2つほどアンケートやっております。1つ目の方はもうあと少しで締め切りです。ご協力よろしくお願いしまーす。
普段、ビリヤード関連の動画をどれくらいの頻度で見る?
— 鈴木さんちの鈴木 球版 (@billiblo) 2018年11月10日
2ファールコールは基本的には相手がするものですが、自分が2ファールをしてしまった時、自ら「2ファールです」と申告する?
— 鈴木さんちの鈴木 球版 (@billiblo) 2018年11月11日
以下3本立て
1本目
ツイッターからの1ネタ。お題は「バラ球」であります。
バラ球。
私は長いこと、と言うかつい最近までバラ球の意味を勘違いしていたようです。
上でリンクした用語集にも書いてある通りの意味よりも、もうちょっと広義で考えておりました。
1人で転がす9ボールなんかも、バラ球の一種だと考えていたのです。
センターショットはバラ球ではありません。同じ配置を何度も再現して撞き続けるのは「固定配置」の練習として、バラ球だとは考えません。
ボウラードも10フレームで点数を出すという目的がありますからバラ球ではないし、1人で9ボールを転がすにしてもゴーストと戦うなどしてしっかりとした練習意図があればバラ球ではない。
しかし、特にゴールを定めているわけでもなく1人で9ボールを転がし続けるようなのは、バラ球練習の1種だと思っておりました。
しかしどうも、ラックを組んでブレイクをするという流れがあると、それはバラ球とは言わないらしい。手でバラ巻かなくてはバラ球ではないようだ。
私は固定配置の練習なんてほとんどせず、1人で延々と9ボールや10ボール、時々14-1を転がすだけの練習をすることが多いので「自分はバラ球練習ばっかりやっている」という思いがあったのですが、どうやらバラ球練習ではないようなのです。
となると、私は正しい意味でのバラ球練習は全然しないぞ?
一昔前までは、トレイからボールを取り出して最初はバラ球を撞き、取り切ったらブレイクをするという流れだったので、最初の9球なり10球なりだけはバラ球を撞いておりました。
が、最近は最初っからブレイクをすることが増えたので、ほぼ全くバラ球は撞きません。
というわけで、「自分はバラ球練習ばっかりやっている」から「自分は全くバラ球練習はしない」になりました(笑)
こうなると今度は「バラ球練習をするメリットってなんだ?」と考えるようになりました。
撞き始めの短時間、ウォームアップのためにやるというなら分かるんです。
ただ、しばしばずーーっとバラ球の練習をしている人を見かける。
「バラ球練習なんて意味がない」「バラ球練習をしたって上手くならない」なんていう意見を耳にすることもありますが、少なくとも私の身近にはかなり上のレベルの人でもバラ球練習を延々としている人がします。
なんでバラ巻きでやるんだろうな?ブレイク練習も一緒にした方が実戦的じゃないかな?という思いが私にはあるわけです。
2本目
「こんな練習じゃ上手くなれない」「こういう練習をすべき」などと言った意見は溢れております。全くの見当はずれな意見である場合もあるし、的を射た意見である場合もあると思います。
しかし、的を射た意見であったとしても100%ってことはない。例外はあるのであります。
たとえば、この間ブログで「ボウラードの点数を出すことに特化した撞き方だと、9ボールに対応出来なくなる」と書きました。これは事実だと思います。
ボウラードだけを練習していると、一般的にはやはりボウラードの点数を意識し、ボウラードの点数を出すことに特化した撞き方になると思います。
なので「ボウラードばっかりやってちゃあかんよー」って話になるわけですけどもね。
しかし、あくまでも「一般的には」「概して」「そういう人が多い」という話。
中には、ボウラードばっかりやっててもバッチンバッチン撞いたり、やたらキューを切れさせまくってみたり捻りまくってみたりするような人もいると思います。そういう人であれば9ボールにも対応できるんじゃないでしょうか。
また「9ボールだけじゃ上手くなれない」なんていう意見もありますよね。主にエニーボール好きの人が口にするセリフです。
それもまた間違った意見ではないと思います。
14-1をやると、9ボールでは使わないような撞き方や組み立てが必要になってきます。14-1というゲームをやることで、強制的にそういう撞き方をさせられる場面に追い込まれる。
私なんかはそうやって追い込まれて初めて「こんなショットもあるのか」「こういう練習もしなきゃダメだな」と思わされるので、たまに14-1練習をするわけです。そしてそうやって学んだ技術が9ボールに活きてくることもあります。
それは私が不真面目過ぎて、9ボールをやっているだけだと9ボールの中で高頻度で出てくるようなショットしか練習しないせいです。アバウトなことばっかりやるせい。
一方で真面目なプレイヤーであれば、9ボールだけを転がしていたとしても、細かい組み立て、細かい出し、細かいショットコントロールをしようとするでしょうから、14-1をやらずとも良いような気がします。
結局のところ、本人次第だと思うんですよ。
「こんな練習をしなきゃダメだ」ってのは、不真面目な人はその練習をしないと追い込まれませんよっていう話。
「しなきゃダメ」というより「することで自分を追い込むことが出来ますよ」の方が正しいんじゃないでしょうかね。
3本目
昔っから、フォームにしてもストロークにしても「体格が近い人を真似るべき」だと思っております。
体格が違う人のフォームを真似しようとすると、色々勘違いをしがちだと思うからです。
近年、改めてそれを痛感したのが平撞きブレイクを練習していてです。
平撞きブレイクと言えば、やっぱりボーニングが筆頭に浮かんできますよね。
私も参考にしましたよ。ボーニング。ボーニングのブレイク動画を見て、そのイメージを頭に焼き付けてブレイク練習。。。。
体が起き上がり過ぎる!!w
なんでかって、私とボーニングでは身長が違うからです。ボーニングの方がだいぶ背が高い。
ブレイクをする時って、体を起き上がらせて懐を広げて撞くのが一般的なわけですが、ボーニングの頭の位置とテーブルとの位置関係を頭にイメージしながら背の低い私がブレイクをしてしまうと、体が起き上がり過ぎちゃう。
この件に関してはミスに気付いて修正したんですけど、もう1回同じことを繰り返してしまったんです。なんでかって、人に言われたせい。
ブレイクでインパクトをする時って、肘の角度は110度〜120度くらいが良いって言われます。
頭の位置が低いままだとその角度では上手く撞けないので、体を起き上がらせる必要があるわけです。
ある時私のブレイクを見て「もっと起き上がらなきゃダメだよ」「それじゃ110度で撞けない!」みたいに言われて「え?そうかな?」と思って私は、それまで以上に起き上がって撞くようにしてみたんですが、ブレイクが全く当たらなくなりました。
思えば「もっと起き上がらなきゃダメ」って言ってきた人たち、みんな私よりだいぶ背が高いんですよ。たぶん、起き上がった時の私の頭の位置が低すぎるから「もっと起き上がらなきゃ」って思ったんでしょうね。
けどね?私は背が低いのよ?
万人に共通すべきは肘の角度であって、頭の高さじゃありませんでしょ?頭の高さは背の高さで変わってきますもの。
自分でミスをし、さらに人から間違ったアドバイスを受けてもう1度同じミスをし、やっと最近少しまともになってきました。
皆様、ほんとにね。真似をするなら体格の近い人を真似した方が良いし、もし体格の違う人を真似する場合は着眼点を間違わないように気を付けてください。間違えると大変なことになりますよ。。。