久しぶりにサンビリへ行って4時間ほどたっぷり練習してまいりました。その時の出来事から3本立て。
1本目 ボールを入れ替える編
例その1
BC級の頃に「ストライプボールが苦手なのではないか?」と疑念を持ったことがありました。
9番病という典型的な病気にかかっており、その原因を推測した時に「9番だけストライプだから」が挙がってきたわけであります。
9ボールをやる限りはストライプは9番だけ。ボウラードをやっても9番と10番だけ。見慣れていないから、厚みを錯覚するんじゃないか。そんな推測をしたわけであります。
今から思えば「ストライプかどうかなんて、特に関係は無かった」と思うのですが、当時は思いつく原因をしらみつぶしにしておりました。なのでストライプボールに慣れるために、ボウラードを6番~15番を使って行っていたのであります。
その効果があったのかなかったのか、特に何も記憶にございません。「特に関係なかった」と私は思っています。
たまに5-9で9番ボールをセンターに置く際「ストライプをこういう向きにした方が、厚みを錯覚して入れづらくなる!」とか言いながら丁寧に配置している人がいますけど、あれって本当に効果あるんですかね?みんな普通に入れている気がしますがw
でも稀に、9番や10番を撞く際に「なんかこのストライプの向き、景色が悪いな」って思うことがある。厚みの見方によっては本当に関係することもあるのかもしれません。
例その2
私は昔っから、結果度外視の強く撞くだけのブレイク練習をよくしておりました。手球コントロールも的球の残り方もどうでも良かったので、サンドバッグで充分だったわけです。
サンドバッグを使わない(使えない)時も、とりあえずラックは組むけど散らばり方はどうでも良くて、壁になってくれさえすればよいと思い、適当に並べていたこともありました。
9ボールがポピュラーであり、10番以降のボールに比べて1~9番のすり減りが早くて小さくなりがちですよね。なので、「壁さえあればいい」っていうようなブレイク練習をする際は、後半のボールを使ってラックを組むことがありました。
例その3
これは今でもやることがありますが、9ボールの時の9番、10ボールの時の10番だけが小さくなっていてラックが組みづらいことがあります。
そういう時にラック真ん中の9番10番を14番なり15番なり、後半のボールに入れ替えるとラックが上手く建つってことがままある。
試合の時はさすがに出来ませんが、平場や一人練習の時であれば、そういう手段もありかと思います。
例その4
この間ローテーションをやった際、改めて「自分は11番以降のボールを認識出来ていないな」と思いました。
私は9ボールや10ボールばっかりやっているし、たまに1人練習で14-1はやりますが、1人14-1だとエニーだしコールはしないしで、どのボールが何番ボールなのかを意識する必要が無い。そのため、11番以降のボールが、どれがどれだか良く分かっていないのです。
慣れる必要があるなと思って、今回のサンビリ練習では、7番以降のボールを使っての9ボール、6番以降のボールを使っての10ボール練習をしていました。
こんな感じで。
・11番以降のボールを覚えるため
・摩耗が進みがちな小さい番号のボールを使わないため
・1番ボールを、たまには痛い役割から解放してやろう
ってのが主な理由で(笑)
摩耗の観点からすると、8番9番あたりも外した方が良いのかな。摩耗が進みがちな番号ランキングってどんな感じなんだろ。
「ブレイクばっかしてて、ボールに申し訳ない」「ボールが痛そう」ってのは本当にしばしば意識していることです。
ま、でも、今回のメインの目的はやはり11番以降のボールを覚えることでして。
色の並びは1~7と9~15で同じなわけですから、次がどのボールなのかは色で分かります。分かるっていっても慣れたボールの時のような瞬時のジャッジは出来ず、「えーっと、次は」って感じになっちゃいますけど。
そして、その色が何番ボールなのか。これを判別するにはまたさらに時間がかかります。ピンクの次がオレンジなのは分かるけど、オレンジって何番だっけ?みたいな。
たかだか何時間か撞いただけじゃ慣れんな。今回はとりあえず15番は覚えたw
今まで覚える必要がなかったから覚えて無かったわけで、今後もあんまり必要ないかもしれませんが、一応は素養としてね。覚えておこうかと思いまして、今後もちょぃちょぃ練習の時にはやってみようかと思います。
2本目 改造しちゃった編
長時間練習をすると、時間に余裕がある時にしか出来ない実験や研究を始めてしまうがためにかえって調子が悪くなるのが私の常なのですが、今回も見事にそのパターンで(笑)
ストロークのイメージをガラッと変えてしまったので、この先どうなることやらと若干心配しております。
今回は、ブレイクのタイミングの取り方だとか加速の悪さの改善だとか、そういった所を視野に入れてストロークの改造を行っていたのですが、「ん?なんかこの新しいストロークイメージだと、オープンブリッジブレイクが良く当たりそうだな」と、全く関係の無いところが気になりました。
試してみたら、こうなった。
28~9km程度しか出ていないと思いますが、10ボールのブレイクとしてはすんごい良いブレイクw
(この時は6~15番を使ってラックを組んでいます)
オープンブリッジブレイクなんて全く視野に入れずに練習していたのに何故か当たりだすという。何がどこに作用するか、全く分かりませんな。
この動画のブレイク。結果は良いのですが、撞き方に関してパッと目につく欠点が2つ(1番気になるのは寝ぐせなんですけど。。w)
1つはストロークにおいての肩の使い方がマズイってこと。
これは昔からの悪癖で、ここ何年もの重点練習課題でもあるのですが、この動画の時は癖が出ちゃってるな。クローズで撞いた時は今回は結構改善出来てたんですけど、まぁそれは良いや。いつかまた別でネタに。
もう1個が「顔のスイング」です。インパクト前後で、顔がグリンって動いちゃってる。
あぁ。クローズドでも動いてるな。
この癖は出る時と出ない時があって、今回はド派手に出てる。
この癖の原因が主に3つあると思っていて、1つは体が捻転してしまうこと。ヨイショっと体全体でキューを振ろうとしてしまった結果、体が捻転してしまって頭も動く。
2つ目は、体重移動の方向がズレてるとこと。
アドレスの際に頭を真っすぐ下におろさなきゃいけないのと同様に、ブレイクで頭の位置を上げていく際には真っすぐ上に頭を上げなきゃいけないのに、私は曲がってしまう。そのせいで目線が厚みから外れてしまうので、無理やり目線を合わせるために頭を回転させて目で追っている状態ですね。
チーターが走りながらも目はずっと獲物を追っているのと同じような状態なので、動物的ですねw
この体重移動のズレはどんな場合でも出てしまっているのですが、スタンスがシックリ来ていない時やテーブルの高さに不慣れな場合は、より大きく出てしまう気がします。
この体重移動のズレに関しては改善した方が良いと思いつつも、優先順位が下の方なので中々手が回らん、、、
原因3つ目。顎が上がってしまっている。
顎が上がるというか体が立ち上がるというかですが、これも直したい癖なんですよね。体をかぶせたまんま撞きたい。
体が立ち上がってしまうことの弊害は色々あるのですが、今回ネタにしている顔のスイングもその1つ。
プラクティスストロークの段階では若干の上目遣いで見ていたのに、思いっきり体が立ち上がってしまうもんだから最後の方は上から目線になっている。そのせいで視界がだいぶ変化するもんだから、目で追うために無意識に顔をスイングさせてるんでしょう。「体重移動がズレてる」のと同じような理由ですな。まとめれば「視界がブレすぎ」ってことだ。
と、動画を見たら顔のスイングが物凄く気になったのでこうやってネタにしたんですけど、しかし、この点の改善はたぶんだいぶ先だな、、、、それより先にやりたい練習が山ほどある。
でも「その練習は後回し」って思ってたことの方が実は大事だったってことも頻繁にあるからなぁ。
「直した方が良い」のは分かっていても、直した方が良いことがあまりに多すぎて、その優先順位の付け方ってのがやっぱり難しいですよねー。
3本目 近くに来てほしくない編
恒例の愚痴です。
サンビリには19台あります。
今までにも同じような出来事がちょくちょくあったからこその恒例の愚痴なのですが、今回もでした。
19台中の3台しか稼働していないのに、隣の台に入ってくるのやめれ
何も考えてないのか、それともお気に入りのテーブルでもあるのか知りませんけど、すいていて自由にテーブルを指定出来る状況だったら、近くに人がいないテーブルを選びません??
2本目で載せたブレイク動画を撮影したのは練習を始めて1時間ほどの頃。まだ序盤です。本当は練習の終わり頃にある程度仕上がった状態を撮りたかったんですよ。
けども、「フォームもだいぶ改善出来たと思うし、当たりも良くなったが、手球コントロールに若干難あり」っていう所までしか持っていけなかったので、手球場外の危険性があった。そんな中で隣のテーブルに入られたもんだから、隣のテーブルに入られて以降はブレイクが出来なかったんですよ。おかげで、フォームチェックのための動画撮影すら出来なんだ。
中小規模店だったら近くの台に人がいても仕方が無いですし、繁盛店だったり混みあう時間帯だったりしたらそれもまたやはり近くの台に人がいても仕方がないと思えます。「ゆっくりブレイク練習がしたい!」なんて最初から期待しない。
けど、平日昼のサンビリなんて、台数多いわ客はいないわでコソ練天国ですから、「ブレイク練習すっぞー!」と期待していくわけですよ。だから隣の台に入られた時のガッカリ度がハンパ無い。
今回の人の場合は違うと思いますが、しばしば「パーソナルスペース狭いオジさん」が隣のテーブルに入ってくることがあります。
いますでしょう。オッサンでパーソナルスペースがやたら狭い人。お喋りをする時も「近い!」「顔が近い!!」みたいな人。
そういうオッサンは、店内ガラーーーンとしてるのに、あえて人がいる近くに寄って行きたがる。
誰にも近くに来てほしくない私。誰かのそばに行きたいオッサン達。
この攻防は終わることがありません。
ちなみに、パーソナルスペース狭いオッサンは一例であって、すいている店で隣の台に入ってくる人の大半は「何も考えずに適当にテーブルを指定した」ってだけだと思いますけどね。。。
私が普段足を運ぶ店の半分くらいは入店時に自分でテーブルを指定出来ます。もう半分は店員さん任せ。
大箱であり、かつ客がテーブルの指定は出来ないような店で、すいている時に隣のテーブルに客を入れられたら、、、、それは店員を恨みますな。