2008文字
1本目
アンケートの結果、8割以上の人がトナラーを嫌がるということが分かったわけですが、気になったのは「むしろ好ましい」に5%の票が集まったことです。
- 別に隣り合うことにメリットを感じているわけではない
- 深い考えはなく、なんとなくだった
- 隣り合うことを嫌がる人が多いという認識に欠けていた
こういうトナラーはイメージしやすいんですけど、好んでトナラーする人は分からぬ。。。
駐車場でのトナラーは「駐車する際の目安にしやすい」と考える人がいるそうな。「教習所に通い直せ」とは思いますが、まぁトナラーする理由としては理解できる。
ガラガラの電車で女性の隣に座るオッサンなんてのは、理由は下心ということで分かりやすすぎますよね。気持ち悪い。。。
じゃぁ球屋で好んでトナラーする人ってのは、何を目的として何がしたいんでしょうか??
アンケートを取るにあたってあまり細かいシチュエーション設定をしなかったので、もしかしたら「仲のいい人と隣同士で球を撞きたい」とか考えて投票した人もいるのかな?私がトナラーとしてイメージしてるのは「全くの見ず知らずの人」です。
全くの見ず知らずの人だと設定した上でなお「好んでトナラーしたい」と考える人はいるの???いるとしたらその理由は?????
想像ができない。聞いたら理解できるんだろうか??
P.S.
きっけー氏に話を振ってみたら、「詰めて入ったほうが店にとっては都合がいいはず。店舗運営に理解がある俺かっけー!」っていう人がいるんじゃないかという意見をもらいました。
確かに、そういう人はいそう。。。
いや、もしかして「むしろ好ましい」に票を入れたのが球屋店員なのか??
2本目
トナラーアンケートを取っていた時、結果には関係しないので特に気にしていませんでしたが、「店員が隣同士に客を入れた」というシチュエーションを想定した人が一定数いたようです。
私はいつもトナラーの話をする時に「客がテーブルを選ぶ店」と「店員が客を割り振る店」とを分けて話をしています。責任の所在が変わるからです。
客がテーブルを選ぶ店だった場合は、トナラーをしてきた客が悪いし。店員が客を割り振る店だった場合は、隣り合わせのテーブルに割り振った店員が悪いということになりますからね。
恐らくは皆々様、普段足を運ぶ店のことを頭に浮かべたんでしょう。
私は色んな店をフラフラしていて、客がテーブルを選ぶ店も店員が割り振る店も両方に行くことがあるのでそれぞれを分けて考えますが、客が選ぶ店にしか行かない人や店員が割り振る店にしか行かない人は、自分の慣れ親しんだシチュエーションが頭に浮かんでくるんでしょうね。
既出の話ですけども、過去にこんなことがありました。
店員がテーブルを割り振る店。19時頃からはいつも混み合うので、その時間帯には客を奥の台から詰めて案内をするのです。間を空けて案内してしまうと、いざ複数台を所望する大人数のお客さんが来た時に飛び飛びのテーブルしか取れなくなってしまうから。
繁盛するラーメン屋さんと同じようなもんですね。「奥から詰めてお座りください」と同じです。
しかし、その日はたまたま混まなかった。いつも通りお客さんを奥から詰めて案内したのに混まなかったため、「ガラガラなのに客が奥に詰め込まれている」という状態になってしまった。
その店のことを知っている身からすれば「今日は混まなかったな」と思うだけなんですが、「俺が一見客だからって奥に詰め込みやがった最低の店だ!!」という口コミを入れてる人がいましてな、、、、
普段のお店の事情を知らないと、そう思ってしまっても仕方がないなぁと思いました。その日の事しか知らないと「ガラガラなのに自分の所だけギチギチ」としか思えませんからね。
だからってわざわざ勘違いのクレームを書き込むのはどうかと思いますが、でもそういう勘違いをされてもおかしくないシチュエーションだったことを理解して、店員が会計時にでも謝罪と事情説明をすべきなのかなぁとも思いました。なぜギチギチに詰められたのかの事情説明をされたら納得できますもんね。
その店にはギチギチに詰める理由がある。しかし「理由もなくギチギチに詰められるのは好ましくない」という客の心理までは理解していないように思えます。
そうそう。特定個人を槍玉に挙げて申し訳ないんですが、「お店の人が隣同士で客を入れた時には、相撞きに誘導したい意図があるのではないか」というご意見をいただいたんですが、、、
そんなことあります??
私は「それはない」と思ってしまいました。理由は3つ。
- そんな意見を聞いたことがない
- 相撞きしてほしいのであれば、店員は直接言うはずだ
- 客同士を隣り合わせに入れたところで「なんで隣り合わせなんだ!」と思うだけで、相撞きする話の流れにはならない
こういった理由。
でも、私が知らないだけでそういうこともあるのかもしれない。分からん。