意味での芯押しが何を指しているのかを知りませんでした。


先月、ふと思い出してツイートしてみましたらプロからお返事をいただきまして、「真ん中に構えるけれど、実際には上を撞く」「捲り上げるようなキュー出しをする撞き方」のことを芯押しというのだと教えていただきました。


そうして「芯押し」の定義は分かれども、芯押しをする意味までは分かりません。。


ってのが、前回の復習です。

 


その記事を載せた後になって、YouTubeでなんとなく「芯押し」と検索してみたら、この動画がヒット。

 

www.youtube.com


この動画がYouTubeにアップされたのが10年前だそうですから、10年前から調べようと思えば簡単に調べられたってことですね。どんだけ私が本気で調べようとしていなかったかが分かるww ggrks状態だ。

 


それでですね。私はこの動画にて、初めて本物の芯押しを見ました。芯押しという言葉だけを聞いていて、実際に芯押しを撞いている姿というのを生ではもちろん、動画でも見たことが無かったので、この動画にて初めて本物の芯押しを見ました。


この動画を見れば「芯を撞いているわけではなく、芯に構えているだけ」というのがすぐに分かりますね。


しかし、こうやって本物を見ることで、改めて疑問に思いました。「こういう風に撞く意味は何だろう」と。


こういう撞き方のことを芯押しと呼ぶということについては納得しましたが、こういう撞き方をする意味についてはまだピンと来ていません。こういう球筋は、こういう撞き方をしないと出せないものなの??


動画の中でも触れられていますが、芯押しの効用というと「ラインが割れない」が挙げられますよね。「割れない押し」というやつです。


でも別に、しっかり上が撞ければ良いのであって、下から上に捲り上げるような撞き方をする意味はないのでは??

 

私、動画の中で例示されているような押し、普通に撞けるしな。。。別に芯押しなんぞしなくてもいいような。

 

と、あれやこれやと考えていたのですが、Twitterでも呟きましたところ各所に波及しまして、色々とコメントを見させていただいた中で「ノーマルシャフトならではの撞き方であり、ハイテクシャフトでは必要がない撞き方である」という意見を聞き、一時は納得しました。

 

しかしその後になって、「ノーマルだとかハイテクだとかも関係なく、芯押しは必要がない撞き方」と実力者からの意見をいただき、「結局、何も分からん!」ってのが今の私ですw

 

 

そもそも「真ん中を狙い、実際には上を撞くのが芯押し」という前提すら、共通解ではないようです。「上から下に撞き下ろすように撞き、芯付近を撞くのが芯押しであると習った」と仰っている人もいて、どういった撞き方のことを芯押しというのかすら定かでない。

 

ますますもってオカルトっぽいですね(;´∀`)

 

私は「芯を撞いて押せるわけがない」っていう点だけ主張出来れば満足です(笑)

 

 

2本目


江辺プロ出演の動画を見て気になったことがありました。


今まで私は「割れない押し」というと「先球に当たった後の手球が跳ねていない」という印象を持っていました。


ところが動画での芯押しは、手球がかなり跳ねてますよね。「割れない押し=手球が跳ねていない押し」では無いの?という疑問が新たに生まれました。


むしろ跳ねさせることで厚みを変えているんじゃないか?とか、跳ねさせることで横に流れてしまうのを防いでいるんじゃないか?とか、いろいろな憶測が!!


何も分からん!!

 

 

私自身が「今のは割れずに良い球筋で押せたぞ」と思う押し球を撞いた時に、実際にどういう挙動になっているかも確認したことは無いしなぁ。 

 

 

3本目


きっけー氏もYouTubeで芯押しについてネタにしておりました。

 

 

www.youtube.com

 

 

これですね。撞き手は私ですw


きっけー氏が私に代わってしっかり言い訳してくれていますが、私は普段こんな撞き方で押しを撞いたりはしませんし、この日も事前に練習したわけではなく、いきなり撞いてこれです。

 

ハイスピード映像だとハッキリ分かっちゃいますが、全然上を撞けてないですからね。。。

 

なにはともあれ、動画では全然押せてないですけど、普段やらないことをぶっつけ本番でやってこの程度には押せてるんだから、むしろ褒めたたえていただきたい!!!w


私は最近押しを改良しまして、私なりの撞き方をすればもっとずっと押せますぞ!

 

 

と、言い訳はこれくらいにするとして。


前回私が芯押しについてネタにした時も、このキッケー氏の動画も、どちらも趣旨は同じで「芯押しは、真ん中を撞いているわけじゃないぞ」というオカルト否定であります。


これ、人によっては「そんなオカルト、聞いたことが無い」って思う方もいらっしゃると思うんです。


しかし実際問題としてオカルトを唱える人は存在する。だからそれを否定しておきたく、「真ん中を撞いているわけじゃないよ」っていう点に重きを置いているのが、私ときっけー氏です(笑)


で、キッケー氏の動画ですが、こうやって見てみると、自分で撞いておきながらなんですが真ん中を撞いているように見えますね。。。。


「真ん中を撞いて押せるわけがない」という一般常識と「狙い点と撞点をズラすような撞き方がある」というビリヤードの知識があるから「真ん中を撞いて押しているわけではない」と理解出来るのであって、上を撞いていることを視認するのは難しいな。。。

 

 

4本目

 

なすみそさんにネタをパクられましたw

 

www.yamazaki-shinji.com

 

 

なすみそさんも仰っている通り、芯押しとして例示されているショットが「普通にちゃんと押してるだけ」なんですよね。「別に、こんな特殊な撞き方をする必要はない」と私は感じる。普通に撞ける押しです。

 

動画の中でアマチュアの人が撞いたラインの方が、大変申し訳ないが「ヘタクソ」としか言いようがないラインで(;´∀`)