1本目
日本の政治家を見ていると「喋りが下手くそ過ぎて恥ずかしい」と感じることが多いです。小学校の生徒会長候補の方がまだマシな喋りをするとすら感じる。
一方で「喋りだけが上手くても、それはそれで問題だしなぁ」とも思います。喋りが上手いとそれだけで説得力が出ますからね。下手したら扇動者になってしまう。
YouTuberなんかはその典型で、間違ったことを言いまくってんのに話(と編集)が上手いもんだから説得力があって、多くの人が騙されてしまう事例ってたくさんありますよね。
ビリヤードも例外ではないと思います。
「話の上手い、適当なことを言う人」に騙されるっていう場面をよく見かける。
逆の「良いことを言ってるのに、話が下手なせいで聞いてもらえない」っていう人も見かけます。
「頭にスッと入ってくる!」「なんて有益な情報だ!!」と思ったらメチャクチャ間違っていたってことはあるし。
「何を言っているのか分からん」「イメージしづらい」「スルーしよう」と思った情報を上手く読み解けたら凄く有益だったってこともある。
学校だ塾だ参考書だっていう、プロの話し手から教わることに慣れきってしまうと「スッと頭に入ってこないことは聞き入れる価値がない」みたいな価値観になってしまいがちですけど、素人同士の意見交換の場では聞き手(読み手)の方の理解力が重要になってくるんじゃないかなーと思っています。
と、とある2人の上級者の話を聞いていて思った次第でした。
2本目
- ブレイクのテイクバックでスッポ抜けてしまうことがある
- すっぽ抜けてしまうと、空振りやミスキュー、大場外の恐れがある
- それにチビって、テイクバック不全のまんま変なリズムでブレイクを撞いてしまって当たらない
- テイクバックでしっかり溜めたい
こういう状態が何年も続きました。色々対策は練り、その都度ブログネタにしてまいりました。
何ヶ月か前に「テイクバックでしっかりタメを作れば、仮にすっぽ抜けてしまっても止まる事が出来るのだから、大惨事にならないのでは?とりあえず試してみよう」とかなんとかブログネタにした気がします。
時は経ち、めでたいことにすっぽ抜けに対する恐怖心はほぼなくなりました。8割方改善しました。
「しっかり溜めれば、仮にスッポ抜けてしまっても止まることが出来るのでは?」という予想は正しかったです。ただ、それは対症療法であって、スッポ抜け自体を改善する方法ではない。
すっぽ抜けを大幅に減らせた理由というか、すっぽ抜けの原因になっていたのは「テイクバック時に体が前に出てしまう」という悪癖でした。
テイクバックをし、右手は後ろに行くのに、頭の位置が前に行ってしまう。そんな癖が私にはありました。それを直して頭の位置をキープ(若干下がるくらい)できるよう練習したら、すっぽ抜けはほぼなくなりました。
悪癖が出ている時はジャンプショットをする時みたいな状態なんだと思います。
ジャンプショットをする時ってのは、意図的に左腕をグッと曲げて手球と頭を近づけますよね。そうすることで大きくテイクバックを取ることが出来る。
ブレイクをする際に同じことをやってしまっていた私。大きくテイクバックできちゃうもんだから、イメージよりも引いてしまってスッポ抜けてしまう。そんな状態だったもよう。
スッポ抜け癖がだいぶ改善した私の近影がこれです。
スムーサーが邪魔でキュー先がどこにあるかがハッキリは見えないですけど、ギリギリまで引いているのは間違いないですよね。
別に私だけの話じゃなくて、皆々様同じだと思います。凄いですよね、このギリギリ感覚。そりゃ一歩間違ったらスッポ抜けるわぃっていう。
この写真を見て気になったのは「スムーサーに引っかからないのかな?」ってことでした。キュー先がスムーサーの中に入るくらいまで引いているから、ともすれば引っかかってしまいそうですよね。
今まで、正常なブレイクが出来た時には引っかかりを感じたことはないので、問題はないのかな、、、?
(すっぽ抜けてしまったのに止まれず、そのまんま撞き出してしまった時なんかには、キュー先がスムーサーに引っかかってスムーサーが前に飛ばされることがある)