鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

リーダーの選択

 

1本目

 

昨日からの続きです。

  

「BSを使うのにある程度のブレイクの知識が必要」ってのは、初級者には厳しい条件なのでツッコミを入れたいのは中級者以上に対してだけです。

 

他方で

 

  • 説明書きを読んでいない
  • (説明書きが英語なので)英語が読めない

 

この2点が原因で使い方を誤っている場合は、初級者であろうともツッコミを入れたいです。え?後者は仕方がないって?いや、義務教育レベルの英語力で読めますからね。。。

 

 

「この理由は一応は納得できる」と思うのが

 

  • 小数点以下まで正確に出ない限りは、信用に値しない

 

という人です。私の周りにも何人かいます。

 

そこまで細かい精度を求めているのだとしたら、確かにBSは信用できないです(私の周りの人達は「信用できない」と言うのではなく、「誤差が出るのが気になるぅ!!」って感じですがw)

 

ただ、それはそれで「そこまでの精度、必要?」「あくまでも参考値ですから、、、」って私は思います(;^ω^) 繰り返しですけども、1割も違うと私も嫌ですけど、5%くらいなら別にいいんじゃないでしょうかね。。。?

 

野球のスカウトの方々が、バックネット裏から注目投手の投球スピードをスピードガンを使って計測している姿を見かけますけど、使っているスピードガンはきっと高級品でしょうが、距離や角度の問題で誤差は結構出るはず。正確に測りたいならキャッチャーとか審判の位置で測らないといけないですからね。

 

でも、そんなことは気にしないでしょう。スカウトの方々はスピードガンを使わなくても大体のスピードは見れば分かる。後は自分の体感とスピードガンの数値をすり合わせて、大体を把握出来れば良いはずです。

 

BSの使い方もそれと一緒だと思うんですよね。小数点以下までビタッと正確に出す必要はないかと。

 

 

  • そこまでの細かい精度、必要なくない?
  • それは精度の問題じゃなくて、測定ミスだから
  • 使い方分かってないじゃん
  • そもそも、あなたBSを購入してないじゃん!(良く知りもしないものをとりあえず否定しておくタイプの人)

 

 

私は今までこのどれかのツッコミを入れたい人にしか会ったことがないです。

 

もしかしたら、本当にBSは精度が低いのかもしれません。私が許容できない「正確な速度からは1割以上かけ離れた数値」が表示されているのかもしれません。が、私の体感的にそれは無いと思っていますし、証明した人も今までにいません。なので私は、BSを否定する人を否定するのです。

 

私としては、なぜこんな定期的に否定する人が出てくるのかが理解出来ん、、、

 

 

というわけで、私はBSには充分な精度があると思っています。

 

プロツアーの余興として開催されるブレイクスピードガンコンテストだって、昔はスピードガンが使われていましたが近年はBSでの測定ですしね。それくらい信用されてるってことですよ。

 

ブレイクのスピードに興味が無いっていう人に強いて購入を勧める気は無いですが、少しでも興味があるんだったら充分に購入する価値がありますよ(ステマではないw)

 

 

P.S.

 

そういえば、BSの精度検証をするにあたってハイスピードカメラを使ったこともありましたっけね。

 

ブレイクの速度を計測できる手持ちの器具として、スピードガンとBS、そしてハイスピードカメラがあります。

 

ハイスピード撮影をし、インパクトから手球がラックに到達するまでが何コマだったかを数え、手球からラックまでの距離と合わせて計算をするわけであります。一番面倒な手段ですし、手持ちのハイスピードカメラも所詮は家庭用ですから精度は低いんですけど、一応は第3の検証手段として使うことが出来ます。

 

結果的にはやはり、どの手段で測っても大差ないってことになりました。

 

BS話はここで終わりです。2本目は全く無関係なネタです。

 

 

2本目

 

週明け月曜日に「スポーツマンシップとしては認められないが、監督としては怒れない」なんていう話が出るんですけど、そのネタを書いていて連想した話です。載る順序が逆になってしまった。

 

これは完全にこちらサイドが悪い話なのでネタにするのも申しわけないんですけども、その昔JPAをやっていた時のこと。トリカップだったかKTCだったか忘れましたけど、大会の時です。

 

実際には連戦だったのにスケジュールを見間違えて1回転間が空くと勘違いしたうちのチームは食事に行ってしまい、いざ食事をしようと思った時に運営の方から「試合入っています」と連絡を受けました。

 

遅刻の許容時間をオーバーしてしまい、ルール上は「協議の上、相手チームのキャプテンが許可すればそのまま試合開始。許可しなければ5試合のうち1試合を不戦勝(敗)扱いにする」とのこと(そんなルールに抵触することをやらかすとは思ってもいなかったので把握していませんでした。運営の方からその時聞いた)

 

協議をするまでもなく、相手チームのキャプテンから開口一番「申し訳ないですけど、うちの不戦勝で。一応ルールなんで」と言われました。

 

ちょっとイラッとしたんですよね。正直。

 

言い方が気に障ったんでしょうな。ルール上はペナルティ無しにも出来た。不戦勝を選択したのは相手チームの判断。なのに「ルールだから仕方なくうちの不戦勝扱いです」「仕方なくですよ仕方なく。ルールだから仕方ないじゃないですか。私が悪いわけではないです」みたいな言い方をされたもんだから、イラッとしました。

 

 「うちもどうしても勝ちたいので、不戦勝にさせてください!」とか言われれば、素直に「ですよね」「遅刻したうちが悪いです」と思えたんだと思います。責任転嫁するかのような言い方をされたからイラッとした。

 

でも、いざ逆の立場だったらどうだろう。そんな気の利いた言い回しなんて出来ず、私も相手をイラッとさせる言い方しか出来なさそう。。。

 

また、立場が逆だったら自分は不戦勝を選んだかどうかも考えました。

 

スポーツマンシップとしては、相手チームのミスを許容してあげてペナルティ無しにするべきなんじゃないでしょうかね。

 

けどチームキャプテンとしては、チームの勝利を第1に考えるべきなわけでして、そうなるとやはり不戦勝にしなくてはいけない。

 

悩ましいですよね。人としての在り方を優先するのか、リーダーとして組織をけん引することを優先するのかって。

 

そういう葛藤があることを考慮すると、選択の余地なく最初っから「不戦勝(敗)」とルールで決めておいた方が良い気がしますね(;^ω^)