鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

練習の優先順位が間違ってた

 

1本目

 

実家が大規模リフォームをした&家電を買い換えまくったわけですが、「面倒くさくないというのは大事」と改めて感じました。

 

どんだけ優れた機能があっても、面倒くさくて使わなかったら意味が無い。機能で劣ろうとも、面倒くさくなくて「使おう」と思える物の方がよっぽどいいわけであります。

 

私自身、数年前に掃除機を買った時にそう感じました。

 

元々あった掃除機がマンションに埋め込まれているタイプの掃除機で、パワフルではあるのだけれど使うのが面倒、片付けるのも面倒で、ついつい掃除を怠りがちでした。

 

そこでコードレス掃除機を買いましたら、掃除機の使用頻度が10倍くらいになりましたww 

 

いざ使った時の性能こそコードレスの方が劣りますが、しかし圧倒的に面倒くさくない。使いたい時にサッと使える。

 

面倒くさいとそもそも使わなくなってしまう。0になってしまう。

 

まずは0から1にしなきゃいけないよなって思いました。その先のことはまず1になってから。

 

 

2本目

 

年末に「とあるコツを意識したらブレイクに安定感が出た」とかなんとか書きました。今んとこまだ安定は続いております。

 

そのコツは「長所を伸ばす」ではなくて「短所を矯正する」という方向性のコツです。そのコツによって矯正された短所ってのが、今までは欠点克服の上での優先順位で4~5番目に来ている短所でした。

 

私のブレイクには自覚している範囲だけでも短所がメチャクチャたくさんある。全部を同時に直していくのは無理があるので1つずつ潰していこうとしており、そのための優先順位が自分の中にあります。

 

短所として大きい(と自分では思っている)ものを優先的に直し、小さい(と自分では思っている)ものを後回しにしようと考えておりました。

 

今回、優先順位の4~5番目にあった短所の優先順位を上げたことに深い意味はなくたまたまだったんですけども、いざ優先順位を変えてみたら「順位付けを間違っていたなぁ」と思いました。今回発見したコツを意識することで、ブレイク練習全体において精神的余裕が出るようになったからです。

 

 

コツを意識したら、ミスキューや手球大場外に対する恐怖心(以下、「ミスキューや手球大場外に対する」の部分を省略して「恐怖心」とだけ書かせていただきます)が当社比5割減になりました。

 

星の数ほどあるブレイクの欠点克服練習をするにあたって、恐怖心が今までずっと大いなる壁になってきました。

 

恐怖心のせいでやりたい練習が思うようにやれない。意識していることを実行できない。練習をしに行っても、そもそも練習にならない。

 

散々に「一切人目のない、完全に1人という状況でしか練習が出来ない」とボヤいていた通りでございます。

 

それがですね。コツを意識してからは恐怖心が大幅に減じている。恐怖心が0にはならないけど、だいぶ気持ちが楽に。多少の人目があっても練習が出来るようになりました。

 

欠点の順位付けは、「力強く撞くことが出来ない原因となり得る技術的な落ち度」の点から評価していました。そういう観点からの評価で優先順位の4~5番目にあった短所が、恐怖心を覚えてしまう主原因であったらしい。

 

今回のコツを意識しても技術面での飛躍があるわけではない。技術面では「小さな欠点」という評価が間違ってはいなかったんだと思います。けども、技術面では小さな欠点だったものが、精神面では大きな欠点だったもよう。

 

 

精神面での差は非常に大きいです。

 

今までは「一切人目のない、完全に1人という状況」でしかまともに練習出来なかった。そんな状況なんて滅多にないですからね。練習するチャンスが少なすぎる。チャンスがあったとしても、特定の球屋の特定の時間をわざわざ狙って行かなくてはいけない。遠いところまで行かなきゃいけないこともある。

 

「やれば効果はあるけど、中々やれない練習」なんてのは役に立たんのです。

 

練習環境の縛りが緩和されたというのは非常に喜ばしい。

 

今まで恐怖心を抱いてしまう原因に関しては「下手だから」くらいにしか考えていなかったんですが、「下手だから」なんていう何の理由にもなってない考察で終わりにするんじゃなくて、もっと真面目に考えるべきだなと反省しております。

 

今の恐怖心の少なさがここ何回か限りのフロックではなくこのまんま継続し、ハードブレイク道を一歩でも先に進めると良いなぁ。

 

 

以上、「優先順位のつけかたが間違っていた」「皆様も一度見返してみては?」と言いたいネタでした。