鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

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何故だかZ氏とK氏と天一を食べに行くことになり。


その前にちょっとだけと山水へ行き、一体いつぶりだか覚えていない球撞きをしましたよ。


ニューキューケースとニューグローブのデビュー戦。


キューケースはいい!


1Bのキューケースの中にも2S入る物もありますが、今回買ったのは正真正銘の1B1S。それもかなりギリギリサイズ。ようするにかなりコンパクト。そして軽い。ポケットが2つあって収納力もある。良いです。


グローブは、滑りが悪いわけでもないのに無理やり使って滑り過ぎるという事態に陥ったので、評価はお預けw


たまたま出くわしたGB先生に相手をして貰ったのですが、集中力がなくて9番を抜きまくっていたのはともかくとして、普通に球は入るもんであります。普通にマスワリも出たし。


ただ、久しぶりに撞く時にいつも違和感を覚えるのがこんな球




こういうレールに近い先球をカットして行こうとした時に、厚く構えてしまうのですよ。


厚く構えてしまっている事には気付くので構えなおしゃ良いんですけど、普段ならスッと構えられる球なのに一発で構えられない。アドレスがなんか狂ってんのかな?


私がまだB級だったころかA級になったばかりの頃だったか忘れましたが、大きな病気をして長期入院をしていたA級さんが4〜5年ぶりに球を撞いたけども普通に撞けて「こんだけ長く(キャリア20年以上とか)撞いてると、今さらしばらく撞かなくてもなんも変わらないんだよ」と仰っておりました。


当時の自分は不安定極まりなかったので「自分なんぞ、数日撞かなきゃ駄目になるってのに、、、、」と思ったもんでした。


今の私はといえば、そんな何年も空くってことはなく、間が空くと言ってもせいぜい1〜2週間ですけど、その程度ならどうしようもなく下手になるって事はないですなぁ。


色々新しい事を試しまくっている時期に間を空けてしまうと壊れるだろうけど、ここしばらくずっと無難極まりない球を撞いているから、大幅に落ち込むこともないんだろうな。


んで、ジャズドラムを始めただとか言いましたけども。


ジャズというジャンルは経験がありませんでしたが、ドラム自体は結構なキャリアがあるわけで、全くの未体験ゾーンというわけではございません。


ところが、ちと具体的な事は言えませぬが、経験値0からのスタートを切ってしまったものがまた別にありましてね。。。。


1コマ1時間のレッスンを計5回受けただけなので、ようするにキャリア5時間なわけですけど、これはもうね。数日でも間が空くとかなり勘が鈍ってしまうのですよ。


なんせ0からスタートなわけで、何をやっても初体験・初挑戦づくし。そういったことは、高頻度で繰り返し練習していないと忘れてしまうんでしょうね。体が覚えていないから。ビリヤードも一緒なはず。体が覚えていない事は、間が空くとすぐ忘れちゃう。


新しく始めたレッスン、2コマ目までは自分のセンスの無さに絶望して「もうやめたい」とか思っておりました。


それが3〜4コマ目で少し自信を持てるようになって楽しくなってきて、5時間目では未来が見えてきた。


具体的な時間は別として、ビリヤードも流れは同じ感じなんではないですかね。


正直、私が初めてビリヤードをやった時の事はほとんど覚えていなくて、なんか始めっからビリヤードにハマっていた気がするんですけどもね。


ビリヤードってよく「楽しくなってくるまでが長い」って言われるじゃないですか。


多くの場合はダーツと比べられて「ダーツはボードに刺されば何かしら点が入るけれど、ビリヤードは一球を入れられるようになるまでが長い」とか。


それは経験者目線での話なので、初心者がどう感じているのかは分かりませんけど、長いか短いかは別として、楽しいと感じられるまでにある程度時間がかかってしまうのは間違いないと思う。


始めっから「ビリヤードがやりたい!」と意気込んでくる人がどれくらいいるのかは分かりませんが、いたとしたら、そういう人は放っておいても多少の困難は乗り越えるでしょう。


けど、なんとなく始めたとか、誘われてやってみたとかいう人をビリヤードにハマらせるのは難しい。最初の「面白くない」「自分にはセンスがない」「やめたい」っていう時期をどう乗り越えさせるか。


私の場合、何度か書いておりますが、初めてまともにビリヤードをやったのが、先輩たちとのオールナイト球撞き。朝まで6〜7時間ブっ続け。


記憶に無いのでその時私がどう思っていたのかは分からないのですが、仮に「やめたい」と思っていたとしても帰るに帰れない状況であります。とりあえず始発の時間までは撞いてなきゃいけない。


経験者に囲まれて6〜7時間も撞いていりゃ、楽しさを感じられるレベルにまではなっていたんじゃないですかねぇ。


楽しいと感じられるレベルになるまで、初心者に半ば無理やり球撞きをさせるような環境を作る。言葉にしちゃうとなんだかよろしくない感じですけど、肝心なことじゃないですかね。


レッスンをやるにしても、1回いくらとかじゃなくて、10回を一括にしておけば、1〜2回でやめたくなっても「もう10回分払っちゃってるしなぁ」ってなるし。


JPAもシーズン途中で抜けるわけにはいかないし、シーズン終わっても中々抜けるとは言いづらいしww


そういう強引さも大事なんでないかな。