3本立て
1本目
ビリヤードの試合でも、野球やサッカーの試合でもなんでも良いんですけど、試合が行われていたとして。
生観戦したいっていう試合。テレビやネットでの観戦でいいやっていう試合。ツイッターなどの速報をチェックするくらいで充分っていう試合。後から結果だけ見ればいいやっていう試合。そもそも全く興味がないという試合。
色々あると思います。
何かしらの疑問を持った時というのも似たようなもので、色んな人の意見を聞きつつ討論をしたいというものから、答えを知れればそれでいいっていうものまで、興味の持ち具合は色々あると思います。
某氏が某店店員のことを「1を聞いたら10返ってくる」として敬遠しております。
1の質問をしたら1を返してくれればいい。某氏はそれしか求めていない。
なのに話したがりな某店店員は1の質問に対して10を返す。面倒くさい。時間が勿体ない。だから某店店員には質問しない。
他方で、討論をするのが大好きな人達は、某店店員との会話を好むようです。1を聞いたら10返ってきて、それに対して20を返し、それにまた50返ってくる、、、、という話の広がりが好きなようで。
私はまぁ、会話の内容と相手によりますな。激論を交わしたい話題もあるし、一問一答で終わりにしたい話題もあるし。
どっちかって言うと、一問一答寄りですけど。
何が言いたいって、今から書く私の疑問。興味はあれど「結果だけわかればいい」くらいの興味の持ち具合なので、熱く語り合う気持ちは一切ないですよって言いたいw
私が質問する→答えをいただく→ありがとうございました
それで終わりにしたい。討論する気はない。深く掘り下げる気はない。
今回の疑問もそうだし、私が普段ブログに載せる疑問って、ほとんどがその程度。。。
という前置きをわざわざしたのも、この疑問は語るのが好きな人からしたら格好の話題だろうなと思って、、、
「一番引ける道具は何か」です。
どんなバットに、どんなシャフトを付けて、タップは何を選べば引きが最も切れるか。
そしてまた、引けると言われるキューと引けないと言われるキューだと、実際にどれくらい引け具合に差があるのか。
これが知りたいのですが、繰り返しになりますが、答えが知れればそれで充分っていうくらいの興味しかないです(笑)
私はちょっと前に自分の考えるベストタップに交換しまして、しっかり球が引けるライフを過ごしておりますゆえ、道具に何か不満があるわけじゃないです。「切れるキューを追い求めている」ってわけじゃないです。
本当に単なる興味本位です。
2本目
先月、球仲間と高尾山に登ってきました。登ることより、登った先にあるビアガーデンに行くことが目的でしたが(笑)
高尾山なんて、登山を趣味にしている人にとっては登山どころかハイキングとも呼べない散歩レベルの山だと思います。素人の私からしても高尾山はチョロい山(って言っても山は山ですから油断は禁物!死亡事故も起きてますし)
しかし10年以上前、I氏を連れて登った時には、当時まだ二十歳くらいだったI氏は山頂にて会話も出来ないくらいグッタリしていました。その時の写真まだ残ってる(笑)
(ってか、その時のことをブログネタにした覚えがあるぞw)
そして今回も、私以外の3人はまだ20代前半〜半ばだってのに、登り始めて5分と経たないうちに「もう半分くらい来た!?」「道に傾斜がついているのがおかしい」とか弱音を吐き始め、ずっと愚痴を言いながら登り、最終的に山頂よりも手前にビアガーデンがあったもんだから、山頂まで行きませんでしたからね(笑)
山って、日頃の運動不足加減が如実に表れるなーと思っておりました。
さて。今月始めにもまたハイキング程度の山に登ってきました。
紅葉シーズンだったこともあってか蟻の行列と言わんばかりの人の数だったんですが、帰り際にすれ違った登山経験者と思われし装備の女性が「最近の素人さんって、装備だけはいっちょまえだよねー」「ポールの使い方、メッチャ下手なのww」とか、周りに聞こえるような大声で話しながら登って行きました。
あぁ。どこにでもこういう人はいるんだなと。
なんせ私が素人なだけに判別は出来ませんが、経験上こういう態度の人は十中八九上級者ではないと思います。
上級者からしたらそういう人の存在は目の上のたん瘤でしょう。「登山を趣味にしている人って性格悪い!」とか思われちゃいますしね。
ほんともう、そういう人ってどこにでもいますよね。
ビリヤードでもいるし、その他の趣味繋がりの人でもいるし、仕事関係の人でもいるし。
誰からも褒めてもらえないから、自分より下の人を見つけて「自分は凄いんだぞ」ってアピールをしているんでしょうな。虚しいねぇ。
3本目
ビリヤード人生がスタートした直後からブレイク大好きだった私。
身近な上級者達のブレイクを観察しまくっていたわけですが、狙い点を下にとる人が非常に多かった。中にはキュー先をラシャに向けてプラクティスストロークをしている人も。
「なんでだろう?」と思って、とあるB級さんに聞いてみたら「撞点のズレを見越すため」と言われた覚えがあります。
撞点が狙い点よりも上がってしまうため、その癖を見越して下に構えているのだと。
「ふーん。そうなんだ!」と納得する素直な当時の私。
段々と観察対象が身近なプレイヤーだけではなく、ビデオを見るなどして世界のトッププロ達にまで広がったわけですが、やはり下を狙う人が多い。
「なぜ下を狙うのか」を考えることもなく、そういう撞き方を格好良いと思ってしまった。格好いいブレイクをする人のやることは何でも格好いい。なぜそういう撞き方をするのか理由は分からんが真似をしたい。
そんな折、とある上級者から「ブレイクは下から上へ捲り上げるように撞くべし。上から下に撞き下ろすような撞き方はパワーが伝わらないだけでなく、手球が跳ねる原因になるからNG」と言われ「狙い点を下に取るブレイクを真似したい」と思っていた私の思いと合致してしまったもんだから鵜呑みに。
ブレイク人生が路頭に迷うキッカケになった出来事だと思っています。
近年は、ブレイクをする際の狙い点はほぼ真ん中です。
その日その日の癖を見越して若干ズラすことはありますが、基本的に真ん中を狙って真ん中を撞くだけっていう単純な形。それが最も結果が安定するから。
ただ、手球コントロールなどを無視してパワーのことだけを考えた場合は、狙い点を下に取った方が当たります。その理由はタイミングが取りやすいから。
昔考えていたような「撞点のズレを見越して」とか「格好いいから真似したい!」とか「下から上に捲り上げて撞くためのイメージ作り」とかじゃなくて、タイミングを取りやすいから。
猿真似理論ではなく、主体性のある持論としては、ブレイクの時に下を狙うのはタイミングが取りやすいからってところに落ち着いております。
でも、他の人がどういう理由で下を狙ってんのかは知らん。球歴がスタートした当初からの疑問は、十数年経った今も解決していないってことだ。
さて。私はブレイクの時だけでなくプレイの時も、狙い点を思い切り下に取ることがあります。理由はブレイクと同じくタイミングが取りやすいからです(インパクト時の腕や手の形をイメージしやすいから)
何年か前までは、プラクティスストロークの間はずっと下目な狙い点に向かってシゴいていて、最終的には全然違った撞点に向かってキューを出していたので、よく「どこを撞いてんのか分からない」と言われていたもんでした。
近年は出来る限り「狙った点をそのまんま撞き抜く」ことを心がけているので、最初の何回かだけ下目にチョンチョンっとキューを出してタイミングのイメージ作りをした後、実際に撞きたい点に向けてプラクティスストロークを始めます。最初のチョンチョンをしないことも増えた。
「狙った点をそのまま撞く」の方が撞点は正確になります。けどやはり、タイミングに関しては下目に向かってシゴいている時の方が良い。狙った点をそのまんま撞くようなストロークをずっと続けていると段々とタイミングが狂ってきてしまう。
なのでたまに一人練習時に、下目を狙ってから四方八方にキューを出していくようなストロークスタイルでタイミングの矯正をしています。
少々前に、プレイもブレイクも下目に狙い点を取ってのタイミング矯正練習をしておりましたところ、まずブレイクで「そんな下を撞くんですか!?」って言われ。
次に思いっきり下に狙い点を取りながらキュンキュンな押し球を撞いていたら「下を撞くのにそんな押せちゃうんですか!?なんで!?」とか言われ。
君たち、どんだけ動体視力低いのって思ってました(笑)
動体視力の低さに加えて「狙い点と撞点は一緒」っていう先入観もあるんでしょうねぇ。
きっとそういう人達によって「真ん中を撞いても押せる」「下を撞いても押せる」とかいうオカルトが提唱されていくんだろうなぁ。
そうそう。私自身は初級者の頃からブレイクで「捲り上げ」だとか「出来るだけ水平に撞く」とかを意識していたものですから、やるかやらないかは別として誰もが考えてみたことはあることだと思い込んでいたのですが、そうじゃないんですかね??
初級者時代の私の常識は「水平に撞くべし!」「手球が跳ねるのは駄目なブレイク!」でした。
段々と結果を重視するようになってきて、結果さえ良ければ水平でも水平じゃなくても良いし、手球が跳ねてても跳ねてなくても良いと今は思っております。
どう考えどう志すかは時代時代で変わっているのですが、概念自体は初級者の頃からあった。
だからこそ、そこそこ歴も実力もある人から「こんな考え方があるんですよ!」とドヤ顔で水平出しのことを口にされると「へ?」って思っちゃうし。
つい最近の出来事ですが、ベテランのAクラスの方から「(ブレイクで)手球を跳ねさせられるなんて凄い」といった口調で話をされて、またしても「へ?」と思ってしまった。
どこら辺が普通で何が常識なのか。分からん。