鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

雑記

4本立て



1本目



ここ数週間でブレイクやボウラードの様子を何度か自撮りしまして、いくつかはブログネタにし、残りもセルフチェックのために見返しているんですけども。


気になったことの1つが、日によってスタンスが全然違うってこと。


テーブルが違うとなったらコンディション対応のためにスタンスを変えていたとも取れるでしょうが、同じテーブルで撞いている動画でも日によってスタンスが違う。


考えられる原因が服装でして、ある日はダボダボのジーンズを履いていて、ある日はタイトめなスーツを着ていた。後者の時は生地が伸びないものだから、思うようにスタンスが組めなかったのでしょう。


体が凝り固まっている時に思うようなフォームが組めないってのと同じですね。タイトなスーツのせいで体の可動域が決まっちゃってて、思うようなスタンスを組めないという。


そうなれば、球撞きに違和感を抱えていたのか?となると、そういうわけでもなく。


ジーンズで撞いていた時もスーツで撞いていた時も、どちらも特に調子が良かったわけでも悪かったわけでもなく普通でした。


果たしてそれは良いことなのか悪いことなのか。


スタンスが変わっていても普通に撞けるというのは対応力があるということで、良いことのようで。


常にスタンスが流動的で、定型がないという悪いことのようでもあり。



プレイにしてもブレイクにしても、スタンスに関してはロクに考えたことが無いんだよなー。





2本目



1か月ほど前だったでしょうか。ツイッターでこんなことを呟いておりました。


ビリヤードはいつでも面白いけれど、楽しいと思えるのは球が入っている時だけ。


(「球が入っている」というのは「調子が良い」「納得のいく球が撞けている」の意であり、「入れ」だけの話ではございません)


「調子がいい」と感じるのだって、それが当たり前になってきてアベレージになって来てしまうと、また新たな目標が出来て満足出来なくなってしまう。


当面の目標が達成出来ていて、次の目標が打ち立てられるまでの間だけが楽しい。あとは常に不満だらけの苦行である。


とまぁ、そんなことをツイートしていたのですが、その呟きに反するように、近頃どうにもこうにもビリヤードが楽しいです。


別に調子が良いわけでもなんでもないのです。時には何も良いこと無くて不満だらけな球を撞いていても「球撞き楽しい」って思ってる。


球撞きが楽しいのは大いに喜ばしいことではあるのですが、複雑な気持ちです。


というのも「自分の球撞きに妥協し始めたんじゃ?」という思いがある。


上へ上へと目指すから常に納得できず苦行続き。上を目指すことはやめ「自分はこのくらいで良いや」と思ったらきっと球撞きは楽しくなると思うんですね。今の自分、その状態に入っちゃった?って。


それとも、苦行すら楽しめるくらいのドMに進化したのだろうか。


まー、なんだかよく分からんのですが、球撞き楽しいです。



3本目


古くからのヘビー読者様にしか通じないでしょうが、I氏というネタキャラがおります。


数々のブログネタを降臨させてくれるイジラれキャラでありました。


そんなI氏をイジっていたのも彼が学生だった頃のこと。


元々ビリヤードにはさして本気では無かった男(とは言っても普通のBクラス程度には撞きますけどね。Aを目指すほどの本気度では無かったということで)なので、社会人になって時間に制約が出来た中でビリヤードを続けるほどの情熱は無いもよう。


I氏とはビリヤード以外の共通の趣味が多いので、ビリヤード以外では相変わらずちょくちょく顔を合わせているのですが、ビリヤードはI氏の卒業以来一度もやっていない気がする。


一緒に球撞きには全く行っていないし、個人的に撞いているという話も全く聞かん。


そんなI氏から昨夜突如「最近おすすめのタップはありますか?」とLINEが来たのが、数か月に1度レベルの衝撃でした。


ビリヤードやる気あったのか!!



曰く、久々にやる気が出てメルカリでビリヤードドリルを買ったとかw



っていう、ただのI氏の近況報告でした。



4本目


何度も例に出して恐縮ですが、その昔まだ一介のAクラスだった現SA様が2先のCクラスに9番フロックを連発されて負けて「C級が試合に出るな馬鹿野郎!」と荒ぶっておられたのが昨日のことのように思い出されます。


私は近年そういうフロック攻勢をやられた記憶が無いですが、過去にはたぶん何度か経験があると思います。ブログの過去記事を読み返したら、私も荒ぶっていたかもしれないw 記憶から消えてるだけで。



ビギナーやCクラスとの対戦は、腕前の面での怖さは無いわけですが、持ち点の少なさとフロックがやはり怖いわけです。


フロックを出されたらあっという間に負けてしまうし、フロックじゃなくても自分がイージーミスを何回かしたらあっという間に負けてしまうし。



そんな中、昔JPAをやっていた頃に、とある低スキルのプレイヤーを見ていて「可哀想だな」と思ったことがありました。


初級者なんてのは思い切り撞いて、フロックを出してナンボ。フロックインさせたりフロックセーフティーしたり。


相手は嫌がりますし、荒ぶる人もいるでしょうが、成長する上で通るべき道だし、フロックは初級者の特権だとも思っているのですが。。。



私が可哀想だと思った低スキルプレイヤーは、とにかく運が無い。フロックインなんて出すわけもなく、残しも毎回フリーボールみたい。少しくらいラッキーで手球が出ても良いようなもんなのに、イレイチに行くと全部隠れるし、、、みたいな。


頑張って上手くなって欲しいなーと切に願いたくなるプレイヤーでありました。



この間対戦したCクラスさんは、Cクラスらしからぬ物凄くしっかりした組み立てをする人でした。


Cクラスっていうと、わけのわからんハードショットをしたり、わけのわからん縦バンクを入れてきたりなど、想定外のショットをしてきて驚かされるものですが、そのCクラスさんは想定外が何もない。選択は全て何をやらんとしているのかがしっかりと分かるもの。


しかし、だからこそ怖さが全くありませんでした。


B級A級並の組み立てをする、実行力はCクラスのプレイヤー。


「この人は上手くなるな」と感じたけれど、現状は全く怖くない。想定外が無い。フロックを出す雰囲気が全く無い。


そういう人はやはり現状では勝ちに恵まれませんので、そのままズンズンと上手くなって欲しいなーと思いました。