鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

大きな括り

3本立て



1本目


アメリカのバスケットボールの試合で、選手がフリースローをする際に相手陣営の観客が選手を動揺させるようなパフォーマンスを繰り広げる、、、って動画がありました。選手はフリースローをミス、、、


その動画に「プロがこれくらいでメンタルを崩してたらまだまだ」といったコメントがついていた(←どこにでもこういう人はいるんだなーと思った出来事)しかし、それに対し「これは学生の試合です」というコメント返しが。


「学生の試合だから許されている」「プロの試合だったらプレー妨害として禁止されている」とのコメントも。


そんなやり取りを見て、久しぶりに考えておりました。プロとアマというものを。


色んな考え方がありますよね。


バスケ動画についたコメントを見ても、プロとアマでは違うのだという考えに基づいたコメントが多いです。


ビリヤードでプロとアマの違いとして度々話題に挙がるのが「魅せる球」と「勝ち負け」に関してじゃないでしょうか。


プロは勝つだけじゃなくて魅せる球を撞かなくてはいけない。いやいや、プロは勝つことが最優先だろう。


マチュアなんだから好き勝手に球を撞いていて良い。いやいや、アマチュアなんだからこそ内容なんかに拘らず純粋に勝つことを目的に球を撞けるのだ。


などなど、色んな意見があるわけです。


永遠に落としどころは見つからないでしょうね。皆様はどうお考えでしょうか?





2本目


結果が全てとはいえ、どうも許せないプレイスタイルって無いですか?


私は基本的には「他人のプレイスタイルをとやかく言うもんじゃない」っていうスタンスなんですけど、ここ何年かで2人だけ、「結果は出しているけど、さすがにそのプレイスタイルはないなぁ」と感じる人に出会いました。


1人は既にネタにしたことがあったと思いますけど、メッチャ入れる。物凄く入れる。けど全然出さない。ほとんどシバいているだけ。けど入れる!!


っていうA級でした。かつ、シバいているからフロックも多いっていうね。


A級であそこまでの入れポンな人は滅多にいないと思う。


若い子ってんならともかく、そこそこ年齢が行っている人だから、今後大きく成長するとも思えないし、、、、


2人目もA級の男性。体格がいいってほどではないけど並以上の体格があって、筋力もありそう。


けど、私がその人の球を見て抱いた感想が「一昔前の上手い女性プレイヤーみたいだな」でした。


薄め薄めにとって、入れ繋いで行くっていう。


1人目の例の人は「メッチャ入れる!」「入れが強い!!」っていう印象でしたが、この2人目の人は「外さない」っていうイメージでした。


1人目の人と違って、上手いんだとは思うんです。実際に戦績も出してる。けどプレイスタイルが極端につまらない。


ブレイクがまず完全に女子級のパワー。おさえているわけではなく、一生懸命に撞いているっぽい。


そして、撞くのがとにかく遅い。真面目なのは分かるんだけど、なんの変哲もない残り2球に1分かける。



そして、組み立て方もまさしく「一昔前の上手い女性プレイヤー」なのであります。


今時の女性プレイヤーはトップの方の人達となると男前な球撞くじゃないですか。力強い球を。


その一方でそのA級氏はなんと男らしさの無い球を撞くことか。まさに全部「転がしているだけ」って感じ。撞いてない。


その転がし方が上手くて取り切れちゃってるもんだから強く否定できないのだけれど、、、、


太い腕をした男性がですよ。コロコロ転がすだけの球撞いてる姿って、惨めじゃないですか?



以前に、「男性のソフトブレイクは生ごみ」って言った女性プレイヤーがいましたけど、ハードショットが出来るだけのフィジカルを持っているのにしようとしない男性プレイヤーって、女性からしたら、ねぇ?「だったらその筋力、私と交換しろや!」とか思う人もいるんじゃないかな(^^;


その人はほんと、出しミスをした時も、全くリカバリをしようともしない。薄いとか遠い球を頑張って入れていくっていう。


繰り返しになりますが、それでも取り切っちゃうから憎たらしいんですけど、やっぱ面白くない、、、


そんなことを思っちゃうのは私だからかなーーと思っていたんですが、隣で一緒に見ていた某プロも「〇〇君は、相変わらずクッソつまらない球撞くねぇ」って私以上の毒を吐いていて「あー。プロでも同じ感想なんだなw」と一安心。


その時にプロが「アマチュアだから良いけど、プロだったらあのプレイスタイルは受け入れられないよ」と一言。


最近、プロの球も大概小さくまとまったつまらないプレイスタイルが主流になってきている気がしますけど、プロの場合は「つまらないけど上手い」であり、上記したアマの人は「上手いけどつまらない」なんですよね。つまらないがメインになっちゃう。


あまりにもショットスピードを抑えすぎだし、そして遅いってのがネックなのかなぁ。



3本目


2本目で書いた2人目の人。球を見ていた限りは「つまらない球だけど、真面目なんだろうな」と思っていたんですが、その後に評価が一変しました。そんなお話を1つ。


血液型だとか国籍だとか、〇〇県民だとか出身校だとか、世代だとか趣味だとか。


そういった大きな括りで「あの人は×型だからー」とか「あの人は△△出身だから」とかまとめたがる傾向ってのはありますよね。


他人事として見ていると「そんなアバウトなことで決めつけるんじゃないよ」って思うんですが、私自身もそうやって他人を括ってしまうことはあるのであります。


ここ5年ほど海外へ行く機会が多かったのですが、どこの国へ行っても日本人は比較的信用されているということもあって入国・出国の際の審査が楽でした。中東の方は大変そうでしたね。何倍も時間がかかってた。


そんなもんだから「馬鹿な日本人が現れないことを願う」と切に願っていました。たとえ1人でも海外で大きな事件を起こしたら「日本人は危険」という目で見られてしまいますからねぇ。


日頃も、どっかの大学生が馬鹿な事件を起こすと「これだからあの大学の人間は」とかいって、同じ大学出身の善良な人までいっしょくたに見られたりしますでしょう。


たった1人2人の愚行により、大きなコミュニティに属する全員が同じ目で見られてしまう事って多いと思います。


近年だとタバコなんかそうじゃないですか?一部のマナーの悪い喫煙者のせいで、喫煙者全員が同じ目で見られがちですからねぇ。


さて。そんな前置きから、話は試合運営の話へ。


ハウスにせよ公式戦にせよ各種イベントにせよ、見ようとせずとも運営をしている人の姿は自然と目に入ってくるものです。


「この試合の運営は凄いな」と思うこともあれば、「ここの運営は下手だなぁ」と思うこともあります。


上手い下手は置いといて、私が度々気になってしまうのが、出しゃばりたがる運営です。


連盟員の方々は義務で運営をしていることも多いと思いますが、一般アマチュアであればボランティアですよね。自ら進んで運営のお手伝いをしているわけでありましょう。


金になるわけでもないのに、参加者に楽しんでもらうために、店のために、業界のためにと考えて黒子になれる方々は尊敬いたします。


が、そんな素晴らしい方々をよそに、一定数の「俺、試合運営に携わっちゃってるんだぜ!!」的な人がいるじゃないですか。


そんな人を度々見かけるもんだから、どうも私はボランティアの運営員を見るとまずは「目立ちたがり屋なのか?」という目で見てしまう。一部の人の悪行が全体の評判を落とす例の1つかなと。。。。


んで、2本目のネタの2人目の人。


球を見ているだけだったら「球はつまらんけど、球に対して真面目なんだろう」という評価だったんですが、後日その人が試合の運営手伝いをしているのを見かけ、まぁ出しゃばる出しゃばる。「俺は今ここで輝いているよ!!」みたいな態度を何度取るのか。評価ガタオチです。


もっとプレイスタイルで輝いてほしいもんです。



過去には「ボランティアだから」「お金をもらってないんだから」を言い訳にして暴挙に出る運営員もいました。ボランティアだったら試合参加者に迷惑かけても良いの??


ボランティアであることを言い訳にするくらいなら、最初っから運営なんてやらないでほしい。そんな程度の低いボランティア運営員しか集まらないなら、そもそも試合を開催しないでほしい。


どうせそんな人たちは、給料が出てもやること変わらんですからね。。。。