鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。


ちょっと時間が経ってしまい、数週間前の事になりますが、以前に「JPAルールでの練習をお願いしたい」みたいな事をブログで書きましたところ、お誘いをいただきまして、はるばる行ってまいりました!


歌舞伎町アシベへ(笑) 


全然遥々じゃない。家から自転車で20分だ。



今回はスキルレベル1、4、6、9の4名の方に相手をしていただきまして、1と9のスキルレベル両端の方々には勝たせて頂きましたが、ど真ん中の4&6の方には負けまして、、、


真ん中辺に弱いのだろうか。


結果的には2勝2敗だったわけですが、勝った対戦にしても12-8と13-7。負けた試合も8-12と8-12


1つ転がれば4勝も出来たし、1つ間違えれば4敗もあったという、勝っても負けても際どい試合運びでありました。


JPAをご存じ無い方のために説明しておきますと、JPAは20点を取り合う形で対戦をし、試合内容によって勝てば12〜20点、負けた場合は0〜8点の幅で得点が入ります。12点というのは勝った場合の最小得点であります。ようするにギリギリだったってこと)



今回は練習でしたので、緊張感が悪い方へ作用することはこれと言ってありませんでしたが、相変わらず展開が読めません。


前にも書きましたけど、9ボールをやっていて1失点する(相手に1回9番を入れられる)ことのダメージが、その後の展開にどう左右するのかは良く分かるわけです。また、どう言ったミスが失点に繋がるかも分かる。


が、JPAだとそれが分からん。


たった1〜2球入れられただけで「この失点は痛いんじゃないか?」なんて思い始めてしまう始末で、心の余裕がありません。


というかだ。


今さら思いましたけど、この「20点を取り合う」っていう試合形式って「参加者には楽しんで試合をして欲しい」というJPA側の意図から最も離れている気がする。


1つの対戦で20点の取り合い。それを1試合で5対戦なので、チームとしては100点の取り合いをします。


1対戦1対戦に単純な勝ち負けだけじゃなくて「大勝」「辛勝」「大敗」「惜敗」という勝ち方負け方があるわけでして、勝つにしても負けるにしても試合内容が問われるわけであります。


あまり深く考えたことが無かったので、今色々と想像して考えてみましたが、こういう試合形式になる事によって



1. 1球たりとも気が抜けない


1球1点のルールですから、元より1球たりとも気が抜けないゲームでありますが、試合が進んで大きくリードしていた場合でも、少しでも多くの点を取ることが(少しでも相手に点を取らせないことが)チームの今後を左右することになりますから、試合が終わるまで気を抜けない。


1人のビリヤードプレイヤーを育てるには重要な事でありますが、「楽しむ」からは程遠い。


2. 試合内容が評価される


9ボールをやっていて「負けたけど、試合内容は良かった!」だなんて思う事があるわけですが、9ボールでは「負けは負け」で終わってしまう。


JPAでは負けたとしても惜敗であれば、最高8点まで得点が入りますから、試合内容が評価されるわけであります。


それはまぁ惜敗したプレイヤーの心の補完には役立ちますし、団体戦を盛り上げる上でも役立つかと思われますが、、、


問題は「大敗」した場合であります。上記した利点が全て反転して欠点になります。


そのリスクを考えると、やっぱり「楽しむ」上ではネックかなぁと。


3. 勝っても嬉しくない場合がある


大勝した場合はもちろん嬉しいわけですが、辛勝となると気分が微妙であります。


9ボールでヒルヒルの熱戦を繰り広げて勝った場合など、嬉しさも一入ですよね。


が、JPAでそういう勝ち方をするとチームへの貢献度が低いだけに悩ましい。


特に、微妙な点差でチームが負けた場合など「自分がもうちょっと大きく引き離せれば。。。」なんて後悔が。


私はJPAの試合中、途中経過はあまり確認しない事にしている(気を抜いたり、逆に焦ったりしてしまうから)んですが、雰囲気的に辛勝だと感じた場合は、試合結果すら見ませんから(笑)



そんなわけで、私は軟弱な自分の精神を鍛えるには丁度良いフォーマットだと思っておりますが、楽しませる事を念頭に置くのであれば、単純に勝ち負けで良くね?


そう思うんですけども。どうなんでしょね。


話を戻しまして。


付き合ってもらった練習で色々と「こういう事をやったら、結果にどう影響するか」を試してみました。


攻めるか守るか迷った時に、攻めてみたり守ってみたり。


ハードブレイクしてみたり、少し抑え目でコントロールブレイクしてみたり、めっちゃソフトなブレイクしてみたり。


試合中だと結果を恐れて試せないような事を、色々と試させて貰いまして。


昨日は新シーズンの初戦。練習の効果を発揮すべく、張り切って臨んだのですが・・・


慣れ不慣れ以前の問題で、球が入らん。そういう時は相手プレイヤーに調子良く撞かれてしまうのが常なのですが、昨日は相手のKさんも一緒になって球入らん対戦。。。(^^;


お互い球外しまくって、ファールもしまくって、互いに少しずつ点数を重ねて行く・・・


最後の最後まで1チャンスでどっちに転ぶか分からないヒヤヒヤものでしたが、チャンスを貰って何とか勝利。


最後は2モアでブレイク。


それまでのブレイクで2個イン3個インも出していたのでブレイクで終わらせることも可能でしたが、ここも今までの経験で学んだ所。よほどブレイクに自信があるんじゃなければ、1個インさせて取り出しを入れる方が確実だ。


きっちりイメージ通りに出来て、取り出しを入れてゲームセット。収穫もあるにはあったのだ。


試合中はセーフティーを当社比300%増しにしました。


いや、やっぱりね、練習会で分かったのは、セーフティーした方が良いってことだったので・・・


攻めた球が決まれば形勢を大きく変えることが出来ますが「決まれば!」ですからね。決まらんことが多すぎる。


目下の課題は「セーフティーを絡めて勝つことを楽しいと感じられるようになること」であります。


現状はセーフティーなんかで勝っても全く楽しくない。好きこそものの上手なれってやつで、とりあえずは楽しまないと。


セーフティーの重要度が9ボールより高いJPAでは、少しずつセーフティーを採用し始めましたが、9ボールではまだまだ当面の間採用する気はございませんw



P.S.


そうそう。昨日のJPAで一番勿体ないと思ったのは、恐らく自身初となるJPAでのエースが出たのに、マスワリが出せなかった事です。


エースやマスワリを出すとワッペンが貰えるのですが、1試合でエースとマスワリの両方を出した場合にも別のワッペンが貰えるようで。


エースなんて滅多に出ないだけにマスワリも出しておきたかったんですが、、、球入らんねや


1番欲しいワッペンはスポーツマンシップ賞なんですけどね!w


昨日なんて「ふざけんな!」とか「死ね!」とか言ってたから、その賞からは程遠いわけですが・・・



P.S.2


私の手元には、自分で買った物だったり頂いた物だったり、多種多様なタップがあるんですけど、まず恐らく使う事が無いと思われるG10タップ。



要らないんで誰かに差し上げる。。。。のは勿体ないので、久々のチョークマッチ続編、タップマッチ!w


やっぱり使ってくれる人に貰って欲しいので、貰えるものは何でも貰うタイプの人は後回しです。ジャンプやブレイク用のタップをお探し中の方。是非どうぞ。


対戦形式は、JPAに参加されている方であれば、レベルを1つ下げた持ち点でどうでしょうか(SL5であれば4の持ち点で)


こちらの持ち点はそのまま75点です。


通常の9ボールセットマッチであれば、私:A:B:C=7:5:4:3でどうでしょうかね。


Cクラスの方は7番、ビギナーの方は5番7番もゲームボールってことで(ハンデボールのエースは無効でお願いします)


プロみたいなハンデで調子に乗ってる感がありますけど、勝ってもあまり意味が無い対戦ですのでね。と言っても、みすみす負ける気は毛頭ございません。勝ちに行きますよ!


ギリギリハンデが、こっちの勉強にもなりますし。


1個しかないんで早いもの勝ちですが、ちゃんと使ってくれる方、お初の方、初級者の方優先ってことでお願いします。