1本目
私、ブレイクのストロークに関しては自己評価が20点くらいなんですけど、プレイに関しては70点くらいはあると思っていました。
ところがどうも近頃は40点くらいまで自己評価が下がりまして、「もっと改良せねばならん」と思っている今日この頃です。
70点から40点まで点を下げた理由ってのが、今までは「ブレイクでは必要だけど、プレイでは追及する必要性が感じられない」と思っていた部分が、なんだかんだプレイでも必要だと思うようになったからです。
ブレイクでは「ブレイクにとって必要なのに出来ていない」と思っていたが、プレイでは「出来ていないが、プレイでは出来ていなくても問題がない」と判断していたため点。それを「やっぱりプレイでも必要だ」と思い直し、30点分のマイナスに繋がりました。
30点マイナスになった具体的要因がいくつかあるんですけど、1つに「踏み切り方が分かっていない」ってのがあります。
ブレイクでは散々に「インパクトが分かっていない」って思ってたしブログでも書いていましたが、プレイでもなんだかんだボヤけてるんだよなーと改めて反省をしております。
走り幅跳びをするにあたって、無駄に長い助走距離を取っておきながら踏切がボヤけているせいで立ち幅跳びをするより飛べてない、、、みたいな。そんな状態。もはや、踏み切ることなくそのまんま突っ込んでしまってるんじゃないかっていうくらいです。
踏み切り方がボンヤリしてるし、踏み切る場所もボンヤリしてる。
今までは「ブレイクはそれじゃ話にならんけど、プレイはなんとかなってるから良い」と思っていたんですが、改良に乗り出すことにしました。
手始めにやっているのは、「肝心な部分だけを切り取る」「必要な助走距離を見つける」です。
以前に他のブロガーさんが、プロのレッスンで習った練習方法として「先球と手球の距離が近い（ボール1個分くらいだったっけかな？）状態からの引き球の練習をする」ってのを書いておられた記憶があります。要はキューを出せない局面ですね。
それと似たようなものだと思うのですが、私は私で「レストを物凄く短く(ボール１個分くらい）して引き球を撞く」という練習方法を挙げたことがあったはず。
ようは「最小のストロークでしっかり切らす」という練習。ゆーたら幅跳びの踏切だけを切り取ったような練習だと思います。一番肝心な部分。
それが身についたら、徐々に助走距離を伸ばしていく。
とまぁ、そんな地味な練習してます。果たして上手く行くでしょうか。
2本目
私がかつての長ーーーいキュー出しを改めて短いキュー出しを心掛けるようになったキッカケの１つに、とあるSA様の球を見て衝撃を受けたことが挙げられるっていう話はしたことがあったはず。
そのSA様は、とにかくキュー出しが短い。チョコッチョコッと撞く。私がそれまで「長くキューを出さなければ撞けない」と思っていた球種を全てチョコッとしたキュー出しで撞く。私より遥かに精度高く。
あまりにも極端な例を見たというのが、私が考えを改めるキッカケになったわけであります。
A案とB案という2つの案があった時に、「Bの方が良いのだろうけど、Aの方が好きだからAを選ぶ！」「別にBを選んだって、結果に大差ないし！ちょっとだけ良いっていうくらいだし！」と思っていたのだけれど、B案で極端に良い結果を出している例を見かけちゃうと「やっぱBの方が良いのか、、、」と思い直す。
そういうことってありません？？
上記したSA様の例もそうだし、ちょっと前に書いたヘッドアップのこともそうです。それまで「ヘッドアップしない方が良いんだろうけど、別にしたって球は入るしぃ」と思っていたのに、ある時たまたま全くヘッドアップせずに球を撞けていた時にあまりにも球が良く入って「こんなにも違うのか！！」と驚いてヘッドアップ改善に乗り出しました。
ちょっとのことじゃ心は動かず「好き」とか「楽」「めんどくさくない選択肢」とかの方に傾いてしまいますが、極端な好結果を目の当たりにすると心が動く。
1本目で書いた、今まで70点だと思っていたストロークを40点だと省みることになった話も同じなのです。今までは自分のプレイのストロークを「ベストだとは思わないが、別にこれでいい」と思っていた。「修練度は低いが、方向性はこのままでいい。後は練習をするだけ」と思っていたのだけれど、「これじゃダメだ！」「方向性自体が間違っている」と思わされるような、極端に良い球を撞くプレイヤーを見てしまった。
衝撃を与えられるような球を見るってのは大事だなーと思わされますね。
やはり中々自分の力で意識を変えるってのは難しくて、余所から影響を受けるしかない。何かしらの「これじゃダメだ！と思わされるような出来事に遭遇しないと心を変えられない。
そのためには、積極的に色んな人の球を見たり、色んな店に行ったり、色んな試合に出たりして「出会い」を増やさないといけないでしょうね。
今はなんだか「自分も、誰かに衝撃を与えられるようなプレイヤーになりたい」って思うようになりました(笑)
