鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

球撞きテンション

今月2度目の選挙。


投票しに行ったその足で、ちょっくらホームまで球撞きに。


まずはボウラード


日頃(って言っても滅多にボウラードやらないけど・・・)パーフェクトを目指してボウラードをしている時は、かなりの集中具合である。


一人撞きであるからして相手を気にする事も無く、存分に時間を使って撞いている。文字通り“マイペース”で球を撞いている。


そんなボウラードをやっていてしばしば思うのは、ボウラードをやるのは、あくまでも練習のためであって、ボウラードで点数を出す事自体に意味はないということ。


普段「結果を出したい」と思うのはやはり9ボールなわけで、ボウラードをやる時も相撞きで9ボールをやっている時と同じような撞き方&同じようなテンションでやるべきだろう。


そう思って、普段の「点数を出す事を意識したボウラード」から「9ボールを撞くようにボウラード」に意識を変えてボウラードをやってみた。


結果





69点だった件。





あはっ



ふざけてなんていませんよ。本気です。超本気でこれです。



9ボール撞いている時のテンション、おかしいのかしら?


良い点数出せている時のボウラードは、もしその撞き方で9ボールやったら遅撞きな上にチビりまくりなので、ボウラードの撞き方を9ボールに転用する気はない。9ボールの撞き方でボウラードでも点数を出せるようにしたいもんだけど。。。。


69点て!


先は長い。



さて。ボウラードをやっていたら、隣の台に久々に会ったI氏がやってきて一人練習をし始める。


「一発勝負。。。」とボソボソうるさいので、ボウラードを終えてからI氏と7-6セットマッチ。気持ち5万円。実際はスポーツ(笑)


(ちなみに、7−5か7−4くらいのハンデにしようと思ったんですが、最初5-4にしようとした時に「5先で良いです」なんて強気の発言をしてきたもんだから7-6に)


今回なんかは特にそうだったが、挑んでくる時のI氏の精神状態は大体「今結構調子良い!今なら良い勝負が出来るはず!」って状態。そんなI氏の鼻っ柱を折るのが楽しい私。たまにドS


今回も案の定、7-2で勝ち。


時間が無いので一発勝負って言っていたのに、無言でバンキングの用意をするI氏。しつこい


2戦目。7-1で勝利。


無言でバンキングの用意をするI氏。しつこすぎる。時間が無いんじゃなかったのか。


3戦目は拒否しました。エンドレスなんですもの。


結果は散々なI氏でしたけど、球撞きに対する姿勢は以前よりも好感が持てたような。ふざけた球は少なくなった(元より、彼としてはふざけているつもりは一切なかったんだろうけど。相手からすればふざけているようにしか見えない)


まぁただ、以前はそのふざけた内容による相手へのメンタルアタックがあったのに、今はそれが無くなって、明らかに相手し易くなりましたww


I氏の球人生において、それは良い事なのかどうなのか。


ふざけた部分が減っただけに、これといったツッコミ所もなくなってしまったのだけれども、強いて言えば相変わらず撞点コントロールが下手ってことだろうか。


(球への取り組み方を変えても、それだけで技術が向上するわけじゃないんだから当たり前なんですが)


減ったとはいえ、ブレイク並のショットスピードで撞く場面が数回。


それ以上に気になって、対戦後に実際にI氏にアドバイスした撞点ミスが、こんな配置。





7番に対しては、ほぼ真っすぐ。少し押して8番に対して厚く出して行きたい配置。


簡単とは言えません。難しいです。


この手の出しは、私はその日その日のストローク次第で「上めをトロ〜っと撞く」か「真ん中に近い上をトンッと撞く」かのどっちかです。


I氏は、上めをトンッと撞いたもんだから、そりゃあ長く出ますわ





ここまで来たら惜しいとも言えません。



こうなって、確か8番は入れたんだけどリカバリし切れず9番ミスしたんだったような。


I氏の7番に対しての構えを見た時点で「絶対長くなるなー」と思ってました。


と言うのも、狙い点が私の押しの限界撞点くらい。


もちろんその撞点だって弱く撞けば良いだけの話ですが、I氏はトロ〜〜と撞けませんもん。そういうキュー出し出来ない。



「得意な撞き方に合った撞点を習得すべし」ですな。



I氏は身長は成人男性の平均身長よりちょっと低いくらい?まぁ大体ノーマルサイズなんですが、末端部がデカイ。


足もでかけりゃ手もデカイ。他の末端も色々デカイ。


キャラクター体型なわけですが、それはさておき、手が私の2割増し3割増しくらいでデカイためか、彼が普通にスタンダードブリッジを組んだ時の高さが、私が平撞きブレイク用に開発した私としてはかなり高く組んでいるつもりのブリッジと同じか、それ以上の高さがあるのであります。



皆様は、撞点に合わせてブリッジを変えるってことしますでしょうか?


私は一番組みやすいブリッジではなんせ高さが足りないので、押し球をする時などはブリッジを調整せざるを得ません。


今は撞き下ろすように撞く事が多いのであまり変えませんが、昔は引き球をする時もブリッジを低くして、出来る限りブリッジと撞点を同じ高さにするようにしておりました。


I氏は、ブリッジが高いからキュー先が下がるストロークが身についたのか、キュー先が下がるからブリッジが高くなったのか、どっちが先なのかは知りませんが、見ている限り撞点によるブリッジの調整をしているようには思えません。


全て、限界押しの時のブリッジくらいから撞き下ろされるわけであります。


たまにブリッジを低くするように言ってみるのですが、やたらと組みづらそうで、フォーム全体がおかしな感じになってしまうんですよね。


ブリッジが高いなら押し球が得意なんじゃないかと思いきや、なんせお辞儀をするようなキュー出しであります。撞点が乱降下するので、押しなんて全然切れません。



けど、話戻りますが、今回I氏が失敗した7番での押しの時なんかは「切れさせよう」と思って撞く押しじゃありません。弱い力加減でのスピードコントロールでありましょ。


ハードショットした時こそ撞点がブレるものであって、弱めで撞いた時は撞点が素直に出るもんです。


押しの限界撞点に構えて、撞点を正確に撞いて、一定以上には弱く撞けないストロークをしたら。。。。


なるようになったミスでありますな。


配置によりけりですけども、高めの撞点をトロ〜〜と撞く撞き方は、いざプレッシャーのかかる場面ではチビリ撞きになりがちです。手球に意識が行き過ぎてシュートミスしがち。


低めの撞点にしっかり狙いを定めて、後は「入れやすい撞き方をするだけ」と、しっかりキューを出していけた方が、後々役に立つんじゃないかなと思います。


ま、毎度のことながら、成功させられるならどっちだって良いんですけどね。




それにしても今日の相撞き中、私が入れた9番の6割はこんな配置



3割はこんな配置



でした(残る1割はその他)



上の方なんて、毎度撞く度「外しそう」「そろそろ外すんじゃねぇか」「穴前に残しそう」そんな事ばっかり考えながら撞いていたのに1回もミスしなかったww


下の方も嫌な配置ですが、1回シュートミスしたけど後は全部入った。何故だかこの配置は「嫌な配置だ」とは思うんだけど、いざ構えてみるとあまり嫌なイメージが湧いてこない。嫌なイメージは湧いてこないんだけど、シュートミスする事多い(爆


それはともかく、こういう、ありがちなイヤらしい配置をほとんどミスせず入れられたのは良いんだけど、問題は1回もまともにポジショニング出来ていないってことだ( ̄ー ̄;