鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

キャラ付けのジレンマ

 

私はブログを長年やっているわけですけども、初期は「暇だから書いている」「やりたいから書いている」だったのが、今となっては「辞め時が見つからずに続けている」という状態です。

 

「だったら辞めれば?」と言われそうですが、そう簡単なもんじゃないよねってのが本日のお話。

 

「ブロガー」以外の私の属性はといえば「ハードブレイク好き」があるわけですが、ハードブレイクに関しては今も昔も「好きだからやっている」というだけです。これは強迫観念に駆られてやっているわけではないです。好きなようにやって、その中での出来事をしばしばブログネタにしているだけ。

 

  • ブレイクは好きだからやっているだけ
  • ブログはやらなきゃいけない気分になっている

 

やりたいからやっていることと、やらなきゃいけない気分になってやってることの二通りがある。



世の中には食に関してキャラが立っている人っていますよね。「大食い」とか「ラーメン通」「酒通」とか色々あるわけですけど、彼らの中にもやはり

 

  • 好きだから食べているだけ
  • かつては好きだったが、今は半ば強迫観念に駆られている

 

この2者がいるようです。後者は、一度「自分はこういうキャラです」というキャラ付けがされてしまうと、それを続けなきゃいけない気分になってしまうそうな。

 

そのキャラを続けることで金が入るならまだ良いんですけどね。SNSなんかだと単なる承認欲求のためだけにやりたくもないキャラを演じ続けなきゃいけなくなったりする。時間と金が勿体ないし、食の場合は健康も害しますからねぇ。



 ビリヤード関係者を見ていても「この人は好きでやっているのか、それともやらなきゃいけない気分になっているのか?」と疑問に思うことが多々あります。

 

正直、その行いが本人の役に立っているようには思えない。役に立っていないどころが、害にすらなっていると感じることも。

 

役には立たずとも本人が「好きでやっている」のであれば良いのですが、キャラを演じ続けているだけだったら「勿体ない」「やめればいいのに」と他人事ならば思うわけです。

 

そう。他人事ならば。自分事となるとね。難しいんですよね(;^ω^)



また、「好きでやっている」だったとしてもジレンマを抱えることはあると思います。

 

私はハードブレイクは好きでやっているわけですが、とはいえ「ブレイクにこんな強いこだわりを持っていなければ、プレイがもうちょっと上手くなっただろうに」という思いもある。

 

とある音楽系YouTuberさんも「YouTubeは楽しくてやっているが、しかしこの時間を練習に費やせばもっと上手くなれるはず、、、」と悩んでいました。尋ねたことがないですけど、恐らくビリヤードYouTuberさんの中にも同じ悩みを抱えている人はいるはず。

 

全く異なる方向性の2つの「好き」を持ってしまった時。たとえ好きだったとしてもジレンマを抱えることになるんですよね。

 

悩ましいもんであります。