鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

看板

1本目

 

大抵の試合はエントリー時に所属店を聞かれますよね。


「店の看板を背負う」


そういう気概が必要だという話が度々出てきます。


良い球を撞いたら店の名を上げられるでしょうが、別に下手な球を撞いたって店に悪影響は無いでしょう。


店に迷惑をかけるのは、やはりマナー面でしょうね。マナーの悪さは店の評判を下げることになるはずです。


繰り返しになりますが、下手な球を撞いても店の評判には影響は出ないはずです。


稀に「あのヘタクソ、どこの人??ww」とかいう性格の悪い人はいるのかもしれませんが、ほとんどの人は下手だったら印象に残らないのでプラスにもマイナスにもならないんじゃないでしょうか。


また、下手だったとしてもマナーが良ければ店の評判を上げる事にも繋がると思います。


しかし、それはあくまでも「所属店」の話です。

 

この間話に出たのは「私は〇〇プロのレッスンを受けている」「××さんが師匠です!」と言っている人達のこと。


そういう人が下手な球を撞いたら、先生や師匠の名を落としますでしょう。


そりゃそうですよね。「教わっててあれなの?」「師匠の教え方が下手なんじゃないの?」って話になってしまいますもの。


先生や師匠の名を出すことには、それ相応の責任が伴う。厳しいかもしれませんが、そう言いたくなる人がたまにいるよねという話に、この間なったのでありました。

 

 

2本目


進学塾の例を出したネタを下書きした覚えがあるんですが、載せたんだったか載せてないんだったか、、、


よく覚えてませんが、改めて書きます。


大学受験のための進学塾も「偏差値40からの大学受験!」なんてのもあれば「早慶コース」なんてのもあるし「国公立大学コース」なんてのもあるし、それこそ東大一本に絞った塾もありますよね。


当然内容は違うし、教師も違う。


私は塾講師の友人知人親戚が結構多いんですけど、やはり別コースを教えるのは無理っていう意見が多いです。国公立大学コースを受け持っている人であっても、下のクラスは教えられないという。教え方が違うから。大が小を兼ねるわけではない。


極端すぎる例ですけど、大学教授が小学校低学年相手に良い先生が出来るかと言えば、無理そうですしねぇ。


(そもそも、大学教授は大学生相手であっても教えるのが下手な人がいるっていう話はおいといて、、、w)


この例をビリヤードに置き換えてみると、やはりビリヤードも「初心者初級者に教えるのが上手い人」と「中級者に教えるのが上手い人」「上級者に教えるのが上手い人」と、専門性があると思うんですよ。


プロのレッスンも「あの人は上級者に教えるのは上手いけど、初級者はあんまり育たない」なんていう話もしばしば耳にします。


また、とあるプロが「技術は教えられるけど、やる気がない人にやる気を出させることは出来ない」みたいなことを仰ってまして私が激しく同意したことがありました。


それに対して予想通りだったんですが「教えることを放棄している」「教えるのが下手であることの言い訳」「プロなのにそんなことを言っていいのか」とかなんとかいう意見が散見されましてね。。。(もちろん、プロに同意する意見の方が圧倒的多数でしたが)


プロに反対する意見を見ながら、「どこまで1人の人間に完璧さを求めるんだ?」と私は苦笑しておりました。


ビリヤードのレッスンも、今はマイナーですから1人の先生が全てをこなさなきゃいけないですけど、本来は分業にすべきですもんねぇ。


それこそ、「やる気のない生徒をやる気にさせる」なんてのはビリヤードの技術や知識や教え方がどうこういう話じゃないですもんね(;´∀`) ビリヤードプロのレッスンじゃなくて、メンタルコーチの授業を受けに行った方が良いんではないだろうか。


球屋の場代と民度の話なんてのをしばしばしてますけど、レッスン料も似たような側面があるだろうなと思っています。


無料のレッスンだと「ただただ褒めてほしい」「駄目な自分にも共感してほしい」みたいな人がいっぱい来ちゃうと思うんです。タダだから。


格安のレッスンとなるとそういう人の絶対数は減るでしょうけど、その分「せっかくお金払ってんだから、私をいい気分にさせて!!」「私は客よ!」と、なおさら濃ゆいのがやってきそうです(特定の人物を頭に浮かべてるなう、、、)


近年、一部トッププロのレッスンは、しっかりとした料金を取るようになってますよね。あれは良いと思うんですよ。プロにとって。生徒のやる気を足切り出来るから。


大してやる気がない人は料金に面食らって、遠巻きに「あれだけ払う価値あるの?」とかボヤいてるだけで終わりますからね。


まぁ、金は持ってるけどやる気は大してないって人が残存する可能性はありますが、大した数じゃないだろうし。


足切りはやっぱり必要なのですよ。

 

 

3本目

 

私が日頃最も頻繁に利用する口コミサイトと言えば食べログです。


頻繁に利用しているだけに、食べログに関しては言いたいことが色々あるんですけど、球ネタに繋がらない上に、食べログネタって世間での注目度も高いので、下手すると炎上案件になるので書くのは控えます、、、w


んで、口コミって所だけで話が繋がるんですけど、私が「こんな口コミがあればな」って妄想したのが「教える上手さ」「発言の説得力」についてでありました。


私は学生の頃にサークル幹事長としてサークルを運営しており、「自分のことよりもサークルのことを」と考えていました。


後に「あんなのは、自分の球が下手であることの言い訳でしかなかったな」「まずは自分のことをしっかりやらなきゃいけなかったな」と反省したのですが、とはいえ、サークルのことを第1に考えていたってのも事実であります。


このブログにしても、最初期は「サークル関係の初級者達の参考になれば」と思ってのものでした。


それが続けていくうちに段々とサークル関係外の読者様が増え、それを意識したらどんどん変な方向へ行きw


あるあるネタとしての毒舌が増えてしまいましたし、承認欲求の塊みたいなネタも出てきてしまいましたし。


「誰かの参考になれば」という方向性のネタも、大して詳しくもないことを無理に書こうとして間違ったことをたくさん書いてしまったりもして。。。


色々反省して今に至るわけですが、それでもやっぱり初期の「初級者の参考になれば」という気持ちは今でもあります。


ただ、その当の初級者が口コミ情報を上手く読み取り、情報の取捨選択を出来るような人なら良いんですけど、それが出来ないから初級者なわけでもありますよね。


私が初級者時代に、変なことを教えてくる上級者のアドバイスを鵜呑みにしてしまって後悔した経験がたくさんあるわけですが、自分のブログもそういう被害をもたらしてしまっているのかもしれないと考えると頭が痛い。


書いている方は「あくまでも意見の1つとして」「最終決定権は読み手にあります」くらいの適当さ。でも、情報の取捨選択が出来る読者ならそれで良くても、出来ないレベルの人もいるわけですからねぇ。


昔は「この意見は絶対じゃー!」みたいな強い文体で書いてしまっていることが多かったので、その点は近年は気を付けています。押し付けにならないように、柔らかく、あくまでも一意見として。


絶対的に我を通したい意見だった場合は言葉も強めですけどね(笑)

 

んでまぁ近年のTwitterを見ておりますと、まさに私のブログと同じく眉唾な情報を強気で垂れ流している人がチラホラいるわけでして。

 

そこで思ったのが口コミです。


初級者が徒党を組んでブログやツイッターをやっている人に直接習いに行って、教え方の上手さや発言の信ぴょう性、実際に上手くなったかどうかなどで評価してさ。点数つけてさ。


一定の点数以上の人しか、ネット上に情報を載せてはいけません!みたいにしたら、眉唾情報に踊らされてしまう初級者も減るんじゃないかなーってww

 


ザ☆情報統制!

 

 

真っ先に消されるのは儂じゃ!

 


情報に100%の信頼性を求めるような類の人だと困るわけです。


こちらとしては、下手な鉄砲も数を打っておけば、どれかが当該初級者の参考になるかもしれないっていうくらいの書き方しか出来ません。


しかし、読み手が絶対を求めている人だと、安易に鵜呑みにしてしまったりとか、逆に逐一批判的な態度を取ってくるですとか、そういうことになって困るわけです。


あくまでも数ある情報の1つとしてってくらいで読んでもらいたい。


口コミサイト各所に批判の声を挙げる人ってのも、情報に絶対を求める類の人なんだろうなぁ、、、あぁいう人達にはブログを読んでほしくない。