鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

キュードン考

1本目

 

「自己最長球撞き時間」なんてのが話題に挙がっているのをしばしば見かけます。「俺は過去に〇〇時間ぶっ続けで撞いたんだぜ!」っていう自慢ですよねw


私は学生時代の18時間ってのが最長だと思います。しかし、18時間だと口にすると、必ず誰か1人は「自分は23時間撞きましたww」「私は2日間!」などとマウントを取りにくる人が現れるわけですよ!!w


世の中には数日間撞き続けたとかいう人もいますから(私が知らないだけで、もっと長い人もいるんだろうな)私の18時間なんてのは大したことが無いってのは分かってるんですけど、とはいえそんな長時間は撞いたことが無いって人だってたくさんいるわけですから、自分の立ち位置を判断するのに迷います(笑)


さて。数か月あまり球が撞けない日々が続き、明けた今は逆にだいぶ時間に余裕があるので球を撞きまくっています。先日はなんと9時間撞きました。1人で!!


9時間撞いての帰り道、「18時間撞いた時は複数の相手がいたからなぁ」「1人撞きでの最長って何時間だろ?記憶にないな」「もしかしたら今回の9時間が最長かも?」と考えておりました。

 


9時間撞いていた日、「ビリヤードマラソンだなぁ」とか思っていました。


9時間撞いた日の1週間ほど前にも1人で6時間撞いていまして、6時間撞いた日はブレイクをし過ぎたせいで息が切れ、軽い貧血になり、フラフラしていたもんだからプロに苦笑されたりもしたのですがw


9時間撞いた日なんぞは、6時間の日以上にブレイクをしていた気がしますが、9時間撞き続けられました。後の予定があったので9時間で切り上げましたが、まだ撞けた。


9時間撞いた日も、4時間目あたりからだいぶキツくなってフラフラはしてたんですよ。ところがそこを乗り越えて6時間を過ぎたあたりから再覚醒。疲れを感じなくなってきました(深呼吸する頻度は増えましたけど)


長距離走なんかも、途中にキツイ時間帯があり、そこを乗り越えるとスッと楽になって、最後の方でまたツラくなってくるっていう波があるじゃないですか。ビリヤードも一緒だなぁ。ビリヤードマラソンだなぁと思いながら撞いていたわけです(笑)


9時間ぶっ続けで撞くことは出来まして「我がビリヤード体力も、まだまだ捨てたもんではなかった!」と思ったもんですが、ただ、終盤はフィジカル的に少々ガタが来てました。


「長丁場の試合で最後までパフォーマンスを落とさないためには、なんだかんだビリヤードもフィジカルが大事だよなぁ」とかなんとか思っていましたが、私は長丁場の試合なんてそうそう出ないし勝ち残れもしないので「ま、いっか!」と適当な結論に。

 

2本目


キューを床に打ち付けドンッという音を出す。通称キュードン。


イラついた時にキュードンをする人。単純にキューの扱いが雑で、キューを床に下ろす際にキュードンをしてしまう人。相手がナイスショットをした時に、拍手代わりにキュードンをする人。


拍手代わりのキュードンなんかは、行い自体は良いことなんですけども、やっぱり音のうるささは気になってしまいますよね。前の2つは言うまでもない。


某日某所。私は猛者と相撞きをしておりました。


近くの台では何度か顔を見たことがある初級者が練習中。面識は無いのですが、あまりいいイメージを持っていない初級者です。


・舌打ちが多い
・キュードンが多い
・ボールを投げるようにテーブルに置く
・言い訳が多い


いいとこがないですわな、、、


別のテーブルでは、一般学生客4人組が球を撞いていたのですが、うち1人がずっとキュードンをし続けていました。ずっとです。時計の秒針がチッチッと鳴るのと同じペースで延々と。


たぶん、貧乏ゆすりと同じ感覚なんだと思います。何かしていないと落ち着かない。何か音を出していないと落ち着かないんでしょう。ずーっとキューを持ちあげては落としてバウンドさせ、持ち上げて落としてはバウンドさせ、、、、というのを繰り返していました。


マナーの悪い初級者プレイヤーのキュードン+舌打ち+ボールを叩きつける音。一般学生客が延々と出し続けるキュードンの音。2つのテーブルから騒音が垂れ流しでした。あまりにも耳障り。


それにイラついてか、別の台で練習していた普段はキュードンなんてしない常連さんまでイラつきのキュードンをし始める始末。


地獄のような環境で、私と某猛者は相撞きしておりました。私以上に猛者の方が精神ダメージを食らっていたっぽいww


というわけで「キュードンはうるさいんで、やめましょう」という結論になるわけですが、それはさておき、私はその時とあることが気になっていました。「私はキュードンの何を気にしているんだろうか?」ということでした。


まず、当の一般学生客4人組。それなりにビリヤードで遊び慣れている様子の子達でした。そして盛り上がってつい大声を出してしまった後には「シーーー」っと諫めて声が小さくなる。「大きな声を出すのはマナー違反である」ということを分かっているらしい。にも関わらず、キュードンは全く気にしないらしい。


そして私。私は繁盛していて一般客も多い店で撞き慣れていることもあってか、ギャーギャーワーワーという騒音には耐性があります。あまり気にならない方です。なのにキュードンの音はメッチャ気になる。


大声を出すことには注意を払う一般客が、キュードンは気にしない。


大声は気にしない私がキュードンは気になる。


私は一体キュードンの何を気にしているのだろうか?


音自体を気にしているなら大声も気にするはず。


「そんなことしたら、キューが壊れるだろう!」ってのを気にしてる?私に限って、それはないない。


色々考えていたら、また新たな事例が浮かんできました。


タップ交換直後に、タップの接着具合を確かめるためにキュー先を下にしてキュードンをする人っていませんか?


私、あの音も気になっちゃいます。ダメです。


ってことは、やっぱ音自体を気にしてるのかなぁ?


大声などの騒音は気にせず、キュードンの音だけは気になるという謎。周波数の問題とかなんかあるのかな?