鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ブレイク奮闘記

今日もまた、ただの近況報告です。自分の事しか書かないから非常に筆が進みやすく、今日のネタも書き上げるのに20分くらいしかかかってませんw


簡単に書けて私は楽だけれど、需要が無いであろう近況報告ネタをどうぞ。。。

 

 

1本目


そういえばネタにしてなかったですけど、つい最近私は大きなフォームの変更をしました。グリップです。「どの指で重点的にキューを握るか」というやつです。


私は球を始めたばかりの頃は中指と薬指だったと記憶しています。初心者ですから、特に深く考えたわけでもなく自然と握ったらそうなったんだったような。


その後はあーだこーだと色々試してみました。人差し指と中指にしてみたり、中指~小指にしてみたり、スヌーカー講習会の後には人差し指と薬指になったり。


一時期は小指や薬指を内側に折り込んでみたこともあったっけ(手首を返す癖がある私。小指や薬指を内側に折り込んでおくと手首が返らない。ただ、強く振った時に折り込んだ指に負担がかかるので、そのうち骨折でもしそうで怖かった(;´∀`) )


色々試し、人差し指と中指というところに落ち着きました。たぶんもう10年近く変更はしていなかったんじゃなかろうか。


そんな私、先月東日本栃木に行った際、栃木在住A級さんやブラッドさんにグリップについて言及され、そういえば4スタンス理論的には自分は中指と薬指だったけなーと思い出し、その場のノリ(って言っても試合が終了した後ですがw)でグリップを中指と薬指に変えて今に至ります。


10年間「人差し指と中指」でやり続けていた私が、その場のノリで「中指と薬指」に変えた。大きな変化!!


かと思いきや、私本人はあんまり変化を感じていませんw


若干のメリットを感じるし、4スタンス理論に合致もしているわけなので、まぁこっちにしておくかな、くらいの感じ(笑)


ただ、なんせ東日本栃木の後に唐突に変えまだ1か月足らずなもんですから、フワフワした部分もあります。1人練習だとあんまり気にならないんですけど、実戦で色んな球を撞こうとすると力加減がドソッポになったり、捻りが合わなかったりなど、不慣れっぷりは結構出ちゃいますね。。。


まぁ「これは合わない!!」って思うほどでもないので、今後ゆっくりと対応練習をしていこうかなーと思っています。


変えたきっかけは栃木にてお2人からグリップについて言及されたことであり、変えようと思ったのは本当にただのノリだったんですけど、いざ採用してみたら若干のメリットがあり、そのメリットってのは私ですから当然ブレイク方面の話でしてww それは2本目で。


私「どの指で重点的に持つか」ってのが極端みたいで、ちょっと前までの人差し指と中指グリップの時は小指が立っていました。小指を全くグリップに関与させておらず、力を抜いていると自然と立ってきてしまうのであります。


で、今は中指と薬指にしているわけですが、今度は小指に加えて人差し指も立ってしまっていますww


今の私のグリップ、どの指で持ってるのかってのが見た目でもかなり分かりやすいんじゃないかなぁ。

 

 

2本目

 

私のブレイクの欠点はたっくさんあるんですけど、かなり大きかったのが「肘から先ばっかり使ってて、肩の力を使えていないこと」と「手首の使い方がなんかおかしい」でした。


手首の使い方に関してはプレイ・ブレイク共通で駄目なんですけど、ショットスピードが低めな時はまだ意識して悪癖が出ないように出来る。けど、ショットスピードが上がってくると悪癖がモロに出てきてしまい、ブレイクともなると制御するのが難しいのです。


グリップを変えたら制御しやすくなったので、それがグリップを変えたことの「若干のメリット」であります。そんだけです。これ以上話は拡がりませんw

 

で、グリップだけじゃなくて何もかもが最近始めたことだらけで、不慣れ極まりないただいまの私のブレイク。やっとミスキューのイメージはだいぶ薄れてきましたが、全体的にはまだ5%くらいの進行具合です。慣れさせるために、ただひたすらに数を撞く毎日であります。


数を撞くと言っても、あまりにガムシャラにやり続けると間違った方向に行ってしまいがちなので、その都度その都度、出来る時には動画に撮ってフォームチェックを。ついでに、スピード計測をして現状を把握したりもしています。上手くいけばブログネタにも出来て一石二鳥!


という中で、撮れた動画がこれです。

 

 

 


(最後にオチがあるので、最後までご覧下さい。音声を出さなくても大丈夫です)



いやぁ。ギネス級のブレイクですね。ボールが割れるかと思いましたよ。すげぇブレイクだったなぁ。うんうん。

 


って馬鹿!

 


気を取り直してもう1度。。。。。

 

 

 

 


おい!アプリよ!!!


ちなみに、動画には撮ってなかったんですけど、13km台も記録しております。。。。

 

このツイートをした後に「これ、さすがに冗談が通じない人いないよね?」と少し心配になりました。まさか本当に70kmだとか15kmだとかだったなんて思う人、いませんよね??


また、「70kmなんてただの誤計測なのに、鈴木は70km出したって喜んでやがる!」とか思った人、いませんよね??


冗談って、たまに通じない人がいて困るんですよね。。。

 

この動画を撮った部屋。音の反響が良くてですね。反響が良いところだと誤計測が多いんですよねぇ。

 

 


ツイッター・ブログネタとしてだけじゃなくて、私は練習の一環としてちゃんとスピードを測っておきたかったので、スマホの置き位置を調整してもう1度。

 

 

www.youtube.com

 

 

 

ま、そんなもんだよね。。。。


(ちなみに「Oh!」みたいなポーズをしているのは、「やっとまともに計測出来た!」という気持ちの表れですw)

 


私、昔は「耳計測が出来る」と豪語していましたよね。インパクト音と手球がラックに当たる音までの間隔でスピードを測るのです。間隔が短ければ速いし、長ければ遅い。アプリと全く同じ計測の仕方を耳でやるわけであります。


昔より衰えたとはいえ、今でもまだまだ測れるとは思うのですが、それはあくまでも9ボールのレールブレイクの場合。10ボールは音に慣れていないから耳計測の自信が全然ないです。


正面から撞く場合、手球からラックまでの距離がサイドから撞く場合に比べて短いですから、そのぶん音の間隔も短い。


上に載せた動画くらいの音を9ボールで出せてりゃ40kmですよ。残念ながら10ボールだから36km。。。。

 

 


これらの動画を撮ったのが練習の中盤。この動画でフォームチェックをし、修正すべきことを色々考えたのですが、一番は非常に単純に「タイミングが合っていない」であります。


まだまだ振り遅れてる。キューが長く出すぎてる。当てに行っちゃってる。


というわけでタイミングの調整を始めようとしたわけですが、なんせストローク全体がここ何か月かで取り入れたばかりのものであります。タイミングの調整の仕方すら探り探りやらなきゃいけない。


振り遅れてしまっているのであれば、どうやってタイミングを手前にズラせばいいのか。それを考えました。


そしてまたあーだこーだあーだこーだ試行錯誤し、1つの良いイメージが湧いてきて、それを試したら多少はタイミングが改善しました。


ブレイクは特にタイミングが遅れがちなんですけど、プレイも同じくタイミングが遅れがち。


今回見つけたタイミングの合わせ方が自分としては目新しく、今まで試したことが無いようなものでした。


練習していると「またこれか」「だいぶ昔に発見してたよ」「同じことの繰り返しだよ!」とばっかり思うハメになるんですけど、今回のタイミングの修正の仕方は珍しく目新しい発見だった。


ブレイクだけでなくプレイにも流用出来るかなー?と思ってプレイを転がしてたんですけども。。。


重大な発見をしてしまいました。


今までの私、タイミングが合っていないことが多かっただけではなく、正しいと思っていたタイミングすら間違っていた疑惑。


今まで「タイミングが遅いことが多いが、合っている時もある」と思っていて、「合っている時」と同じタイミングで撞けるように常々調整していたんですけども。。。


「合っている時」と思っていたタイミングすら合っていなかったっぽい。ただのベターであってベストではなかったくさい。目指している所がそもそも間違っていた!?


今回ブレイク練習中に発見したタイミングの合わせ方でプレイを撞いてみたら、今まで通りに撞いているつもりなのに手球が異様に元気。キュー出しの長さが全然違うし、ストローク全体の感覚が全く違う。フィニッシュポーズも全く異なる。


「こんな感覚、味わったことが無い」「今までのタイミング、常に間違ってたんかーい!」と中々に衝撃的な出来事でありました。


「正解は分かっているのだけれど、正解を出せない」と思っていたのに、正解ですらなかった(;´∀`)


いやーーー。球人生、ノビシロしかないわっ!!(ポジティブ)

 

プレイ中のショットタイミングが間違っていたという発見をしたわけですが、プレイの練習だけをしていたのでは気づかなかったのでは?と思いました。


「とにかく強くブレイクを撞きたい!!」って思ったら、ベストを尽くすしかないわけじゃないですか。キュースピードもタイミングも撞点も全部合わせなきゃいけない。ズレた分だけ、ブレイクのスピードが落ちるからです。


一方、プレイの場合って、ベストである必要が無い場合が多いですよね。ズレるならズレるで、ズレを見越しちゃえばなんとかなってしまうことが多い。


「コジって入れる」なんてのが典型例だと思いますが、「撞点がズレてもキュースピードでカバーする」とか、15kmの速度で撞きたい時に17kmのつもりでキューを振るとタイミングがズレて結果的に15kmになるだとか。


意識的にやっているわけじゃなくて無意識なことが多いと思いますけど、そういう自分なりのダメな癖を見越して球を撞くことってありますでしょう??


それでなんとかなっちゃう。プレイのキュースピードだと(あくまでも一般アマレベルの話であって、上のレベルになったらそんなごまかしが通用しなくなるでしょうけど)


ハードブレイクの場合は、とにかく全てを合わせなきゃいけない。ベストを尽くさなきゃいけない。


そんな練習をしていたからこそ、プレイでのタイミングのズレに気づけたんじゃないかなーと今は思ってるんですけど、今回の発見で今後何か良いことは起こるのでしょうか?


今日もまた、自分で自分に期待!!

 


皆様が正しいと思っているタイミング。本当に正しいですか?


と問題提起をして、今日の日記を終わりにさせていただきます。