鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

20秒

 

1本目

 

 

 

このツイートをした後で補足ツイートもしましたが、これ、別にふざけてたわけじゃないんです。ふざけたわけじゃないし、ネタツイートをするために撮ったわけじゃない。練習中の1コマとして実際にあった出来事であります。

 

最近サンビリでの朝練にハマってます(と言っても、まだ2回しかしてないですがw)

 

従来のサンビリは24時間営業ですが、コロナの影響で10時開店になっているサンビリ。そのサンビリに平日の開店直後に行き、3時間パックを利用して帰る。

 

これの何が良いかって、周りにほとんど人がいないんです。

 

全19台あるわけですが、1回目も2回目も、3時間の間に出会ったビリヤード客は1人だけ。その1人も1時間ほど時間が重なっただけなので、ほぼずっと私1人です。

 

店員さんもワンオペでダーツやカラオケも回し、清掃したりフードを作ったりと大忙しですので、私になんぞ意識を向けている余裕はない。

 

全く個室じゃないんですけど、ほぼ個室状態なわけですよ。だだっ広い個室。

 

 

捗る!!

 

 

引き球とかブレイクのミスは目立つがゆえに、周りの目を気にしてミスをしがちな練習が出来ないと常々ボヤいておりますが、サンビリの朝練では周りの目を全く気にしなくていいわけです。周りに人がいないんだから。

 

かつ、今のご時世「密」も気になるわけですが、NO密です。ほんと気兼ねなく練習出来る。

 

(周りに誰もいない環境ですらミスキューイメージが湧いてくるとチビってしまうあたり、私のメンタルは改善が難しいなと思わされていますが、、、)

 

 

そんなわけでサンビリ朝練にて、普段は試したくても試せないイメージを試したり、その場の思い付きをどんどん試したりしています。

 

で、ツイートした動画の時にも何かを試そうとしていたんですが、いざ構えてプラクティスストロークを始めてから「何を試そうとしたんだっけ?」という状態になってしまった。事前にイメージを固めることなく、とりあえず構えてしまったわけです。

 

「何を試そうとしたんだっけ?」と思ったまんま、最初の何回かは普通にいつも通りのプラクティスストロークをしました。それはもうルーティンになっている確認作業なので、ほぼ無意識に行っています。

 

でもそのルーティンは動画前半の10秒以内で終わっています。後半の10秒はただひたすらに「何を試そうとしてたんだっけ?」「なんだっけ?」と考えながら、惰性でシゴキを続けていただけ。

 

そのうち思い出すかと思って続けていたのですが、結局思い出せそうになかったから構えを解いたわけであります(笑) 非常に無駄な20秒ですね。

 

この様子を動画で見返していて「たまにこういう人いるよなぁ」と思ったので、その文面を添えてネタ投稿をしてみました。

 

こういうやたらとシゴキが長い人、たまにいません??「一体いつ撞くの?」ってくらい長い人。

 

挙句に「今更構えなおすんかーーい!」ってなって、また再び最初から長いシゴキを繰り返す人もいる、、、

 

デルーナなんかもブレイクの時は案外プラクティスストロークが長いですけど、結果的に撞き出されるブレイクがあれですから「あんだけ時間をかけた意味が分かる」と思えます。

 

けど、一般アマチュアとなりますと、シゴキが長い人は大抵長い上に大したブレイクをしない。時には長々とシゴいて構えなおし、また長くシゴいて撞いた結果がミスキューとかペチョペチョブレイクとか球触りだとか手球が場外に吹っ飛んでいくとか、そういう結果になることも。。。

 

そんなイメージがあります。

 

ま、ほんとに稀にですけどね。そういう人に会うのは。

 

 

このツイートに「長いと思ったけど20秒。20秒を長いと感じた自分はせっかち」というコメントをいただいたのですが、返信した通りですが、「構えてから20秒」ってのは長いと思います。

 

ショットクロックは45秒が多く、20秒で撞けるのはいいテンポってことになると思いますが、その20秒ってのはあくまでも「前のショットが終わってから20秒」ですからね。考える時間も含めての20秒。

 

構えてから(かつ、アドレスを終えてから)撞くまでの動作だけで20秒ってのは長いです。間違いなく。

 

まぁブレイクはプレイに比べたら少し長めになりがちだとは思いますけどね。それでもやっぱり20秒は長いなぁ。

 

もしプレイで構えてから撞くまでに毎回20秒かける人がいたら、それは文句なしの遅撞きということになるでしょうね(;^ω^)

 

 

2本目

 

こうやって不特定多数の人に発信をしようとすると、何もかもが「程度問題」「ケースバイケース」「1か0ではない」という結論になってしまうんですけど、今回もそんな話です。自己肯定感について。

 

自己肯定感が高すぎる人と低すぎる人。どちらの例も頭に浮かびませんか?皆様の周りにもどちらの人もいると思います。

 

ビリヤードに話を絞ってみても、私の頭には両方のタイプの人が浮かんで来ます。

 

どんだけ他人が褒めても、全く自信を持てずにいつまでたっても自己評価が低く、自信がなさすぎてメンタルが弱い人がいる。

 

その一方で、何もかもを責任転嫁し、常に自分を肯定し、全く成長しない人もいる(;'∀')

 

今回ネタにしたいのは後者です。

 

 

成長する上では「痛み」が必要であるとしばしば書いております。

 

痛みが無くても反省出来るのは本当にセンスがある人。我々凡人は、痛みがないと「まぁいいか」で済ませてしまいがち。そもそも自分の落ち度に気づきもしないこともありますね。

 

「恥ずかしい」「嫌だ」「不快」「同じことを繰り返したくない」「こんな感情、二度と抱きたくない」と思わされるような出来事を経て、やっと自分の行いを改められるというものです。

 

しかし、痛みを感じた時にも瞬時に責任転嫁をし、話をすり替え、自己肯定し、痛みを消し去ってしまう人ってのがしばしばいる。

 

社会人として社会を生き抜くためには、そういうスキルも大事と言えるかもしれません。が、趣味でビリヤードをやっている時に感じる痛みなんてのは、消し去る必要がない。むしろ抱え込んで生かしていくべきものであると私は考えます。

 

あまりにメンタルを保つのに秀でた人も上達には向かないなぁと思わされることがあります。