3本立て
1本目
長年ブログを書いてきて反省したことは多々あるわけですが、1つに「一時の調子の良さで喜ぶべからず」ってものがあります(笑)
いや、まぁ喜ぶだけなら良いんですけど、皆様もついつい「極めた!」とか「上達した!!」などと思った上に、口にしちゃったりすることありませんか?
私の場合、口に出すんじゃなくててブログに書くから恥が記録に残ってしまうわけですよ。
ただの一時の調子の良さなのか、それとも本当に身についたものなのか。そこんとこの見極めには最低2カ月は経過観察をしなければならないと思っています。
2カ月経ってもまだ調子の良さが続いているようであれば、それは「調子が良い」ではなく「上達した」と判断しても良いかな、と。実際には半年くらいのスパンで見ることが多いんですけど。
さて。5月に突如として苦手だった左フリの球をスパスパ入れられるようになり、左右均等なシュート率を叩き出せるようになりました。
最初は「どうせ一時の調子の良さだろう」と思うも、1週間続いたあたりから「せっかく調子良いんだから、これを定着させよう」と思い始め、2週間経った頃から「こんだけ長く調子の良さが続くのも珍しいな」と思い、1か月経った頃には「もしかして上達した?」と思うようになったのですが、1か月半で崩れましたww
2カ月は持たなかった。どうやらちょっとだけ長く続いた調子の良さだったようです。
そんなわけで再び左フリの球が全く入らなくなってしまいました。
調子が良かった時期は「何故左フリの球が入るようになったのかが分からない」と思っていたしブログにも書きました。
調子が崩れた今、今度は「どうすれば左フリの球を右フリの球と同じように入れられるか」を真面目に考え始めてみました。
なんせまだ復活出来ていないので核心には迫れていないんですけども、疑問の1つであった「左右で得意不得意が出るのは、左右で同じように構えられていないからなのか、それとも同じように構えられても同じようには撞けないのか」は少し分かった気がします。
「両方じゃない?」ってことでw
こんな感じにロングライン上に手球と先球を並べてみまして、左上のコーナーポケットに入れるように構えてみたり、右上のコーナーポケットに入れるように構えてみたりしてみます。
同じように構えているつもりなんですけどね。同じように構えられていない。
試行錯誤して、なんとか同じように構えてみます。
アドレスの意識が全然違います。最終的には同じフォームになっているのに、アドレスの仕方が違う。それが何故なのかはまだ分かっていないので、今後の研究課題。
んで、同じように構えられた後は同じように撞けるかと言ったら、これがまた違う。同じに構えているはずなんですが、どうも景色が違う。
あくまでも推測なんですが、同じように構えているのに見え方が違う原因は、厚みの見方と眼球の向きかな、と。
私はまず厚みのライン(手球を転がすライン)に向かって構え、最後は接点を見ながら撞きます。
厚みのラインは左右のフリ関係なく一緒ですから顔や体の向きは同じように構えられるわけですけどもね。
その後の接点は、左右のフリで若干の差が出るわけじゃないですか。
顔の向きは同じでも、眼球の向き(目線の向き)が変わっちゃう。それが違和感を覚える原因かなー?などと推測しております。
その辺の対策はこれからだ。
ってか、なんで先月まではあんなにスパスパ入れられてたんだ?そこが謎。
2本目
イメージ通りに球が撞けなかった時、当然「なぜか」を考えるわけですけども、その原因考察のためにも条件は出来るだけ揃えておくべきだよなぁとは常々思っております。
「準備とは言い訳を排除すること」とはイチローのセリフでありますが、原因考察の点から見ても、言い訳の材料になってしまうような普段とは異なることは排除すべきだよなーと思います。
同じ店の同じ台で同じ人と同じフォーマットで撞いたけれど、昨日と今日とで内容が全然違ったとなったら、原因考察は比較的簡単に出来ると思うんです。
けど、違う店、当然違う台、キューまで違うし相手も服装も何もかも違うとなったら、一体何が原因なのか分かりませんからね。
とある週、ずっとサブキューのポイズンでブレイクしていたのですが、撞点がどうにもこうにも低くて手球が引けてしまっておりました。1週間ずっと。
けれど翌週、メインの魁を使って別の店で撞いたら、今度は真ん中〜ちょぃ上くらいの撞点に。
店が違う(テーブルの高さが違う)からなのかキューが違うからなのか、それとも知らず知らずのうちにフォームやストロークが変わったのか、一体どこに原因があるんだかさっぱり分かりませんでした。
昔は「色んな店で色んな人と撞くべし」と思っていて、それは今も変わりませんけども、ただし練習をする時は条件を揃えるために同じ店の同じ台で撞いた方が良いんだろうなぁと最近は思っています。
練習は同じ環境で。力試しは異なった環境で。そんな感じでしょうか。
3本目
自宅からの最寄り球屋の1つであるバグース新宿店。
行っている回数が多いというのもあるのですが、A級になってからの私が最も多くハウストーナメントで優勝させてもらっている店です。
バグースの他店舗でのハウストーナメントに比べ、戦績が格段に良い。他店舗であっさり負けた時などには「私は新宿店でしか輝けない」などというセリフを残して去ることが多々w
テーブルコンディションがバグースの他店舗と比べて大きく違うわけじゃないですし、新宿店の中だけを見ても台数が多いですからコンディションは様々。けども、概して新宿店では良い球が撞けることが多いのであります。
この間新宿店で転がしていた時にも良い球が撞けて「なんでだろうなー?」と考えていました。
恐らく、理由の1つに暗さがあると思います。
暗い球屋が苦手だという人は多いですが、私は暗めな球屋の方が好きです。
「さすがに暗すぎ!」っていう店もあるんですけど、適度にであれば暗い方が私は集中して球が撞けるので良いのです。
でも「照明が暗め」というだけならバグースはほとんどの店舗が暗めです。それだけじゃ新宿店で輝ける理由にならない。
この間思いましたのは、照明の明るさ暗さだけではなく、照明のテーブルへの当たり具合やボールの磨かれ具合との関係性もあるのかなー?と。
なんか、物凄くボールがクッキリ見えるんですよ。私の目には、凄く見やすい。
たぶん、そういう照明やボールとの相性ってのも、人それぞれ違うんだろうなーと思いながら撞いておりました。
そうそう。ワックスのことも考えていました。
ボールにワックスを塗る店って私の行動範囲内にはあんまりないんですけど、ワックスの有無で変わるのはボールの滑り具合(スロウの大きさも含め)だと言われますでしょう。
けど、ボールの光り具合も変わるわけだから、厚みの見え方なんかも変わってくるんじゃないかなーと。
私はワックスのついたボールで撞いた経験がほとんどないんで、ワックスの有無による好みや得意不得意が分からんのですけどね。