鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

出たがり

 

1本目

 

私は「この配置、どう出すべきなんだろう(どう出すべきだったんだろう)」と悩んだ時に、Twitterで質問してみることがあります。


しかしまぁ、何度も申しております通り、望む答えが返ってくることは滅多にありません。答えを知りたければ、直接レッスンを受けてプロに習うなり、直接お店に行って自分より上手い人に尋ねるなりするのが一番であります。


私がツイッターで尋ねてみるのは「もしかしたら、目から鱗な案を誰かが出してくれるかも」という一縷の望みを持っているのと、あとは「私のツイートをキッカケに、皆さんで考えてみて暇つぶししてください」というネタ提供の思惑からであります。

 

そんなもんだから、他の人がTwitter上で配置について言及している時、私は完全スルーです。見もしません。


面識がある人ならば直接会った時に言えば良いだけだし、面識のない人だとしたらネット上でアドバイスしても向こうからしたら私は「どこの馬の骨とも知らん人物」であるから説得力が無いだろうし、文字で伝えられるとも思えないし。


ノータッチを決め込むのみであります。

 

さて。私は手球適当A級でありますが、ライン出しに関しては意外と拘りがあって、その点に関しては案外理にかなった出し方をすることが多いと自分では思っています。


そんな私がA級になりたての頃から「これはこう出すべき」と思っている出しのパターンがあるのですが、プロの方々に聞いてみても、意見は割れることなく私と同じ意見。さすがにこれは絶対的な「正解」と言って良いはず。


しかし、とあるB級さんに聞いた話によれば、その配置がツイッターでネタになったことがあったらしく、正解を出した人がたったの1人しかいなかったそうな。


BC級はもちろん、普段それっぽいことを言っているA級達も別の出し方を示したらしい。


そのB級さんは、習っているプロから正解を教わっていた。なので、ツイッター上でほとんどの人が不正解案を示したことに少なからぬ衝撃を受けたらしく、それまでは「この人は凄い人」と思っていた相手の評価も一変したとか。


「ネットなんてそんなもん」っていう感想しか出ませんね(;´∀`)


ネット上でのことなんて「頭の片隅に入れておく」っていう程度にすべきで、本当に大事なことは直接誰かしら信頼がおける上級者に聞くべきなのです。

 

 

2本目


たとえ賛同できる意見であったとしても、1つの意見だけが声高に叫ばれるシチュエーションというのが私は好きではありません。


たとえば賭け球に関してなんかは私は昔っから否定派なわけですけど、とはいえ否定派の意見ばっかりが叫ばれて、肯定派が何も言えないような雰囲気が作られるのは好きじゃない。


お互いが意見をブツけあってこそ議論が出来るわけであって、一方的なのはよろしくない。


SNSって一方的になりがちなのが欠点ですね。


あと、気持ちは分かるんですけど、どうしても好きになれないのが「自分と同じ意見が優勢だと分かってから、急に強気になる人」ですね(;´∀`)


誰も意見を言っていない時には何も言えないのに、自分と同じ意見の人が多いと分かってから「俺も俺も!!」って言いだす人が好きじゃない。ダセェとすら思ってしまう。


まぁ、んなこと言ったら世の半数くらいの人を敵に回してしまいますけどね、、、

 

 

3本目


きっけー氏がYouTuberになってからというもの、知人友人から「鈴木さんは出ないんですか?」と度々聞かれます。


好き好んで出ようとは思いません。


最初の理由は「良い球が撞けないから」でした。


YouTubeなどでの動画配信を始めたきっかけがコロナだっていう人は多いと思います。きっけー氏が動画配信を始めたのもコロナ騒動後。


きっけー氏はマイテーブルがあるから良いですが、私は非常事態宣言発令中は全く球を撞いていなかったので下手な球しか撞けん。


アベレージ以上の球を撞けている時に「下手だ」と言われるのであれば、良い気はしませんけども納得はします。けど、アベレージ以下の球を撞いている時に「下手だ」と言われたら精神衛生上よろしくない。


というわけで「アベレージ以上に撞けない今の時期には動画になんて出たくない」というのが、最初に頭に浮かんだ理由でした。


けど、きっけー氏の動画は、球撞きの腕前が関係無いような企画も色々あります。良い球が撞けなくても関係ない。でも、そういう動画はより一層出る気がしないww 特に、球撞きが関係ないトークだけの動画なんて全く出る気がしません。


ようは結局のところ「出たがり」とは正反対の性格な私であるのです。


私は常々「人に見られながら球を撞くのが苦手」と申しております。球を撞いている姿を見られるのも嫌だし、それ以外のことであっても人から注目されるのが苦手。


YouTubeTwitterで動画をバンバン載せている方々とは、この辺の意見が合わないんですよねw 彼らは「誰だって載せてもらったらうれしいでしょ?」みたいな感じらしいですが、私は載せられたくない。私と同じように考えている人だって多いはずだ。


私とは逆に「見られてないとやる気が出ない」だの「俺の球を見ろ!」だの「相手の球(俺の球)を見ないだなんて失礼だろう!」とまで言う人もいますけど、そういう人達はやっぱり目立ちたがり屋で、動画にも喜んで出たがる人なんだろうなぁと想像します。


そういう人の方がプレイヤーとして向いてるんですけどね(;^ω^)