鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

口数を減らすと実際よりも賢く見える

本日のネタは、1年以上前に書き上げてアップ寸前まで持ってってたみたいなんですけど、どうやら毒舌ネタなものだからアップを控えていたもよう。

 

毒成分をだいぶ削ってお送りします。と言っても毒成分はあります(笑) 最近よくネタにしている、SNS関連の話です。

 

 

 

とある読者様からブログやTwitterに関して「自分の意見を述べて、それを否定されるのって怖くないですか?」と聞かれました。その方は当たり障りのないことは言えても、突っ込んだ発言は反論が怖くて出来ないのだという。


私はこう返しました。「諦めの境地です」


さすがにこれだけ長くブログをやっておりますと、ありとあらゆるバッシングを受けた経験があるわけです。今でも否定の意見をもらうとイラッとはしますが、イラッとする程度です。


最初から「こういう人たちから反論されるだろうな」と考えていた時であれば、それはもう予想通りですし。想定外の反論を受けても「どんなことを言ったって100%の賛同は得られないものだ」と思うだけです。


それをまとめて「諦めの境地」と言ったわけですねw


そんな私のブーメランネタでもあり、こんな私だからこその教訓話でもある本日のネタ。

 


球歴が5年ほどのY君。私は彼が球を始めた時から面識があり、あれよあれよと上達して、気づけば追いつかれてしまった。あっという間に置いて行かれそうだ。


Y君を含めた何人かで飲んでいた時に「Y君は黒歴史がなくて凄い」という話になりました。


私も含めその場にいたA級がみんな「自分は過去に青臭い言動をして、黒歴史をたくさん作ってしまった」「今現在黒歴史の真っただ中にいる下級者もたくさん見かける」というのが共通見解。しかしY君にはそういう雰囲気が全く見られない。


そこでY君がボソッと「まぁ、、、あんま喋らないからじゃないですかね」と一言。確かにそうなのかもしれない。

 

とある漫画を読んでいたら本日のタイトルにあるようなセリフが出てきて「それな」と思っておりました。


口数を減らすと実際よりも賢く見える。別の言い方をすれば、口数を減らすと馬鹿がバレない、でしょう。

 


雉も鳴かずば撃たれまい。ちょくちょく言ってますけど「口を開かなきゃ良いのに」って思わされる人がいます。


これもお馴染みの「程度の問題」でありまして、全く失言をしない人なんていないでしょうから、ちょっとやそっとの失言でとやかく言うつもりはありません。私も失言は多いし。


とはいえ「発言の98%が失言」って言われている人が私の身近にいるんですけど、それくらいのレベルとなると「口を開かなきゃ良いのに」って思うわけです。とにかくお喋りで。あれやこれや喋るから、どんどんボロが出ていくっていう。


知っている範囲の事だけを話せば良いのに、大して詳しくもない分野にまでどんどんどんどん入り込んで話すもんだから、馬鹿を晒しているだけにしか見えない。そして、そんだけ積極的ならさぞかし成長出来るだろうと思いきや、喋るだけで学ばないから成長もしないっていう。。。自分の話をしたくて喋っているだけで、相手の話を聞かないですからね。

 


1.口を開かない人

2.「自分は詳しくないです」と言う人

3.あたかも詳しいかのようにペラペラと喋る人

 


知識量が同じだとしたら、3の人が一番馬鹿っぽく見えるわけですな。

 

SNS上にもやはりいます。大して知識がありもしないのに余計なことをあたかも詳しいかのような態度で喋り、どんどんボロが出ている人(まぁ程度の問題であって、私もたくさんやってますけどね、、、)


そのように、「余計なこと言わなきゃ良いのに」と思わされることがある一方で、「この場で発言出来るのは、勇気がある人だな」と感じる場合もあります。


こういうのってホント、ちょっとした文章表現の差なんでしょうけど、同じような内容のツイートであっても「考えなしの無責任な発言だ」と感じる場合と、「批判を覚悟した上での、度胸ある発言だ」と感じる場合があるわけですよ。


後者のような発言は尊敬します。どこで誰が見ているかも分からない場でその発言が出来るのは凄いって感じる。


繰り返しになりますが、不特定多数の人が見ているということを認識し、覚悟をしたうえでの発言が凄いっていう話です。場をわきまえず軽い気持ちで、深く考えもせず、自分の発言がどういう結果をもたらすのか考えもせずに発言をするのが凄いっていう話じゃないです。

 

何を発言するのも自由ですが、自由ってのは責任を問われないという意味ではない。言葉に出した時点で責任が伴います。

 

 

 

最近私が苦笑してしまった話を1つ。

 

まだ今ほどTwitterYouTubeが流行っていない頃のこと。

 

私のブログに対し「公の場であれだけハッキリと物を言える人は、相当に性格がキツイだろうから」と共演NGを出した人がいたんですけど、その人が今はSNS上で際どい内容も含めて相当量の発信をしておりまして、、、

 

こういうのが典型的な「未来の自分の首を絞める発言」なんですよね(;^ω^)

 

私もこういうのやらかしまくってるんで人のことは全然言えないんですけど、私がこういう時に気にするのは「年齢」ですね。相手が私と同世代かずっと若いってんなら良いんですけど、私よりも歳が上の人が私よりも青臭いことをやっていると「うーん(;'∀')」と思っちゃう。