１本目
以前、どこかのハウストーナメントに皆で参加しようという話をしていた時、Iさんが「あそこは○○がいるから行きたくない」「そこは××がいるから駄目」「そこだと△△がいるから。。。」と、そこら中の店に駄目出しして「それじゃ、どこにも行けない！」とツッコミを入れられておりました。
Iさんほどの数じゃないですが、私にも会いたくない人ってのはおりまして、その人がホームにしている店には中々足を運ぶ気になれない。そのお店の常連さんや店員さんに「遊びに来て下さいよ」って言われても、行きたくない理由が言いづらいだけに、なんとも返答に困るのである。
顔も見たくないという最高レベルに嫌いな人が１人だけいます。名前を聞くだけでイラッとします。まぁ、そんなレベルの人は１人だけです。
出来る限り顔を合わせたくないって人は片手で数えられるくらいいます。
同じ球屋にいる分には良いけど、話しかけられるのは面倒って人はボチボチいます。まぁでも手の指の数で足りるくらいです。
初級者だった頃は、もっと「この人嫌い！！」って人が多かったです
当時の嫌いになる理由の大半は、自分のビリヤードへの接し方や考え方、腕前などを馬鹿にされたという分かりやすい理由。
そういう人達を「見返してやる！！」と思っていたことが、BC級時代の上達意欲に結びついていたわけだから、ある意味感謝しなきゃいけないのかもしれませんが(笑)
今となっては見返す事に成功した事例も多いし、相手の言い分に納得出来るようになった事も多いし、馬鹿にされても「言っとけ言っとけ」と余裕のスルーを出来るようになった事も多いしで、だいぶ心の余裕が出来ております。まぁ、まだまだ被害妄想癖は消えませんがねｗ
初級者の頃の人を嫌いになる主たる理由は｢自分を認めてくれない｣でしたが、今は「その人の接し方、考え方に賛同出来ない」になりました。
自分と考えが違うってだけで嫌いになるわけではありません。そんな事言ってたら、他人は全員嫌いってことになっちゃいますもの。
自分とは違う考えでも納得出来る事もあるし、納得出来なくても「人それぞれ」と割り切れる事もある。けど、納得も割り切る事も出来ない、どう考えてもおかしい接し方、考え方をする人が稀におりまして、それでかつ自己主張が激しく排他的な人となりますと、さすがに嫌いになります。少ないですけどね。
嫌いな人とは当然相撞きもしたくないわけですが、別に人としては嫌いじゃなくても（むしろ好きであっても）相撞きはしたくない人ってのがいます。
何かを乗せて撞いている時は、相手のレベルは関係してきます。勝ち目の薄い相手と賭け球なんて、そんなしょっちゅうやっていたくないですもの。
けどスポーツだとしたら、むしろそういう人達と相撞きしたいです。タダでチャレマが出来るようなものですからね。
スポーツであっても相撞きしたくない人ってのは、あまりにも不真面目な球を撞く人ですとか、相手をしていて物凄くイメージを壊される人とか、そういう人です。
スポーツならレベル関係無く相手をして貰いたいと言いましたが、調子が悪い時ですとか、凄く練習したい気分の時にはたとえスポーツであっても敬遠したい時がありますね。
全然撞かせて貰えない状況に耐えられるメンタル状況かどうかって、その時々次第ですからｗ
そういえばですねぇ。
Cクラスの某氏が「〜〜さんに誘われたから相撞きしなきゃいけないんだよ。面倒くさいなぁ。他の事やりたいのに」って言ってるのを聞いて。。。
自分も誰かにそんなこと思われているんじゃないかという、恐怖を感じましたとさ。ちゃんちゃん
２本目
ずっと前の話で恐縮ですが、小野さんが私のホームへ来て下さった時の事。小野さんの来店を待っておりますと、江辺プロから相撞きのお誘いが。
小野さんとの約束があったので残念ながらお断りさせていただきましたが、大人気の私です。。。えぇ。大人気なんですよ。
他店へ行くと良く知り合いのプロに相撞きに誘われるんですが、某プロ曰く「舐めたら負けるけど、普通に自分の球が撞けたら勝てる相手」なので、練習相手として私がちょうど良いレベルなんだそうな。。。。
文章で見ると50%くらい褒め成分が入っているような気がしますが、口調からして、完全に舐められてましたからねっ！！
どうせなら「あの人の相手はキツイ」くらいに思われて、軽々しく相撞きに誘われないくらいのレベルになりたいけど、とはいえ、気軽にスポーツセットマッチに誘ってもらえるってんだから、良い身分でありますわぃ。
ただ、SA様やプロの方々相手だとそんな感じですけど、初級者の方からは実際問題気軽に声をかけてもらえません。
（そういえば、近頃結構頻繁にプロの方々に相手して貰っていたんですが、全くブログネタにしていなかったので現場にいたNさんから「ブログネタにしないんですか？」って聞かれたんですがね。
なんというんでしょうか。「プロとの相撞き」っていう一見ネタになりそうな出来事でもネタが浮かばない事は非常に多いのであります。ネタが出来るかどうかって、相手のレベルは関係ないんだよなぁ）
前々から申しておりますが、上手くなる事で上のレベルでの対戦相手の幅は広がりますが、変わりに下のレベルの人から敬遠されてしまうようになるのが悲しい。色んな人と対戦したいと思って上手くなったのにねぇ。
某氏が他のA級の人とは対戦しているのに私とは対戦してくれないもんだから、何となく聞いてみたら「鈴木さんとはもうちょっと上手くなってから！」と、なんかラスボス的な扱いになっているらしい。評価してもらえて嬉しい半分、やっぱり相手をして貰えないと悲しいもんです。
まぁ１本目のネタで書きました通り、私も上のレベルの人とは撞きたくないっていう気分の時はありますので、気持ちは分かるんですけどね。
「負けるのが嫌」っていう人にはデッカいハンデを振れば良いだけの話なんですが、内容に納得したいタイプの人はハンデだけでどうにかなるもんじゃないので、レベルが離れてしまうと相手しづらいですね。
