1本目
昨年、日本で行われたラグビーのニュージーランド代表(オールブラックス)とオーストラリア代表(ワラビーズ)の試合を見に行きました。ワールドカップの1年ほど前の話です。
ワールドカップの国内開催は決まっておりましたが、まだそこまで盛り上がってはおらず、その試合の入りも超満員とは行かず。当日券も簡単に買えたようですし、詳しい人によれば「恐らく赤字だろう」とのことでした。
今年に入りワールドカップの開催が近づいてきてからも、あんまり盛り上がっている雰囲気は感じられなかったので心配していたのですが、いざ蓋を開けてみれば大盛り上がりでしたね。日本代表の活躍もあってのことでしょう。
で、その日本代表の選手達。「多くの犠牲を払って」という言葉が目立ちました。特に最後の1年は、選手たちはまともに家族に会えもしないほどのハードワークだったらしい。
フィギュアスケートの羽生選手なんかも「犠牲」という言葉をよく使う気がします。競技に全力を尽くすために、ほかのありとあらゆる事は犠牲にしていると。
そんな中「何も犠牲にしてません。何かを犠牲にしてたら続ける事なんて無理です。ただ泳ぐのが好きだからできただけです」という台詞を残した水泳選手もいましたでしょう。
私は地味にその手のセリフに注目しています。この選手は犠牲を払ったというのか、払っていないと言うのかって。
一流選手の中でも言うことが分かれる。どっちも納得できる。でも、どっちがより納得できるかと言えば「犠牲を払っている」という意見の方。
好きじゃなきゃそりゃ続けられないだろうけども、しかし、好きだからというだけであそこまでの結果は出せないんじゃないかと、素人の私は考えてしまいます。
皆様的には、どっちの方がシックリきますか?
2本目
私がビリヤードのメジャー化に諸手を挙げて賛成は出来ない理由の1つとして「店が混む」を毎度挙げております。
練習をするにも毎回待ち時間が出たり、予約をしなきゃいけなかったり、テーブルに入れても周りは大勢の人、人、人。。。。となったら、やっぱり球は撞きづらいわけですよ。
繁盛している店と縁がない方々は想像が出来ないかもしれませんが、都心の球屋は現状でも日によっては待ち時間が出ることもありますので、これが常態化するとなると。。。。と考えると、メジャーになるのも良いことだけじゃないなと考えてしまいます。
この間話に出たのは「自分を犠牲にしてでもメジャー化を推進出来る人材が、どれだけいるんだろうか」ということでした。
自分自身に何かしらのメリットがあるからメジャー化を図るというのではなく、たとえデメリットしかなくても。それこそ目標を達成した暁に自分の立場が今より悪くなるとしても、他人や業界のことを考えて働くことが出来る。そんな人はいるのだろうか?
「業界での地位を確固たるものにするため」だとか「メジャー化に尽力した人物として名を残したい」だとか、そんな下心なく、何も報われなくても、たとえ自分自身には不利であっても、業界のことを考えて自分を犠牲に出来る人材。いるのかな??
3本目
私、仕事ではネットの動画を見ることは頻繁にあるんですけど、プライベートでは滅多に見ません。
パソコンでもスマホでも見ない。テレビも滅多に見ない。
なんでかと言えば、まずほとんど家にいないってのがあります。仕事のある日は寝る時間を除くと家に2時間くらいしかおらず、それは寝る前の2時間でして、風呂に入って、翌日の仕事の準備をして、酒を飲みながらブログの下書きとかしていると終了してしまう時間であります(笑)
休みの日はなおさら家にいません。どっかに出かけちゃうから。
そしてまた、職場が徒歩圏内なものですから「通勤時間に、電車の中で見る」とかいうこともないし。。。
稀に動画を見ていることもあるんですけど、大体は音楽関連の動画です。
結論。ビリヤード動画を一切見ていない。
その昔「I氏がプロの名前を全然知らない」ってのがブログのテッパンのネタになっていたんですが、今となっては私もI氏のことを全く笑えません。ここ10年、プロの情報が更新されていないのです。冗談抜きで今活躍している選手の大半が「名前は知っている」どまりだと思います。球を見たことも無いし、顔と名前が一致しないはず、、、
話変わって、今度はなぜか漫画の話です。
私は小学生の頃にドラゴンボールやらスラムダンクやら幽遊白書やらが連載をしていた世代なんですが、その頃からずっと週刊少年ジャンプ本誌を買っています。
つい5年ほど前までは連載している漫画をほぼ全部読んでいたのですが、年々読む作品数が減り、ここ1年は数作品しか読まなくなり、つい先月からは、買っているのに全く読まないという状態になってしまいました。
「そのうち時間が出来たら読もう」と思って積み上げているだけっていう、、、
「連載している漫画が面白くないから」とか「漫画自体への興味が薄れてしまった」とかじゃないんです。漫画はメッチャ読んでるんですよ。スマホで。
私、何十分~何時間という長さの空き時間は取れない(あったらあったで球撞きに行っちゃうし)けれど、5分くらいの隙間時間は頻繁にあるという生活をしておりまして、そういう時にスマホでサッと読める漫画は便利。読み終わらなくても「続きはまた後で」って簡単に出来る。スマホはいつでも持ち歩いているし。
紙媒体となると持ち歩くのに不便ですし、家で落ち着いて腰を据えて読むほどの時間もなくなってきたし、、、
そんな現状であります。
なんとなーく4本目に続く。
4本目
今回のネタを書くキッカケになったのが、とあるA級さん方が話題にしていた技術論を聞いたことでした。
気になったのは、別にそんなに目新しいネタでもなかったのです。むしろ「知らない人がそんなにいたんだ」って思うくらいの。
私がブログでネタにしたことも何度かあったはずです。何度かネタにしたことがあったけれど、特に身近では話題にならなかった。なので「みんな当たり前のように知っているネタなのかな」または「そんなに興味が無いのかな」って思っていました。
ただ、ブログではあまり詳しいことは書かなかった気がします。というのも、ネットでちょちょぃと調べれば、私なんかよりずっと分かりやすく丁寧な説明をしているサイトがたくさんあるので、「興味がある方は検索してみてください」みたいな書き方をした気がします。
当ブログは、余所が書かないようなどうでも良いネタを書く所なのでw 余所で詳しく書いているなら、わざわざ私の所で書く必要はないだろうと思ってのことでした。
CUE'Sでネタになっていたこともありました。ますます、わざわざ私が書く必要が感じられなくなりました。CUE'Sを読めばいいんだもの。しかし、CUE'Sでネタになった時も、特に話題になった記憶がありません。
そんなネタが、なぜだか今頃話題になっていたので、「およ?」と思いました。
理由を推測したんですけども、「スマホでも簡単に見られる分かりやすいサイトが新設されたから」なのかなぁと思いました。
CUE'S。自ら買って、腰を据えて読破しようとする人はどれくらいいるでしょうか。買って読んだとしても、技術論となるといざ試すために球屋に行く時も近くに置いておきたい。そうなるとやはり持ち歩きに不便ですしね。
私のブログ。「興味がある方は検索してみてください」と言われたら、能動的に検索するという手間をかけなくてはいけない。多くの人は検索をしない。
「このサイトに詳しく書かれていますから、是非見てみて!」とでも書いてリンクを貼っておけばまだマシだったかもしれませんが、リンクを貼ったって見ない人が多い中、貼らなかったなおさら自主的に検索する人は少なかったはず。
情報も大量消費される時代。手軽さを重視する受動的な姿勢の人が多いから、ちょっとでも手間のかかることは敬遠されるんだなーと思いました。
このブログは基本的に「問題提起をして、後は読者任せにするブログ」という位置づけであるってな話は何度か書いていると思います。「こういう問題があります」「こういう考え方があります」「これをどうするべきか、皆様お考えください」っていうほったらかしブログのつもり。
持論を綴ることもありますが、「あくまでも私の一意見なので、皆々様ご自身で考えて、身近な人と討論してください」っていう姿勢ですし、そもそも私の意見を書かないこともあるし、さらに私自身が何も意見がないこともある。気になったら読者の皆様が考えてくださいって思ってる。
けど、今のご時世、そういうのはウケないんでしょうねぇ。
時間が無い。頭を使いたくない。他に時間を費やすことがたくさんある。さっさと結論を書いてくれ。
そういう考えの人がきっと多いんだろうなぁ。そして読み手に回った時の私も、そんな中の1人なのであります。