Twitterを見ておりましたら「飲食店などで、テーブルの上に鞄を置く人が嫌だ」というツイートが流れてきました。
そこで例に出されておりましたのは、主にインスタ女子と呼ばれる類の人達。オシャレに着飾り、「こんなバッグを使ってます」という感じにテーブルの上にバッグを置いて写真撮影。
ツイ主は、そういうのを見てモヤッとするらしい。
そりゃぁ、昨日書いた通り、トイレの床に鞄を置く人がいるくらいですからね。それをテーブルの上に置かれたら嫌ですよね。
(さすがに女性でトイレの床に鞄を置く人はいないかな?いるのか?男性だってトイレの床に鞄を置いているのは昨日書いた人しか見たことがないですけど、、、)
トイレの床にはさすがに置かないまでも、そこら辺の床に置く人は多いはず。鞄は汚い。鞄を机の上に置いてほしくない。そういうツイートを見かけたのです。
似たような話として、昨年でしたっけかね?「キューケースをビリヤードテーブルの上に置く」についてネタにしたことがありました。
某氏がキューを片づけるために、テーブルの上にケースを置いて広げていたところ「汚いからやめろ!」と怒られたという話を聞き、その件をツイッターで呟いてみました。そうしましたら意見が大きく分かれたのです。
その出来事を通じて感じたのが「人それぞれのイメージの違い」でありました。
一貫して何も気にしないっていう人はいます。逆に一貫して潔癖な人ってのもいます。
多くの人はその中間であり、人それぞれ何を汚いと思って何は汚くないと考えるのかが違う。
このコロナ禍で、そういった人それぞれの衛生観念がかなり浮き彫りになってますよね。マスク1つをとってもマスク警察と呼ばれる人から、どんだけ言われてもマスクをしようとしない人まで、色んな度合いの人がいる。それぞれの正義で生きている。
どれだけの人が、正しい知識の下で考え行動しているのでしょうか。ほとんどの人は単なるイメージですよね?
何が汚くて何が汚くないのか。あれとこれはどっちが汚いのか。そんなんは細菌数のチェックでもしないことには分からないわけでして、そんなことはしていない以上、結局は「イメージ」でしかない。「自分にはそういうイメージがある」というだけ。事実とは言えない。
根拠を示すことの出来ない各のイメージの違いで論争を繰り広げるってんだから、そりゃ賛否分かれるのは当たり前で、結論が出るわけがないよなーって話ですね。
というわけで「所詮はただのイメージである」っていう話を色々下書きしたのですが、今日はそのうちの1つから。「シャフトを押し付ける」についてです。
ブレイクであったり引き球であったりを撞く際、フィニッシュでキュー先をラシャに押し付けるような形になりますよね。それが自然です。
それを初心者初級者が見て「シャフトが折れそうで怖い」「ラシャを破りそうで怖い」と言っているのを聞いたことが1度や2度じゃありません。10度20度ですらないかもしれないw 本当に良く聞きます。
これもまた「イメージ」ですよね。過去に折ったり破いたりした実体験があるわけじゃないでしょう。
「目撃したことがある」「話を聞いたことがある」程度の人がほとんどで、もしかしたらそれすらなく完全に「ただのイメージ」っていう人もいるのかもしれません。
ブレイクでシャフトが折れるなんてのはよっぽどのハードブレイカーじゃないと起こらないし、どんだけシャフトを押し付けようともブレイクでラシャを破ることなんてあり得ないし。
(例外はありますが、数少ない例外をいちいち持ち出さなくてよろしい)
引き球なんてのはなおさらで、引き球でシャフトを折った話なんて相当なキュー切れ職人からの数件しか聞いたことがないし、ラシャを破いたなんてのは一件も聞いたことがない。
シャフトはそうそう折れも曲がりもしませんし、ラシャもまずもって破れません。
(これもまた例外はありますが、この場では不必要)
「折れそう」「破りそう」というイメージに引っ張られて押し付けることを敬遠し、変なキュー出しをしてしまって引けていないっていう初級者がたまにいます。
昨年にも、出身サークルの現役生で該当する初級者がいたもんだから「もし折れたら新品を買ってあげるから」「破いたら代わりに弁償してあげるから」と言いつつ撞かせてみたら、ほどなく引けるようになったっていう出来事がありました(笑)
根拠のない悪いイメージに引っ張られて結果を出せない人って、皆様の周りにもいるんだと思います。悪いイメージの払拭に手を貸してやってみてくださいませ。
少し話変わりまして、「シャフトが折れそう(曲がりそう)で怖い」「ラシャを破りそうで怖い」と言っている人は、何を怖がっているんでしょうか。
上で例に出した子の場合は完全にお金でした。「シャフトを買い替えなきゃいけなくなったら、出費が、、、」「ラシャを弁償しなきゃいけなくなったら、出費が、、、」というお金の問題。学生ですしね。
私の場合は初級者の頃にはそもそも折りそう破りそうっていうイメージを持ってなかったですけど、今だったら「確率は万が一だし、いざと言う時でも出費は数万程度なんだから、大したことがない」って思えますね。万が一が起きてしまっても大した話じゃない。
月1くらいの確率で発生することだとしたら「月に何万も払いたくない!」ってことになりますし、一回で何百万と持っていかれるんだったら嫌ですけど、17年間球を撞いてきて0回ですからねぇ。そんなほぼ0に近い確率での何万かの出費だったらリスクとも言えん。
もしかしたら、お金の問題ではなく「道具は丁重に扱いましょう」と考えている人もいるのかもしれません。それは素晴らしい精神ではありますが「道具を大事に扱うこととビリヤードの上達を天秤にかけてください」っていう話になりますね。
そしてまた「折ったり破いたりしたら、周りから何を言われるか分からず恥ずかしい」って考えている人もいるのかもしれません。それは、周りの中上級者がケアしてあげる必要がありそうです。
これ以外に何か理由ある??