1本目
先週ネタにした「自分なりの『最も撞き慣れた力加減』を人に伝えるとしたら?」という件について、1つ思いついた手段が「スピードを測る」でした。
手っ取り早いのがBreak Speedです。あのアプリはブレイクの速度を測るためのアプリですが、手球から先球までの距離をちゃんと合わせれば、プレイで使うような力加減だって計測できるわけでございます。
ってことで
- 通常通りの、フットスポットを先頭としたラックを組む
- 手球はヘッドスポットに置く
- 手球の中心を撞く
こういう条件で「最も撞き慣れた力加減」で手球を撞いてみました。そうしましたら、以下のような結果になりました。
ふと「自分にとっての『最も得意な力加減』を人に伝えるにはどうすれば良いのだろう」と思い、試しにラックを組んでヘッドスポットから手球の中心を最も得意な力加減で撞いてスピード計測をしてみた(プレイキューで)
— 鈴木さんちの鈴木Ⓐ (@billiblo) 2022年11月7日
こんなもんだった。
日々計測してみたら前後しそうな気がする。 pic.twitter.com/GFFwY81MSH
何も事前の予測をしていなかったので、なにも感想はありません。「へぇ。これくらいのスピードなんだ」としか思わなんだw
とりあえず、何日か「その日の1発目にまず計測」「体が温まってきてからもう一度計測」をしてみようと思いました。
で、2回めの測定日。その日の一発目に計測してみましたところ18.31kmという結果に。前回より0.7kmほど下がりましたが、まぁ誤差の範囲でしょう。
その日は相撞きだったので、その一発だけで計測終了。
測定日3日目。最初の一発目は17.37km。なんかどんどん下がっていくな、、、1日目と比べると約1割ダウンです。同じ力加減で撞いているつもりなのに。これは「誤差」では済まされない気がする。
この日は時間に余裕があったので、ウォームアップを終えた後にまた計測してみました。
ウォームアップ後の1発目。17.16km。さらに下がった。
ウォームアップ後に下がったのは、恐らくその日のテーブルが物凄く速かったからだと思います。テーブルコンディションに合わせて全体的に力加減が弱めになったんじゃないかなーと思います。
「テーブルコンディションによって、『最も撞き慣れた力加減』も変化する」ってのはありそうな話です。
今度は1回だけではなく、連続で何度か計測してみました。10回やるつもりだったんですけど、面倒くさくなって5回だけw 5回とも17.16〜18.03の間におさまっていたので「同じ力加減で同じ撞点を撞いているつもり」としては、まぁまぁの再現率ってことになるんじゃないでしょうかね。
この下書きをしている時点ではここまでしかやっておりません。この時点では「同じ日の中であれば『同じ力加減で撞いているつもり』が、実際に大体同じ力加減で撞けている」「日が変わると『同じ力加減で撞いているつもり』でも1割近い差が出ることも」という結果になってますね。
たった3日じゃ大した情報量ではないので、もうちっと地道に続けてみようかなと思います。
にしても、たった5回やるだけで面倒くさかったww 今のところはまだやる意味を見いだせていないせいもあるでしょうねw
最初は10個のラックを組んでいたんですが、途中から6個になりました。
もっと減らすとBreak Speedが反応してくれないんじゃないかと思ったので6個にしましたが、1個でも感知してくれるのかな?今度やってみようかな。20km弱ならば、1個でも吹っ飛んでいったりはしない、、、、はず。3個にしとくか。
もうちょっと考察が進んだらまたネタにしようと思います。
余談ですが、10個のラックに対して「ヘッドスポットから最も慣れた力加減で真ん中を撞く」というのをやっていて、連想でふと思ったことがあります。ラックに対して真ん中を撞いてスピードを測定するという行為が「気持ち悪くてできない」って人、いますかね??
ボウラードのブレイクをするのに似ていますが、撞点や力加減が違うはず。「どうしてもボウラードのブレイクに寄せてしまう」っていう人はいそうです。
また、真ん中を撞くわけですのでラックに跳ね返されて手球は戻ってきます。速度が測りたいだけですので残り配置なんてのはどうでもいいわけですが、「残しをイメージしないと、気持ち悪くて撞けない!」「残り配置が悪いと分かりきっているショットをするのは気持ちが悪い」って人はいそう。
私は「こういう撞点をこういう力加減で撞く」という、ショット自体を目的として設定することに何の違和感も持たないのですが、「ショットは先球と手球をコントロールするという目的のための手段である。目的もなくショットをするのは気持ちが悪い」って人はいるわけで、価値観の違いを感じる瞬間ですw