B.D.さんのこの記事を見まして
私が最初に思ったのは「『飛ぶ』ってのはどういう意味なんだろう?」ということでした。
恐らくは「シュートミスをする」だろうとは思ったのですが、私や私の周りではシュートミスとのことは「飛ばす」なんですよね。「飛ぶ」とは言わない。
シュートミスをしたら「飛ばした!」「飛ばしちゃった!」とか言うし。厚く外したら「厚く飛ばした!」と言います。私や私の周りの人は。
川端Pの言葉も、私風に言い換えれば「あのブレイクは、『飛ばすことはない』という気持ちで撞けました」です(あえて「飛ばす」で言い換えればそうなるという話であって、私だったら「外すことはない」って言いますけど)
「飛ぶ」という言い方は私の周りでは聞かないものですから、「シュートミスという意味だろうか」「それとも全く別の意味合い?」と考えてしまいました。ツイッターにて尋ねてみましたところ「飛ぶ=シュートミスをする」という認識で良いようです。
B.D.さんのインタビュー記事で気になった後、もう1つキッカケがありました。別の人が同じように「飛ぶ」という言い方をしているのをツイッターで見かけたのです。
その方も川端Pも西の方なので「地域差かなー?」とかなんとか推測したんですけど、どうなんでしょ。東京でも私の身近な人が使わないっていうだけで「飛ぶ」と言う人もいるのかな?
「とぶ」というと、もう2つ意味がありますよね。
1つはそのまんまの意味で「ジャンプショットをする」です。
もう1つは、捻った時の「トビ」でありましょう。トビが大きいキューを使った時などには「うわぁ、結構飛ぶなぁ」とか言います、、、、よね?
というわけで、続きましては捻りの話です。
私の捻りに関わる用語の使い方はと言いますと、まずは捻りの撞点でインパクトをした時に「トビ」が出て、転がって行った先で手球は「カーブ」をする。
そのトビとカーブをあわせて、手球が最終的にどこに行くかを予測することを「見越し」「見越す」と表現します。それぞれを個別に言いたい時は「トビの見越し」「カーブの見越し」などと言いますね。
ただ「このシャフトは見越しが小さい」などという使い方もされますよね。その場合の「見越し」は、私のいう「トビ」の事でありましょう。私は「トビが小さい」と表現します。「見越しが小さい」とは言いません。ただ、トビのことを見越しと表現する人が多いのも分かっているので、そこら辺は脳内変換すれば済む話であります。
ところが、この間「さすがにそれは勘違いしちゃう」ってな「見越し」という用語の使い方をしている人がいたんだよなぁ。「え。そんな意味合いで見越しって言うの??」って驚いたんですけど、どんな使い方だったっけかな。忘れてしまった、、、
用語って、ほんっとに人によってバラバラなニュアンスで使うから厄介ですよねぇ。注意が必要だ。
「ん?どういう意味だ?」と疑問に思う時はまだマシで、下手に意味が通っちゃった時がマズイですよね。話し手と聞き手が全く意思疎通出来てないのに、それぞれは勝手に納得しちゃっているっていう構図の出来上がり。それが一番マズイ。
球談義をする際は、同じ用語を相手は別の意味合いで使っているかもしれないと常に疑っておく必要がありそうです。
全くの余談。
とある上級者が細かいことにうるさくてですね。
たとえばシュートミスして「うわー。外れたー」とか言っていると「『外れた』んじゃない。『外した』んだ」とか言ってくる。
ブレイクも「当たらなかった!」って言うと「『当てられなかった』だ」とか言ってくるっていう、、、
そんな言葉狩りは要らんよ、、、