鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

万年

3本立て



1本目


語彙力が乏しい鈴木です。



昔ブログだったかSNSだったか忘れましたけど、私の投稿に対して「『忙しい』は『心を亡くす』と書くからネガティブな意味」「出来る限り使ってはいけない言葉である」みたいにツッコミを入れられ、今もシコリになっています。


じゃぁなんて言えば良いのさ?


色々と予定が入っていて、これ以上何か予定を入れることが出来ない状態の時。「忙しい」じゃ駄目なん??


そのツッコミを入れた人は「『忙しい』じゃなくて『充実している』と思え」みたいに言ってたんですけど、思うだけじゃなくて言葉にする時はどうすればいいの!?



「すみません!今日は充実してて行けません!」とか言ったら、完全に相手を馬鹿にしてるやつだ。



「ここ数日、充実しててブログの更新が出来ませんでした!」とか、頭の暖かい人の発言ですやん。



「予定があって」「先約があって」「予定が立て込んでて」とか言えますけども、「忙しい」の一言で言える方がよっぽど楽じゃないですか。別にネガティブなイメージで使ってるつもりはないし。


さて。逆に「暇」ってなんでしょう。


私は昔から「ビリヤードプレイヤーに暇な時間は無い」と言っております。


特に予定が無いなら球撞きに行けば良いだけ。時間があるのならば球を撞きに行けばいい。そうしたら暇じゃなくなる。


休みの日に、昼過ぎまで寝て、起きてからもグータラしてる人ってのはいると思います。


そういう人の事を私は暇だとは思いませんが「時間が勿体ない」とは思います(;・∀・)


でも、その人たちにとってはそれがきっと楽しくて充実した時間なんでしょう。「寝るのが趣味」って人もいますしね。



こんな話をしましたのも、テレビタレントの某先生が過去に広辞苑を2回読破したと言ったら共演者から暇だ暇だと言われ




いやいや、辞書を読むこと自体が最高に楽しいのに、一番充実していた時間を過ごしていて、どうしてヒマっていわれなきゃいけないんですか?めちゃくちゃ忙しかったですよ!




って言ったらしいんです。良いこと言うなって思ってw


ビリヤードでもあるじゃないですか。


「今週は〇回も撞けた!」「今日も球撞き行くぞー」とか言うと「暇なの?」とかビリヤードプレイヤーから言われる謎現象。


そういう時には堂々と言えば良いんですね。「球を撞くのに忙しいんだよ!」ってw



たくさん球を撞いてたらビリヤードプレイヤーから「暇なの?」って言われた時は、たぶん嫉妬やヤッカミが原因でしょう。


「自分ももっと撞きたい」「あいつだけ撞けててズルい」という気持ちからであったり、「あいつが俺より上手いのは暇人でたくさん球を撞けるからだ」と思い込みたかったり。


一方で、一般の人から「暇なの?」って言われてしまう場合は、価値観の違いでしょうね。



たぶん、誰からも文句を言われない時間の使い方って仕事と勉学と家庭に費やす時間くらいで、他の時間の使い方は人それぞれの価値観次第で評価が大きく変わることでありましょう。


「人に優しく自分に厳しく」を一生涯の目標にしている私ですが、ついつい「自分に優しく人に厳しく」になってしまいがちなのがゲームです。


以前、モンハンの新作が出た時だったか「モンハンをやるのに忙しく、球撞きに行けねー!」とか言ってたら「ゲームねぇ」と鼻で笑われてイラッとしたことがありました。


「ゲームなんていう低俗なことやってないで、ビリヤードの練習しなさい」くらいのこと言われましたからね。


趣味に対して高尚だ低俗だって言う人にロクな人はいないし、そしてもし貴賤を問うにしたって、ビリヤードだって全然高尚じゃないでしょうよ。。。


って思ってたわけですね。自分がゲームをやってて馬鹿にされた時には。


けど、きっけー氏がA級を目指すとか言いながら球は撞かずスプラトゥーンやってるって話を聞くたびに「ゲームやってないで球撞けや!」って思っちゃうので、人には厳しいっていう。


どっちも一緒なんですけどねw




2本目


私はC級9か月、B級1年9か月、計2年半でA級になりました。


C級の頃のことはあんまり覚えてないし、そもそも大した出来事が起こっていないと思います。対して、B級時代のことは結構色々覚えている。


んで、積極的にそこら中のBC級ハウストーナメントに出ておりましたB級時代。各店で色んな人に出会ったわけですが、一緒にB級時代を過ごした人として記憶に残っている人がちらほらと。


今は球撞いてんのかどうかも分からない人がいるし、今もB級やっている人もいるし、私と同じくらいのAを級やってる人もいるし。


そんな中、3名ほど「ずいぶんと差をつけられてしまったなぁ」と感じる人達がいます。2人はSA、もう1人もタイトルには届きませんでしたが準優勝まで行ってる。


その3人のうち2人とは特に頻繁にBC戦で顔を合わせていたんですが、その2人ともB級当時にB級のオッサン達からこんな陰口を叩かれてたんです。


「あいつさぁ。入れるんだけど、ハイボールで絶対やらかすからさ。負ける気しないんだよね!」


言われた2人は半年後にはAになってて、今やSAレベル。


言ったオッサン達は今もB級。笑えますね。


伸び盛りで将来のことを考えた球を撞いているから不安定になってしまう人と。目先の事ばっかり考えているから安定はしているけれど上達はしない人と。その差でしょうなぁ。



3本目


少々前に、某EXさん(w)のツイートを見ていて思ったことがありました。ポケットが甘いおかげで入ったようなショットに関してのツイート。


私は、並レベルのアマチュアがポケットをいっぱいに使って「ギリギリ入った」「ポケットが甘かったおかげで入った」ってなショットをした時は「ポケットの甘さに助けられた」っていうイメージ。


一方で、プロレベルのプレイヤーがポケットをいっぱいに使っているのを見たら、それは意図的なものっていうイメージ。


穴フリをして手球を出しに行ったとか、集中力温存のために「これで充分」という程度の精度でしか狙わなかったとか、そういう感じ。


マチュアは「一生懸命狙ったけどギリギリで入った」になる。


あくまでもイメージです。実際どうなのかは分かりませんが、そういうイメージになるのはやはり実力による説得力かなとw



似たようなことなんですが、これは私がツイートしてたことですけども、何やらJPAで自分が入れた球を1球1球カウントしている人がいるらしい。


1個入れるごとに「自分は今トータルで何点取ってる」というのを数えていて把握しているそうな。



1球1球カウントしている人の話を初めて聞きました。


私はそのプレイヤーのことを知っていて、説得力のある実力だとは思っていない。なので「そんなことやってるから上手くならないんだよ」って思ってしまうわけです。集中力に欠ける。もっと他に集中力を傾けるべきことがあるって。


しかし、もし世の中にJPAなり14-1なりをやる際に1球ずつカウントしている人がもっとたくさんいて、その中にトップアマやプロレベルの人がいたとしたら考えを改めるわけです。


そこはやっぱり実力による説得力次第かな、と(;´∀`)