鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

理想のタイムルール

 

私の撞くテンポは、撞きこみ具合や調子の良し悪し次第でかなり変動します。2倍、もしかしたら3倍くらい違うかもしれない。

 

調子が悪い時というのは一々考えながらアドレスをし、考えながらプラクティスストロークをし、、、、となるので、時間がかかる。調子が良い時であればサッと構えてサッと撞けますので速い。

 

ショットの判断も、撞きこんでいる時であれば何をすれば良いのかの判断が速い。撞き混んでいない時は「何をすれば良いんだっけ?」と無駄な思考時間が長い。

 

調子の良し悪しが撞くペースに如実に現れるのが私です。

 

というわけで、その時々の状況次第で撞くテンポがかなり変わってしまうのですが、自分的に「普通」という状態の時を想定します。



私は今までにショットクロック有で撞いた経験が指折り数えられるほどしかありません。そのどれも45秒だったと思います。45秒のショットクロックだと全く問題がありませんでした。

 

エクステンション使用回数は恐らく0回。「40秒」のコールを受けることも1試合に1回あるかないかというくらい。「30秒」もたまにというくらい。

 

30秒のコールは度々受けたので「30秒のショットクロックだと厳しいかな」という気もするんですが、ただ「たまに」というのが1試合に数回というくらいだった気もするので、エクステンションで充分にやり過ごせそうでもあります。

 

30秒にしても45秒にしても、全球で制限時間いっぱい使うわけもなく、10秒20秒で撞く球もたくさんある。それこそ穴前の9番を入れるだけという状況でしたらアドレスのスタートから5秒もあれば充分なはず。はずですが、実際に意識したことはないので正確なところは分かりません。

 

「遅くともこれくらいで撞ける」というイメージはあるのですが、「速い球はどれくらいなのか」「平均的にどれくらいなのか」というイメージはあやふやです。計測したことがないから。



 チェスクロックの使用経験も私は少ないです。こちらも指折り数えられる程度。

 

初めて使ってみた時は勝手が分かりませんでしたので、結構撞き急いでしまいました。終了してみれば「余裕じゃないか」という残り時間(笑)

 

「今の対戦は結構時間かかっちゃったんじゃない?」という時でもなんの問題もない。チェスクロックの設定時間はちょっと長すぎなんじゃないかという気がします。



 ショットクロックは、日常的に導入するのは厳しいですよね。どうしてもタイムキーパーが必要になるから。

 

1テーブルに1台タブレットを用意出来れば、現状の相手審判でもショットクロックを導入できなくもない気はしますが、現時点ではあまり現実的では無い気がしますね。

 

また、ショットクロックの欠点としてしばしば挙げられるのが「全球で制限時間ギリギリ使うのは、充分な遅撞きである」というもの。45秒ルールで全球44秒で撞いてたら、私もそれは遅撞きだと感じます。

 

むしろ「え?ルール違反してないでしょ?」というような、遅撞きの免罪符を与えてしまうことにもなりかねない。

 

じゃぁ30秒にするかとなると、今度は「平均的には10秒で撞くんだけど、たまに4〜50秒かけたい時がある」という速撞きの人が勿体ないことになってしまう。



チェスクロックだとどうでしょうか。

 

チェスクロックは相手審判でも導入しやすいタイムルールではありますが、最大の欠点は「たくさん撞いている方が不利」ということでしょう。

 

チェスはお互いの手数が一緒ですが、ビリヤードはそうじゃない。たくさん撞いて攻めている方が時間的に追い詰められてしまうし、あんまり撞いてない方は時間に余裕があるから遅撞きができてしまう。



 理想のタイムルールを考えてみると、かなり短めな1球ごとの制限時間を設け、もし制限時間よりも速く撞いた場合はその余剰分を後の球に回せる、、、、という時間貯蓄の仕組みが作れれば一番良い気がします。

 

(20秒に設定した場合、1球目を10秒で撞いたら、2球目は30秒使える。1球目も2球目も10秒で撞いたら、3球目は40秒使える、という風にする)



そんなことを考えていたら「自分が1ショットにかける平均時間ってどれくらいなんだろうなぁ」と疑問に思いました。

 

測ろうと思えば測れますよね。

 

チェスクロックを導入

・相手に撞いたショット数を数取器ででも使ってカウントしてもらう

・ゲームセット後に、使った時間を球数で割る

 

これだけで平均時間は出せる。仲のいい人(私でしたらキッケー氏ですかね)との相撞き中にならそんなに難しくなく実行できる。

 

やってみたとしたらどれくらいなんでしょう。それが分かればそれを基準として、1ショットあたりの大体の目安時間が決められそうです。

 

 もし時間貯蓄できるタイムルールが導入出来たとしたら、1球あたりの制限時間ってどれくらいが良いんでしょうね。

 

上のカッコ内で20秒を例にしましたけど、20秒くらいかなーとなんとなく思っています。

 

最初だけは40秒。残り時間40秒からスタート。その後は1球ごとに20秒の加算。速く撞いたら余剰分も次の球に加算。

 

残り時間を1マスごとにリセットするのか、1試合通すのか。そこはちょっと悩ましい。



と妄想してみましたが、妄想でしかない。

 

タブレットさえあればそんなに難しい話ではないと思うんですけどもね。あれやこれやあって、実現しそうにないな(;^ω^)