鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

complex


只今の脳内ミュージック。


ぬあぁぁ〜〜〜!もうっ!!


っていう気分の中で書き上げました本日の日記。


内容は別に暴走していませんので、ご安心ください。







Uさんがfacebookにて「レストが長い」と指摘されたのだと書いていた。


「ぉ。レストが長いと言えば俺やないかー!」と思ってコメントを入れようとしつつ、Uさんの投稿の続きを読んだら、ネットでレストについて調べていたら“相変わらず”当ブログに辿りついたらしい。


何を調べても検索に引っかかるともっぱらの噂の当ブログでございます。ご愛顧ありがとうございます。


Uさんが辿りついた当ブログの過去記事では、レストの長さに関してあーだこーだ書かれていたようです。


しかしまぁ、遠い昔に既にある程度形になっている点に関しては、歴を経ると共にどんどん「何故そうなったのか(そうしたのか)」の記憶が朧になるもんでしてねぇ。


何故レストが長いのかも、覚えていないんだよなぁ。


比較的最近にも、レストが長い理由に関してもっともらしい事を書いた覚えがありますけど、後付けの理由が多い気がする。元々のキッカケは覚えておらんがね。


ま、今となっては「慣れている」のが一番の理由ですし、レストが長くて困ったこともないので、変える気はございません。


私が直接言われた事は無いですけど(遠い昔にはあるかもしれないが、記憶にある限りは無い)「レストが長いのは駄目」と主張する人もいるわけですよ。



そんなこと言われたって、自分は長年長いレストで撞いてきて不便はしてないし、それなりの結果は出せていると思っているし。それにほらほら。「レストが長いと駄目」なんていう発言を覆すのに良い例がいるじゃないですか。土方プロですよ。


私は「土方プロに似ている」と言われた事が、1度や2度どころではなく何度もあるのだけれど、理由の1つがレストの長さにあるんじゃないかなと思っております。


何の時だったかな?つい最近、ちょっと久しぶりに土方プロの球撞きを見たらスタンスが少し以前とは変わっていて、それがますます私に似ていて「今度こそ本当にパクられたっ!?」っとか一人で騒いでいました。



(似ていると言われるのは本当ですが、土方Pが私の真似をしたとかいうのは全部ネタですからね。。。土方Pファンの方々、怒らないで。。。。)



いくら上手いとは言っても、似ていると言われたくないプロもいます。。。よね?


その点、土方Pに似ていると言われるのは全く嫌では無いというか嬉しいですけど、ただ本当に真似をしたわけではないので、そこにツッコまれても困る。


ブレイクは散々参考にしたけれど、見た目も結果も一切何も似ていないのが非常に残念な所だ。ブレイクだったら


「土方プロに似てる!真似したんですか?」


「そうなんですよー」


っていう会話を喜んでするのに!!


うむ。書いていて虚しくなった。



前々回、編Kさんと呑みに行った時、編Kさんにも土方プロに似ていると言われたのですが、編Kさん曰く、左肩の入れ方が似ているらしい。左肩と顔が近いあの感じ。


うん。そう言われれば似てますね。またまたぁ〜〜。土方プロったら私のこと真似しちゃって〜〜〜



うん。そう言えば肩の入れ方に関しては真似した記憶があるぞっっ!!??


すみません。やっぱり私がパクりでした。


スヌーカーフォームからの影響もあると思いますけどね。




さてさて。私の撞き方に関して、船長さんがこんな事を書いてくださいました


http://blog.livedoor.jp/skim9/archives/51557217.html



なんだか凄く上手そうに書いて下さってありがとうございます(笑)


ストロークの細かい点は今でも思考錯誤中で、改造を施す事も多いですが、上記のレストの長さにしろストローク幅にしろストロークのリズムにしろ、そういった基本的な部分は頻繁には変わりません。どれもこれも、だいぶ長いこと今と同じ感じで撞いていると思います。


でありますからして、何故そういう形になったのかをハッキリと覚えてはいませんが、好き嫌いで選んだんだと思います。


「シャカシャカ系」だとか「カチカチ系」だなんて呼ばれるストロークがありますが、あれらが好きでは無く、対極にある大きくゆったりとして柔らかいストロークに憧れた。


良し悪しではなく、好き嫌いでの選択だったのでしょう。


一方で、船長さんのおっしゃる先球に負担をかけないような撞き方ってのは、好き嫌いで選んだんじゃないんです。必要に迫られました。



ストロークに関しては、剛と柔で言えば柔の方が好みであり、実際ほぼほぼその通りのストローク作りをしてきておりますが、撞き出す手球及び、手球によって動かされる先球に関しては剛の方が好きなんです。



本格的に球を始める前や始めて間もない頃。ズバーーーンと撞き出される球が格好良く思えませんでしたか?w


C級とプロの差も分からないような頃。「すげーー」と思うのは、とにかくハードショットでした。


そのまんまの初心者思考で突き進みましたからね。


ズバッとしたショットこそ「男前や!!」という思いで球を撞いてきたのですが、A級になって真面目に結果を意識し始めた頃からでしょうかねぇ。


球を入れよう。球を入れなくては。


その思いが、どんどんショットスピードを落として行きました。


強く撞くと、まずストローク自体が不安定になる。加えて、全く同じ厚みで撞き出せたとしても、強いと弾かれ弱いと受けてもらえるという事が往々にしてある。


元々はただのチキンだったんです。「強く撞くと入らなそうだから、弱く撞こう。。。」っていう。チビリ撞きです。それが、いつの間にかそういうプレイスタイルになっていました。


チキンスタイルで結果が出せるようになってきたら「上手い」だとか「綺麗」だとか言われるようになる皮肉。


今は別の意味でチキンです。


今はストロークがだいぶ安定してきていますので、ハードショットで入れられる局面も多いと思います。


けど、柔の球撞きが身についてしまっているので、突如剛のスタイルにするとどうなるのか、結果が見えない。結果の予想がつかないことへのチビり。ある程度結果が出せるようになってきたプレイスタイルを変えることへの不安。


そして結局、普段通りの柔で撞くのでありますよ。


柔なプレイスタイルの某プロも「ストロークのパワーが無いから」柔なのだと言っておられました。冗談なのか本気なのかは分かりませんでしたが、案外そういうネガティブな理由から柔になる人も多いのかもしれん。


正直、昔は柔なプレイスタイルの人を嫌っていました。「なんか、ズルい!」とか「誤魔化しているように見える!」とか。


やろうと思えばハードショット出来るのに柔な人に対しては「出来るんなら強く撞けば良いのに!」とか思っていました。


けどね。自分自身が柔になるとね。やはり考えも変わるってもんですよ(^^;


今は他人の球を見る時は、ニュートラルな気持ちで見ていられる事が多いです。


ただ相変わらず、剛スタイルへの憧れはある。


早撞き。好きです。


ズバッとした撞き方。好きです。


手球を大きく動かすスタイル。好きです。


出来る事ならやりたいな〜〜という気持ちは今でもある。


このどれも、諸刃の剣であるとはこの間も書きましたよね。結果が出ている時は格好良いかもしれないけど、結果が出ていないと「もっとちゃんと撞け」って言われてしまうような。


(柔の場合は、結果が出ていれば「上手い」などと言ってもらえる一方、結果が出ていない時は「チビってる」って言われますけど。。。)


とはいえ、結果が出ていれば格好良い。ずっとそう思っていたのですが。。。



気付いてしまったんです。たとえ結果が出ていようとも、上記の3つが全て合わさったプレイスタイルはイラッとする。正直、球を舐めているようにしか見えん。


早撞きで、強く撞いて、手球をグルグル回す。。。。


昔は究極の男前球だと思った気がするんですが、今は駄目みたい。



私は上記の3つを「男前!」として好きだからこそ、結果が出ているのであれば、よっぽどのことが無い限り「適当だ」とは思いません。


が、そもそもハードショットだとか手球を大きく回すスタイルだとかを好まない人はいるわけで、そういう人達からすると1つ2つでも「舐めている」って事になるみたい。


とある試合を観戦中のこと。試合中のNさんがズバズバと男前な球を撞いていたら、観客から「相手プレイヤー舐められてんな」との一言が。


私は普段からNさんを見ていて、Nさんがいついかなる時もそういう男前な球を撞く事を知っているので「今日も男前やなー」って思っていたのですが、なるほど。普段を知らない人には舐めているように見えるのか。


ま、だからどうしたっていう本日のネタでありました。