鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

それぞれの思いとそれぞれの事情

しばしばボヤいております「なんでガラ空きなのに、隣合わせで客を入れるの!?」問題。


私が一番ボヤくことが多いのはサンビリなわけです。サンビリは19台と台数が多いし、私がサンビリに行くのは平日が多く、稼働台数が少ないですので、隣合わせはいくらでも避けられるはず。

 

なのに「19台中3台しか稼働してないのに、なぜか3台が一か所に固まる!」みたいなことがしょっちゅうあるのです。


しかし、そんなことを何度も繰り返しているうちに私は学びました。


今のサンビリの場合、希望のテーブルを客が選べます。もし何も希望が無かったら店員任せという形に。


んで、隣り合わせになることが多いのは、どうやら店が悪いのではなく客が悪いらしい。


(その昔、経営が変わる前のサンビリの場合は完全に店、、、というか特定のスタッフが悪かったんですけど)


中級以上の常連さんは近くに人がいないテーブルを指定するのだけれど、初級者常連が何も考えずに「いつものテーブル」を指定し、それがたまたま私が指定したテーブルの近くになるようなのであります。


私は私で、自撮りがしたいがために何台かの決まったテーブルを指定しておりました。


サンビリはテーブルの約半数に自撮り用のスマホホルダーが設置されているのですが、壊れていたりなんだりで、実際に使えるのは3台くらいw


なので、私はその3台のどれかに入ることが多かったのです。


私が入る台が大体決まっている。そして、初級者常連達がお気に入りの台に決まっていて、そこに入る。毎回近くで撞くハメになる。


タイミング的に、私の入店が後だったら避けるんですけど、私が先ってのが良くないんですよね。向こうは避けようとしてくれない。

 


(スタッフが「その台は近くに他のお客様がいらっしゃるので、こちらの台はどうですか?」などと振り分けてくれれば最高なんですけどね。資本系の店にそこまでは望めないかなぁ)

 


何回か行っているうちに、私と同じような時間帯に来ることが多い常連さんの好みの台というものを把握し、そのテーブルから離れたところを私が指定すれば、滅多に隣合わせにはならずに済むと分かりました。スマホホルダーのある台は諦めました。


そう。何事も傾向と対策であります。愚痴ばかり言っていても進展しない。自ら動かなくてはならんのです。

 

 

さて。サンビリから話は離れて、もっと台数が少ない某店の話。


その店は常連用の台と一見プレイヤー・一般客用の台が分けられております。かつ、満台になることが珍しくない繁盛店。


まだテーブルがほとんど埋まっていない時であっても、満台になることを見込んで詰めて客を入れるのであります。


繁盛する飲食店やアミューズメント施設などで「間を空けず詰めて座ってください」ってのと同じ状況ですね。


ある時、とある2人組の一見プレイヤーが来店しました。マニュアル通り一見客用のテーブルに通され、その後に来店した2組の一般学生客に周りを囲まれる形になりました。


常連用の台の方は1台しか稼働しておらず悠々。一方で一見プレイヤー・一般客用は3台がギッチリ固まっている状態。


その後に満台にでもなればよかったのでしょうが、結局テーブルは埋まることなく、その2人組一見プレイヤーは帰って行きました。


後日、たまたまその一見さんに別の店で出くわしまして、話を聞いたんです。曰く「二度と行きません」とのこと。


「いやがらせでしょ?」「あんだけ空いてるのに離れたテーブルに入れられて周りを一般客で固められるなんて、一見お断りってことでしょ?」と。


あーーー。やっぱそういう風に考える人はいるよねー、と私は思いました。


私はその店が満台になることが多いというのを知っているし、店の方針も知っている。なので詰め詰めで入れられても「いつものこと」と思うだけです。

 

上の例では常連は悠々、一見・一般がギチギチっていう形でしたが、一般用は1台も稼働しておらず、常連台がギッチリってこともしょっちゅうあるのです。


しかし、それらを知らない一見さんからしたら「いやがらせをされた」と感じても仕方がないのかなと。

 

会計の時にでも「今日は狭苦しい思いをさせてしまって申し訳ありません」「これこれ、こういう事情がありまして」などなどアフターケアを出来る神スタッフがいれば、お客さんも嫌な思いをせずに帰れるし、「また来よう」とも思えるんでしょうけどねー。