鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

キューケース事情

ちょっくらドイツに行っておりました。


ビリヤード以外のことでなら話したいことはいくらでもあるのですが、ここは球ブログですのでおいといて。


1つだけビリヤードネタがありました。なんと向こうの空港でMEZZのキューケースを持った人を目撃したのです。


ドイツだからドイツ人だと思いましたが、場所が空港なだけに、もしかしたら他の国の人だったかもしれません。西洋人の細かい見分けはつきませんのじゃ。



まず「MEZZ製品って、外国でも売られてるの?」って思いました。


外国の選手とも多くスポンサー契約を結んでおりますし、外国でも売ってんのかな?


そしてなにより「声かけたい!!」って思いました。



しかし、まず社交性が足りない。いや、社交性だけなら、近年はキューケースを担いでいる人を街で見かけたら結構声をかけるようになった。国内なら。


相手は何語を喋るんだ。ドイツ語じゃ何も会話出来んぞ。相手が英語を喋れたとしても、私は全く自信ないぞ。コミュニケーション取れるのか!?


MIPでしたね。




そんなわけで、キューケースに関わる話で2本立て。



1本目


私の初めてのキューケースは、初めてのマイキューを買った時にオマケで貰った1B1Sのケース。


程なくしてブレイクキューを買ったので、先輩から2-4のケースを譲ってもらい。


当時はまだあまりジャンプキューが一般的ではなく、我が2-4のケースもジャンプキュー対応していなかったので、ジャンプキューを買って持ち運びをどうしようかと思っていた頃に、Mプロからジャンプキューも運べるような3-6のケースを譲ってもらい。


(当時は、外付けでジャンプキューのバットを入れる袋とかありましたよね)


長らくその3-6のケースを使っていたのですが、欠点は大きくて重いこと。



当時の私はとにかく活動的でしたので、電車やら自転車やらバイクやらでとにかく移動しまくっていました。重くて大きなキューケースは扱いづらい。


そのケースを背中に担いでバイクに乗っていた時に死にかけたことがあり、バイク移動が自分の中でなくなりましたw



歴何年の時でしたっけかね。とあるペアマッチの大会にて準優勝をし、その賞典としてキューケースを貰いました。


準優勝のはちょっとゴツめな大きいやつ。3位の賞典が2-3のコンパクトなやつ。


「大きめのが欲しい」という3位の方と「コンパクトで軽いのが欲しい」という私の利害が一致しまして交換。


その2-3のケースを今でも愛用しているわけであります。


最近はバットを3〜4本持ち歩きたいことがあるために、きっけー氏から4−8のケースを借りて、そっちを使っていることもあります。


安っぽいが軽い。とにかく軽い。保護性能はほぼ皆無だけれど、持ち運びの利便性は最高。


2-3の筒形か、4-8のソフトケース。それが今現在使うことがあるケースです。



一時期アタッシェケース型のハードケースに憧れたことがあって購入し、あんま使ってないですけど、今も所持はしています(笑)


1B1Sのケースも持っています。


歴の中で何度か1B1Sのケースが欲しくなったことがありまして、時期によって理由は違うのですが、今もし使うとしたら「とにかく持ち運びのことを考えたい」っていう時ですね。


ブレイクキューはいらんので、プレイキュー1本だけ持って、とにかく身軽に球撞きに行きたいっていう時に1B1Sのケースを使うことがあります。


逆に、とにかくブレイク練がしたいっていう時に「プレイキューはいらんからブレイクキューだけ持って行くか!」って思ったこともあるんですが、実行に移したことがあったんだったかなかったんだったか、覚えてないやw


持ち運びの利便性を求めてという理由とは別にもう1つ1B1Sケースを必要とすることが過去に何度かありましてな。


それが「ブレイクしたい欲求を抑えるため」です(笑)


プレイの練習をしなきゃいけないのに、抑えきれないブレイクをしたい気持ち。結局ブレイク練習ばっかりで1日を終えてしまうことが多々あったもんだから「最初からブレイクキューを持って行かなければ、ブレイク練習する気にもならんだろう」ってことで1B1Sのケースにプレイキューだけを入れていたことがありました。



同じことやっていた同類の方、いらっしゃいますかね?w


基本、デザインとかよりなにより、とにかく持ち運びの利便性を追求。


そんなのが私のキューケース事情。




2本目



学生の頃、球友の面々から遠征に誘われたことが何度かありました。


しかし私は一度も誘いに乗ったことがありませんでした。


理由は色々あったのですが、それはとりあえず置いといて。


球を撞くことを主目的に関東の外に出たことがありません。


何かのついでに他地方の球屋に行ったことはありますが、全て記憶出来ているくらい回数は少ない。


1番良く覚えているのは、B級の頃、旅行ついでに寄った球屋でたまたまBC級のハウストーナメントをやっていて、参加したら物の勢いで優勝しちゃったことかなw


なにはともあれ、数多くの球屋に足を運んでおります私ではありますが、そのほとんどが日帰りで行ける範囲内の、都内及び近県の球屋なのであります。



それでも以前は片道1〜2時間かかるくらいの球屋に行くことがちょくちょくありました。さすがに毎日とはいきませんが、たまに行くくらいなら苦ではなかった。


しかし今は「たまに」であっても、遠出するような気力も体力も時間も無い。近場近場で済ませてしまっているので、球屋の新規開拓を全くしておりません。


関東どころではなく東京都どころでもない、都心の事情くらいしか知らないってのが私であります。



さて。先日京都の方と話をしていたのですが、京都は車移動が基本とのこと。球屋に行くのも車がなければやってられんとか。


「あれだけの都市にしては、交通網が貧弱」なんていう話も。


対して都心はと言えば、車を持つ必要性が無いとまで言われております。


公共交通機関が発達しているので、車がなくても移動が楽。


逆に車を使おうにも、狭く常に渋滞している道路。高い維持費(駐車場を借りるのに、安めの賃貸マンションくらいかかる)


球屋に行くにしても、まず球屋に駐車場がありません。都心の球屋で駐車場がある所なんて、指折り数えていける。それらの球屋にしたって数台分しか無いし。


もし車で行こうとしたら、場代が倍になるくらいの覚悟でコインパーキングに停めなくてはならんのであります。


でありますからして、都心プレイヤーの移動手段は電車が基本。


東京でのキューケースの売れ筋は、小型で軽量な物に集中しているのだそうです。選ぶ基準が、私と一緒ですね。とにかく持ち運びのことを考える。


小さくて軽い方が持ち運びがしやすいのはもちろんのこと、人でごった返した電車に乗ることを考えると、大きな荷物は周りの人の迷惑にもなる。


会社のロッカーだとかコインロッカーだかに入れることもあるんじゃないでしょうか。その際にも大きいと邪魔だし。


ホームのお店が、キューケースをロッカーに入れるタイプなこともあるんじゃないでしょうか。そういう場合も、大きなキューケースだと入らないことありますしね。



「東京の球屋でゴツいキューケースを持った他店の人を見ると『あ。この人は車で来たんだな』って思う」との声を聞きました。


私はゴツいキューケースの人を見ると単純に「持ち運び大変じゃないの?」って思いますねぇ。



また、行ったお店の常連さんがゴツいキューケースを使っているのを見た時は「この人は滅多に別の店には行かないんだろうな」とも思う。


キュー置きがあるお店の本当に他店に行かない常連さんは、そもそもキューケースを持ってなかったりしますけどねw


小さくて軽くておしゃれなキューケース。それが東京で活動するプレイヤーが求める物でしょうかね。


私は「おしゃれ」の部分は全く気にしておりませんがw


私としては、デザイン性は一切無視していただいて良いので、とにかくコンパクトで軽量で、小物もそこそこ収納出来て頑丈ってケースが欲しいな。



そうそう。キューケースといえば、ワッペンをベタベタといっぱい貼っている人を良く見かけますけど、どういう意図で貼ってるんでしょう?


ホームにしているお店のワッペンってんなら分かるんですが、全然関係ないようなのもベタベタ貼ってて、私からするとなんか不格好だなって思うんですけど、、、、


私みたいに量産型のケースを使っている人は、他の人の物と間違いないようにってシールを貼ったりキーホルダーをぶら下げたりしている人は多いですが、それにしたって限度ってもんがあるしなぁ。



お店のワッペンといえば、試合に行った時などに初めて見る上手い人がいた時「あの人、どこの人なんだろう!?」と思ってキューケースを見たらワッペンが貼ってあって「なるほど。〇〇店の人なのか」と知る。これは良い流れですよね。


ところが、某店の店長さんがとある常連さんに関して「あの人にはワッペン貼って欲しくない」って言っていました。


凄く遅撞きな上に、マナーも少々悪いらしく御しきれない常連さんだそうで。ワッペンを貼って他店に行ったり試合に出たりすると、店の評判を落とすだけだからやめて欲しいって言ってた。


そう言われてしまう客にはなりたくないですね(^^;