同時に行うことが望ましい - 鈴木さんちの球日記

このブログを読んでくださっている皆様であれば改めて書かなくてもご存知だと思いますが、バンキングに関わるルールについていくつか。

ルールブックではヘッド側から撞くものとされているバンキング。審判がいることが前提になってるんでしょうかね。ヘッド側からバンキングをして、ブレイク権が決まったらそのまんまブレイクをする。バンキングをした後にやることが「ブレイクを撞く」なので、バンキングをヘッド側から撞いた方が早い。

一方、普段の私達はバンキングをした後にやることが「ラックを組む」なので、フット側から撞いた方がスムースなわけであります。なのでもっぱらフット側から撞きますよね。それこそヘッド側から撞くのなんて「フット側で隣接したテーブルの人と場所が被った時」くらいじゃないですか？（笑）

「本格的風にやってみよう！」とこだわったビリヤードイベントでヘッド側からバンキングをしたことはありますけど、ヘッド側からバンキングをした回数なんて人生で指折り数えられる程度な気がします。

撞き出しの角度が悪かったとかコジって捻りが入ってしまったとかで、ボールがテーブル半分を越えて相手側に行ってしまったらバンキングは負けです。

たまに両者共に半分を越えてしまって、バンキングやり直しになっている場面を見ますｗ（２人ともスクラッチでやり直しってことも稀にｗ）

昔は「長クッションに触れてしまったら負け」というルールもあった気がするんですが、今は無いようです。ルールが変わったのかな？

短クッションに当たって跳ね返ってきた後に長クッションに入ってしまうのはセーフですが、往路で長クッションに当たってしまうのはNG。「第１クッションは短クッション」と定められている。

「２往復バンキングはありなのか！？」という話がしばしば出ますが、ルール的にはOKなもよう。

やるメリットがほとんどないですけどｗ

相手が先に撞き、そのボールが短クッションに当たって跳ね返ってセンターに到達するまでに撞きださないと負けになる。

恐らくは「相手のボールの動きを見てコンディションを把握しようとする行為は禁止」ということなんだと思います。

歴の中で数回だけ相手のボールがセンターを越えてから撞いている人を見たことがありますが、わざとでは無いのが見りゃ分かりましたので、相手選手も「今の負けでしょ」なんてわざわざ言及してはいませんでした。

普段はそもそも、そこまで撞き出しのタイミングがズレる場面を見ることがないですね。

意図的にこのルールに抵触させてやろうとして「二往復するような力加減で撞けば、あっという間にセンターを越えてくるから、相手を負けに出来る！！」なんて言い出し、実際にやる人もいるｗ　けどそんなのは親しい人同士でふざけてやっているだけで、戦略として真面目にやる人は、、、、いませんよね？？いたら引く。

特に何か罰則があるわけではないですが、一応ルールブックにはこう書かれております。

今回ネタにしたいのがここです。ルールブックにはこう書かれておりますし、書かれていなかったとしても常識的に考えてタイミングを合わせようとしますでしょ？

極稀にですけど、相手がまだ構えていないのにさっさと撞いちゃう人がいる。落ちつけ。通信簿に「落ち着きがない」って書かれていたタイプでしょ、あなた。

逆もいます。やたらと構えるのが遅い人。同時に構え始めたはずなのに、私が構え終わってプラクティスストロークをして「もう撞くよ？」っていう時になってもまだアドレスしてる。遅い。どんだけのゴーイングマイウェイなんだ。

先に撞いてしまうのがはばかられるので、そういう人に出会った時は延々とプラクティスストロークをし続けることになります。あまりに長くてイメージが悪くなってきた時には一度構え直します。構え直してもなお私のほうが撞くのが速かったりするんですけどね(^.^;

極稀に、私が構え直したら向こうまで合わせて構え直しをすることが、、、いやいやいやいや、さっさと撞いてくれよっていう。。。

全球気を抜かずに撞くという姿勢は凄いと思うんですけど、バンキングであそこまで時間かけられるとなぁ、、、とはどうしても思っちゃいますね。