5本立て
1本目
週に1~2回相撞きする機会があるYさん。毎週毎週ですから「よく相撞きしている」と言っていい間柄だと思います.
ある日のYさんとの相撞きにて、Yさんがラックを組む際にプレイキューをテーブルの上に置いていて、手持無沙汰だった私はそのキューを見ておりました。
「ん?Yさんのキュー、こんなんだったっけ」「いつもと違うキューな気がするな。キューたくさん持ってるみたいだしな」「でもいつものキューってのはなんだっけ?」「ってか、このキューは本当に普段とは違うキュー?普段もこれだったっけ?」とかなんとか思っていた私。
キューマニアからしたら信じられないでしょうが、私は相手のキューをほとんど見ません。98%見ない。
身近な人が何のキューを使っているかすら把握していない。相手方から「私のキューはこんなのです」と主張されてやっと少しは覚えるっていうくらい。自発的には98%見ない。
そんくらい興味が無い私。
「プレイキューに興味は無くても、ブレイクキューにはあるんでしょ?」とか言われたこともありましたが、ブレイクキューも他人が何を使っているかは90%見てません。8%もアップしましたね!!w
「もし有り余るお金を手に入れたら!」という妄想をした時、多くの人はあれもこれもと欲しいキューが浮かんでくると思うんですけど、私は全然です。
先日私は、しょーもないことを言っていました。
「もし有り余るお金を手にしたら、真っ先に買いたい道具はこれだわ」
「これ」と指したのはタップサンダーでした。火おこしスタイルでゴリゴリ削ってRをつけるやつ。
「『ダイアモンドサンダー!!』なんていう、永久に削り心地が変わらないシェイパーを特注で作りたい」とか、夢の無いことを言っていましたww
というのも、何か月か前に「思い立ってから何年も経って、やっとシェイパーのヤスリを交換した」なんていうネタを書きましたけど、早くもヤスリがヘタってきて削り心地が悪くなってきたのです。
うん。えぇと。そんだけの話です。終わり!
2本目
私が愛用している腕時計。ロレックスのような誰もが知っているようなネームバリューは無いし、見た目的にも地味なので時計に詳しい人じゃなければ価値が分からないと思いますが、見る人が見れば分かるっていうタイプの時計です。
カスタムキューだと、どういうキューが「一般人には価値が分からないが、見る人が見れば分かるキュー」に該当しますでしょうかね?
凄く凝ったデザインのキューとなると、見るからに高そうですから、素人でも具体的な値段は分からないまでも「高いですよね!」ってのは分かる気がする。
そんなに高そうに見えないのだけれど、実は高いキューとなると、四剣のキューとかでしょうかね?
そういや昔「奥さんに高いキューだとバレるとマズイから」という理由で、リングが物凄く凝っているし、ジョイント部に物凄く細かい装飾が施されているのだけれどパッと見はシンプルっていうジョスウェストを使っている人がいたっけ。
奥さんにはゴテゴテしたデザインのキューの写真を見せて「ほら。高いキューってのはこういうのだからさ。これは安いんだよ」と言い張ってたそうだw
嗚呼。なんでキューに疎いのにこんな話を始めてしまったんだ。終わり終わり!
3本目
大井Pだったか栗林Pだったか?確か大井Pだったと思いますけども、何年か前に「技術を伸ばせるのもあと数年だと思う」というようなことをインタビューで仰っていて「なんやてー!」って私は思ったのです。
なんせ私は1歳しか違わないので、私もあと数年くらいしか伸びることが出来ないのか!!って思ったわけです。
でも、それってトッププロだからの話であって、私程度のレベルだったらノビシロはいくらでもあるなーーーと思い直しましたww
10代の終わりに球を始めてそろそろ16年になるんですけど、「昔と変わったなー」って思う部分はそれはもう当たり前ですがたくさんあります。
良い方向に変わった部分も多いですし、悪くなった部分もある。加齢の影響なんてのは悪くなった部分の典型例です。
歳を取って悪くなったこととして、体力がなくなっただの、体中が痛いだのがありますけど、それらは今のところは「昔は何もしなくても大丈夫だったけど、今はしっかりメンテナンスをしなきゃいけなくなった」という程度であり、まだ何とかヤリクリは出来ています。
やりくりが難しいのが手汗ですね。ここ数年、突如として冬場に猛烈に手汗が出るようになってしまった。たぶん加齢によって環境への適応力が下がったせいなんでしょう。歳は取りたくないですねぇ。
目は、今のところはまだ大丈夫ですけど、そのうち来ちゃうんでしょうね。一気に来るって聞きますからね。
ここ1か月カスミ目が酷いのは、パソコンを前にしている時間が長いせいだと思いたい。加齢のせいじゃありませんように、、、
ここ1か月ほど気になっていることはといえば、腕の震えです。右腕じゃなくて左腕です。ブリッジ側。
一人練習をしている時に左腕の震えに気づきました。緊張や体の疲れのせいで震えたことはありますが、体調に問題はなく一人で撞いている時の震えとなると「まさか、歳のせい!?」と不安になりました。
原因を探ってみたのですが、たぶん左肩の柔軟性の問題だと思います。
私は左の肩をグッと入れるようなフォームなのですが、肩の柔軟性が低いと負担がかかるらしくプルプルと震えてしまうっぽい。
原因がハッキリしてひとまず安心はしましたが、肩の柔軟性が下がったのも加齢のせいといえば加齢のせいだしなぁ。もっとしっかり柔軟体操をしなきゃならんらしい。
そして、本日一番言いたいことが頭の回転の鈍りです。
日常生活で今んところは致命的なミスはしていませんが、「昔はしなかったのに」っていう細かいミスが本当に増えて嫌になっています。遠くない将来、でかいミスをしてしまいそう。
ところが球撞きでは。以前にも少し書いた気がしますが、その頭のボケっぷりが良い方に作用しています。
1.周りに気を配りつつ、テーブル上に集中出来る
2.周りに気を配れるが、テーブル上に集中出来ない
3.周りに気は配れないが、テーブル上には集中出来る
4.周りに気を配れないし、テーブル上にも集中出来ない
1が最高であり、4が最低なのは言うまでもありませんねww
で、従来の私は2でした。1の人から「もっとテーブル上に集中出来るようにしよう」と言われたら納得するのですが、3の人から「集中力無さ過ぎw」と言われることがあまりに多く「お前は視野が狭いだけだ!」「単細胞め!!」と反論する日々だったわけですw
ところが、最近の私は3になってきたんですよ。頭がボケてきて、視野を広く保つことが難しくなってきた。そのため、視野が狭くなってきて、テーブル上のことしか見えなくなってきた。
おかげで、周りに少し迷惑をかけるようになってきてしまった。けど、球撞きには集中できるようになってきたっていうww
身をもって、3のパターンは誇れるようなものではなく「視野が狭いだけ」「頭の回転が悪いだけ」「単細胞なだけ」であることを証明している今日この頃です。
気配りが行き届かないことが増えてきているので、許してちょんまげ、、、
4本目
「タップに唾をつけるって、どうなの?」っていう話は過去に何度かしてるんですけど、あんまり反応をいただいたことがなかったので、この間同じ主張をしている人を見かけて「同志発見!」と思っておりました。
「どうなの?」っていうのは、「タップメンテナンスの方法としてどうなのか」っていう話ではなく、衛生面としてどうなのか、デリカシーとしてどうなのかっていう話です。
この間見かけた方は「他人のキューに対してやる人はいないらしい」と仰ってましたが、います。私が「どうなの?」って思い始めたスタートがそこですから。
他人のキューにも「ちょっと貸してごらん」と言って唾をつける。ハウスキューにも唾をつける。
そういう人がいたから「うわぁ。。。」って思って「どうなの?」って思い始めたわけです。
私はですね。自分のキューにつけられたらもちろん嫌です。自分のキューに他人の唾をつけられたら嫌だし、自分の唾だってつけたくない。
自分でも不思議ですけど、口の中にある分には平気なのに、口から出たら「唾は汚いもの」という認識になります。
そんなもんだから、唾でタップをメンテナンスなんてしたくない。たとえメンテナンス効果があるとしてもしたくない。
そしてまた、今までは「自分ではやらないけど、他人がその人自身のタップを唾でメンテナンスしている分にはOK」って思ってたんですけど、「他人が唾をつけたタップがラシャに触ったりするわけだから嫌だ」という主張を見て、私まで気になってきてしまいましたよ。全面的に嫌になってきた!!w
でもその一方で、鼻の脂に関しては唾ほどの嫌悪感は無い。私もたまに皮脂をつけてメンテナンスしてしまうことはある。皮脂だって「汚い!」っていう人はいるわけですよね。
ちょっと前にネタにしたキューケースをテーブルの上に上げる件と同じく、何をもって「汚い」と感じるかどうかって、人によって大きく分かれますなぁ。
疑わしきは罰する方が良いんでしょうな。
5本目
自分なりに良い球が撞けたっていう時に、自分よりはるかに上手い人を引き合いに出されて比較されたらガックリ来ませんか?
その人なり、各クラスなりの上手さの基準ってもんがありますよね。
B級プレイヤーが「(B級の自分としては)今日は上手く撞けた!」って思ってたら「だったらAに上がれよ」「連マスしまくったの?」とか言われたら「そういう話じゃない」って思いますよね。絶対的な上手さの話をしているんじゃない。B級なりの、自分なりの,、普段の自分と比較しての話をしているんだ、と。
絶対的な視点で見るのはやめてくれっていうお話です。
一方で、絶対的な観点で見た方が良いぞって思うこともあります。
日頃、A級以上のプレイヤーと対戦する機会が少なからずあるのに、BC級の試合に出た時に相手のことを「上手い!」と思ってチビってしまうっていうB級プレイヤーにちょぃちょぃ会います。
クラス詐称プレイヤーを除けば、BC戦には当たり前ですがA級以上の実力を持った人は出ていません。クラス詐称プレイヤーだって、B級としては上手すぎるっていうだけで、せいぜい並のA級くらいまでのもんですしね。
普段はA級以上のプレイヤーと相撞きしているB級さんが、BC戦に出て「(B級のわりには)相手が上手い!」とチビってしまう。無駄に思えて仕方がありません。普段相手をしている人たちの方が上手いのに。
試合の時には「日頃相手にしている人たちよりは下手だ」くらいに思っていた方が良いと思うのです。
でも他人事だとそう言っていられますけど、私も試合でBC級を相手にした時に、そのクラスの割りには上手いっていう相手だとチビってしまうことがあります。
ノーハンデでクラスを名乗る必要が無い試合を除いては、事前に相手のクラスが分かりますよね。そういう時ってどうしてもフィルターがかかっちゃうんですよね。
B級と対戦して、相手が「B級にしては上手い」っていう球を撞いたら、私はたぶん緊張しちゃいます。ハンデがあるせいもありますし、「Bクラスというんだから、大体これくらいの腕前だろう」と勝手に想像して、それを裏切られたっていう思いもあると思います。
無駄な先入観は持たない方が良いとは分かってるんですけどねぇ。