鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

距離とかバウンドとか

間違い探し動画。

 

 

www.youtube.com

 


ブレイクが3連続です。この3つ、毎回何かが違います。さて、何が違うでしょうか?


えっと。毎回手球コントロールがバラバラだとか、色々違いがあり過ぎて間違い探しも何もあったもんじゃないのですが

 


・テーブル上だけを見てください。テーブル外のことは関係なし

・私の撞き方やブレイクの結果も無視してください。撞く前の時点で既に差がある。

 


あなたはこの違和感に気づけるのか!?


答え合わせは番組の後半で。

 

 

ブレイク関連2本立て。

 

 

1本目


何か月か前に、ブレイクでの手球の跳ねについて好みを尋ねたアンケートを取りました。


良し悪しの観点は抜きにして、完全に好き嫌いで判断した場合、全然手球が跳ねないのと、ちょっとだけ跳ねるのと、思いっきり跳ねるのとどれが好み!?っていうアンケートでした。


「ちょっとだけ」とか「思いっきり」とかの定義が曖昧過ぎて良く分からんアンケートになっていましたが、私は「全く跳ねない」が好みであり、私と同じように全く跳ねないのを好む人はどれくらいいるのかな?と思ったことがキッカケのアンケートであり「ちょっとだけ」も「思いっきり」もオマケの選択肢だったので、どうでも良かったわけです(笑)


はてさて。この件に関して困ったことがありました。


面識の無い方から「手球が跳ねないようなブレイクの方がラックにパワーが伝わり、良く割れる」「強く撞きつつ、かつ手球を跳ねさせないのは難しい」「手球が跳ねるブレイクは、強そうに見えるだけ」などというコメントをいただきましてね。


共感を求めるようなコメントだったなら「ですよねー!」って簡単に返せたんですけど、私にアドバイスをするようなニュアンスのコメントだったものですから「何を当たり前の事を言ってんだ?」としか思えなかったのです。


少々前に「面識の無い人とネット上でやり取りをするのが苦手」だと書きましたが、この件に関してもまさにそれ。


面識のある人だったら、いくらでも返信のしようがあります。それこそごく親しい人だったら「何を当たり前の事言ってんの」と、思ったことをそのまんま返信すれば済む話です。場合によっては直接裏でLINEなどして「あのコメント、どういう意味合いで入れた?」と聞くかもしれません。


しかし面識の無い人相手には、当然そんなことは出来るはずもありません。どういう人なのか分からない。どういう意図をもってコメントをしたのかが分からないのです。


じゃぁ「そうなんですねー!」と、とりあえずアドバイスに感謝するような返信をすればいいかとなったら、それは私のプライドが許しません。


不特定多数の人が見ているネット上で「そうなんですねー!」と返したら、どこかの誰かに「鈴木は、あんな当たり前のことも知らなかったのか?」と思われる可能性がある。それは却下。


相手を刺激せず、それでいて私のプライドも守る。どういう大人の対応をすればいいのか。散々に悩んだ場面でありました。

 

どういう返信をしたかはさておき、私は「相手の方は、どういう気持ちでコメントしてきたのだろうか?」と、恒例の推測タイムに入りました。


その人が初級者だというなら分かります。「俺、こんなこと知ってんだぜ!」というアピールというところで話は終わりです。


けどどうやら、コメントをくださった相手は初級者ではないどころか、そこそこ有名なプレイヤーらしい。


となると、逆に私が初級者だと思われている??これが推測の1つ目。


ブログでは目立ったところでは自己紹介をしていないので、昔から高頻度で読んでくださっているような方じゃないと、私がAクラスであり関東中堅A級を自称しているということをご存じない方もいるのかもしれない。BC級だと思われているのかもしれない。


また、ツイッターなんぞはブログを読んでいることを前提にしているもんだから、自己紹介も全くしていない。たまたまツイートを見かけた人は、私のことを初級者だと勘違いしても仕方が無いのかもしれない。


というわけで、私が初級者だと思いアドバイスをしてきたのかな?というのが第1の推測。

 

もう1つは、相手がコメントした内容について「基本的な知識ではない」「知る人ぞ知る知識である」と認識している、という推測です。


うーむ。その可能性は確かにあるんだよなぁ。

 


私はブレイク馬鹿です。極度のブレイク馬鹿です。ブレイクは下手ですけど大好きです。


色々研究を行ってきた結果、他人のブレイクを見た時に、ボディアクションや手球の跳ねに騙されることなくブレイクのスピードを見極める知識が身に付きました。


手球のバウンドや跳ね方についての知識、またその撞き分け方の知識や技術が身に付きました。


昔は、それが普通だと思っていました。常識だと思っていた。みんな自分と同じような知識を持っているもんだと思っていた。


しかし、歴を経て、普通でも常識でもないらしいぞと気づきました。思ったほど多くの人が知っているわけではないらしいと知りました。

 


こんな出来事もありました。


とあるB級さんが「某SA様のブレイクは凄い」「9も10も凄い」とベタ褒めしておりまして。


私も某SA様の安定感のあるハードブレイクは凄いと思っておりますが、しかしながら、パワー(スピード)自体はそこまでのものではないと思っています。


某SA様のハードブレイクの凄いところは「当たりそこないの少なさ」「結果の安定感」であり、「ハードさ」自体はそこまでのものではないというのが私の評価。33kmくらいのイメージ。


ところがそのB級さんは「ハードさ」の部分をゴリ押ししてくる。あたかも40km近く出ているかのような言い方をしてくる。


「私は某SA様を試合でしか見たことが無いからなぁ」「平場はもっと思いっきり撞いてて、パワーも凄いのかもしれない」と思いました。


そう思いながら私はブレイクをポッコンポッコンと撞いておりました。


そうしましたら「鈴木さん、そんなにブレイク強かったでしたっけ!?」「某SA様より強いかも!」ってB級さんから言われました。


あぁなるほど。ブレイクを見る目がないのか、と。。。。


私のその時のブレイクは私の記憶にある某SA様のブレイクより弱い。30km程度のものでした。そのブレイクを「某SA様より強いかも」と感じるってことは、ブレイクを見る目がないということ。


見る目がないからこそ、某SA様のブレイク自体も常に40kmで撞いているかのように見えているのかなーと。そう推測しました。


グランプリイーストではブレイクスピードガンコンテストがあるのですが(今シーズンからなくなるのかな?)その風景を見ていても「大多数の人が、ブレイクを見る目が無いんだなぁ」と感じます。


というのも、ブレイクを撞く際のモーションが派手だったり、手球が大きく跳ねているようなブレイクを見ると「おぉぉぉーーー!」と盛り上がり、しかし数値を聞いて「そんなもんなのかー」となり。


小さめモーションでピシャッと40kmを出すような人が撞いた場合は、撞いた直後はシーーーンとしていて、数値を聞いた後に「おぉぉぉーーー!」となるっていう。


私は昔散々に自分のも他人のもブレイクのスピードを測っていたからこそ、ラックが割れていく様子や音から大体のスピードが推測できるようになっていますが、一般プレイヤーはそうではない人が多いようです。

 


ここで、全く別で下書きしていた同種ネタにドッキングするので、以下、話の流れが変わります。

 


ブレイク時の手球からラックまでの距離って、遠いようでいて近い。


サイドブレイクをする際に、手球を2ポイントの線ギリギリに置いた場合で、ラックまでの距離は大体キュー1本分。140cmくらいです。


ボールのサイズは6cm弱。「ボール2個分」なんて聞くと大した長さじゃないように思えますが、ボール2個分ってのは、手球からラックまでの距離の1割近い長さであります。そう考えると結構な差。


サイドブレイクをした場合と、真正面からブレイクした場合。ボール2個分くらいラックまでの距離が変わることになります。


ブレイクスピード(アプリ)を使って速度計測する際、レールブレイクと平撞きブレイクの両方をやっていると、手球位置を設定し直し忘れることがしばしばあります。


計測後にも手球位置を調整して再計算させることが出来るわけですが、平撞きブレイクの位置からレールブレイクの位置へ、レールブレイクの位置から平撞きブレイクの位置へと調整してみると、数値がかなり変わることが分かります。


9ボールブレイクの時と10ボールブレイクの時で、手球からラックまでの距離は結構違うわけであります。

 


昔の私にとって、プレイヤーとしてもブロガーとしても「ブレイクでの手球の跳ね」は重要なテーマでして、散々にブログでも取り扱いました。


ハイスピードカメラで撮影するなどして、自分のブレイクの軌道や、ハードブレイカー達の手球の軌道を研究しました。


9ボールブレイクをする際、私は1バウンドでラックに当たることが多い。一方で、ブレイクが強い方々はライナーで1番ボールに当たっておりました。


私もライナーで当てることを目標とし、達成出来たり出来なかったりの日々でした。

 

さて、10ボールです。


上記した通り、10ボールブレイクと9ボールブレイクではラックまでの距離が違います。


10ボールブレイクの場合は手球の置き位置が人によりけり違いますから一概には言えませんが、私はヘッドスポット近く(ボール2個分くらいズラすことが多い)から撞くことが多いので、サイドブレイクに比べてラックまでの距離が1割ほど近いです。


おかげさまで、9ボールの時に比べてライナーでラックに当てるのが楽に感じます。楽って言っても、そこそこ強く撞いて当てなきゃいけなく、平時は1バウンドですけど。

 

そんなもんだから、私には疑問があるのです。


何名かのプロがですね。10ボールブレイクに関して「バウンドの着地点を合わせる」「自分のブレイクは1バウンドして当たっている」「自分は2バウンド」などと仰っていたのですね。


それを聞いて私は「え?」「あなた方のブレイク、絶対に2バウンドなんてしないでしょ?」って思ったんです。


抑えて撞いているというならまだしも、その方々のブレイクは、10ボールブレイクをするにちょうどいいと言われる36~7kmくらい。私より遥かに強い。


私ですら通常時で1バウンド。ちょっと強めに撞いたらライナーです。私が思いっきり撞いている時の速度帯で2バウンドしているとはとても思えない。

 


・私が自分のブレイクの解析を誤っている

・プロ達は、私とは全く別種のブレイクを撞いている

・プロ達の理論が適当

 


この3つを仮説として立てました。3つ目はないはず。


最終的には、プロ達のブレイクをハイスピード撮影しなきゃ結論は出ないんですけど、それはまだ出来ていません。


とりあえず、自分のを撮ってみました。

 

 

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速度の変更の仕方を忘れてしまったので、ちゃんと見たい方は再生速度を落としてごらんくださいまし、、、(丸投げ)


安物ハイスピードカメラなので画質が悪くて恐縮ですが、1バウンドのはず、、、、です。


私はこれを1バウンドだとずっと思ってたんですけど、見間違いであって、2バウンドしてる??


また、「もしかしたら表現が違うのかもしれない」とも思いました。


インパクト後に浮いた手球が、動画ではセンターを越えた当たりで1回ラシャに接地し、また跳ねて浮いてそのままラックに当たっているので「1バウンドで当たっている」と言っています。


でももしかしたら、これを「2バウンドで当てる」と表現する人もいるのかもしれない。「2バウンド目で当てる」という意味で。


これは結構あり得そうな話だな。

 

「プロ達は全く別種のブレイクを撞いている」という仮説ですが、これは手球の軌道に関してです。


9ボールでの話ですが、手球をライナーでラックに当てるには30km台後半以上のスピードが必要だという私的研究結果が出ております。


ただそれは、レールブリッジを組み、一般的な撞き方をした場合の話で、かつ、私が撞いた場合です。


レールの上にクローズドブリッジを組み、立てキュー気味に撞いて手球をジャンプさせるようなブレイクをした場合は28kmくらいでライナーになりました。


分かりやすい話ですよね。山なりの軌道の方が、少ない力で遠くまで飛ばしやすい。低い軌道だと遠くまで飛ばすのは難しい。イチローのレーザービームみたいなもんです。

 

私は「10ボールブレイクはラックまでの距離が近い。その近さに対して30km台後半のブレイクをして2バウンドするはずがない」と思っているわけですが、それはあくまでも自分の手球の軌道だった場合です。


プロ達はさらに低い軌道で飛ばしているから、バウンド数が増えるのかも??


どうなんだろう。こればっかりはやはりプロの球を研究したり話を聞いてみたりしないことには結論を出しようがない。

 

とまぁ、こんな感じにバウンドの話をしてみたんですけども。


昔、散々に研究をしていた頃は「こういう研究は誰もがやっていることだし、やるべきこと」「バウンドの知識は常識である」と思っていたんですね。


けど今は「単に自分がブレイク馬鹿だから調べてただけだよなぁ」と思っております。


プロ達は結果を出すために必要だから研究している。私はブレイク馬鹿だから研究していた。


ブレイク馬鹿ではない一般アマは、そんなことを研究してもいないし、知らないのかもしれない。


じゃぁ、どれくらいの人がバウンドについての知識を持っているんだろうか??


プロの方々からは当たり前のようにバウンドの話を聞かされるので、プロにとっては当然の研究対象であって常識なのかなと思います。


マチュアにとってはどうでしょう。アマチュアのレベルだと「そこまでの知識は必要が無い」「趣味の範疇」っていう話になる気がします。


どれくらいの人が知っているのか。「普通」「常識」はどこにあるのかっていう話で続く。

 

 

2本目


バウンドに関してはマニアック過ぎると今は思っていますが、ブレイクの強さに関してはどうでしょうか。


たとえば「手球が跳ねるブレイクは、跳ねるという見た目や音に騙されがちだけども、強いとは限らない」っていうのは、改めて語られなきゃいけないほどのマニアックな知識でしょうか?


今になって考えると「跳ねるブレイク=強いブレイク」と考えている人が多いのであれば、「どれくらいの跳ね具合が好みか」っていうアンケートも無意味なものだったなぁ。


だって「全く跳ねない=弱い」「ちょっと跳ねる=そこそこ強い」「めっちゃ跳ねる=物凄く強い」とか考えちゃってる人がいるわけでしょう?誰もが私と同じくらいのブレイク選球眼を持っているという前提でアンケート取っちゃった。


ブレイク選球眼については、「勝負に勝つ!」っていう観点からは全く持っている必要性は無いんですけど、持っててほしいですw


跳ねてるだけのブレイクを「すげーー!!」って言うですとか、強いのに跳ねない芸術的なブレイクを見ても無反応とか、そういう人が多いと、ブレイク馬鹿として張り合いがない。。。


C級B級ならまだしも、A級以上でも選球眼が無い人は少なくないからなー。


「本人のためにもなる」という視点から言うと「恥をかかなくて済む」っていうメリットはありますね。


立てキューブレイクして手球を跳ねさせて「俺、ブレイクつえーー!」とか言ってる人、たまにいますからね、、、


しかもそんなブレイクを見て、選球眼の無い人たちが「すごーい!」と持て囃すというカオス。。。

 

「ブレイクで手球場外をさせるのが夢」って言っている人がたまにいます。


大抵は女性なので、女性なら素直に「頑張って!」って思えます。


しかし、ごく稀に男性が口にしていることがある。その場合は閉口してしまいます。


立てキューブレイクをした場合は、25kmくらいから手球は跳ねます。跳ねれば場外の可能性は出ます。


レールブレイクで撞いた場合でも、28kmくらいから手球は跳ねます。

 

そんな速度帯は男性が「夢」なんて口にするようなもんじゃない。初級者からしたって「当面の目標」くらいのもんです。


手球が跳ねるブレイクを「すごーい!」と言っている人たちは、28kmブレイクを40km近く出ているとでも思っているんでしょうか。それとも、28kmは充分に凄いのだと思っているのでしょうか。

 

 

またしても自分の常識を当てはめてしまった。


28kmだとかなんだとか具体的な数値を示しても、イメージが全く湧かないって人もいるんですよね!?


駄目だ駄目だ。ブレイクに関する一般常識が分からん。どのラインが一般的なんだろうか。


今回のネタを書き始めたのがもう数か月も前で、このネタのために撮りたいなと思っている動画が幾つかあるんですけど、未だ撮れていません。


上で載せたバウンドの動画なんかは、カメラを持って行って一回ブレイクを撞けば良いだけなのですぐに撮れましたけど

 


・全く同じ速度だけれども、手球の跳ね具合が違うブレイク

・手球が跳ねない速いブレイクと、手球が跳ねる遅いブレイクの比較

・同じ強さでの、樹脂タップブレイクと革タップブレイクの音の差比較

 


などなど撮りたい動画が色々あって、これらはブレイク練習がしやすく、かつ動画撮影もしやすい環境で長時間撞ける時じゃないとやってられなくてですね。日頃、ブレイク練習も動画撮影もしづらい店で1時間くらいしか撞かない私は、撮っている余裕が無いのです。


だれか、代わりにやってくれません!?w

 

 

さて。冒頭の動画の答え合わせを。

 

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これ、何が違うかって、ラックを組んでいる位置が違います。


1つ目は1オンフット。2つ目は10オンフット。3つ目は最後列をフットに合わせています。


この動画で何をやりたかったかって、間違い探しじゃなくて、音の比較です。


これ、全部同じ力加減で撞いているつもりです。30kmほど。2つ目だけ若干強くなってしまっている気がしますが、ほぼほぼ3つとも同じ力加減。


スピードが同じとなればラックまでの距離が違う分、当然音が変わってきます。インパクト音からラック衝突音までの間隔が短くなるわけです。


1オンフットと10オンフットと最後列フットではボール2個分ずつ距離が違います。


なのであたかも、1つ目は約30km、2つ目は約33km、3つ目は約35kmであるかのような音になっているはずなのですね。


その音の差に気づけるかな??っていうチェック動画でした。


もうちょぃ強めで、35km→38km→41kmみたいな3段階の方が分かりやすいと思いますが、安定して35kmで撞くだけの技量が私には無いので30kmで失礼をば。。。


仮に35kmで安定して撞ける技量があったとしても、今回のラックまでの距離を変えてのブレイク動画を撮るには向かなかったんじゃないかなとも思いました。


というのも、今回は30kmという「普通に強い」という程度の力加減で撞いたわけですが、それですら10オンフットや最後列フットになると怖かったです。何が怖かったかって手球の打ち上げです。


普段とは違うラックまでの距離でブレイクをするとなると、手球がどういう状態でラックに当たるのかが分からんわけです。やったことが無いから。


結果的に30km程度ならば大きく手球が跳ねることなくブレイク出来ましたけど、35kmだったら派手に打ちあがってしまっていたかもしれません。

 

 

あ、そうそう。この動画を撮ろうと思ったキッカケの話も。


今回のネタを書き始めた頃(数か月前)くらいから度々見かけるようになった外国人2人組がいまして。


二人ともスヌーカーっぽいフォームなので、スヌーカーが流行っているどっかの国から来たんでしょうかね。いつもハウスキューで撞いておりますが、B級下位っていうくらいには撞いているように見えます。


初めてその2人組を見かけた時、全くその2人には注目していなかったのですが、目を向けておらずとも音は耳に入ってきます。「メッチャいいブレイクの音が聞こえてくる!!」と思ったんです。それこそ40km出ているくらいの音。


プレイを見る限りは40kmを出せそうには思えないのですが、たまーーに、一般人でもブレイクだけやたらと強い人ってのはいる。特に外国人の一般客に多い。今回の2人組もそういうタイプなのかもしれないと思っていました。


しかしその日は私は私で自分の球撞きに忙しく、その2人組がブレイクを撞く瞬間を見ることが出来ませんでした。


後日再び「なんかいいブレイクの音がするぞ!?」と思ったらその2人組がいました。その日はしっかりブレイクする瞬間を目撃しまして「なるほどね」と思いました。


ラックが最後列フットくらい。かつ、手球も2ポイントを思いっきりはみ出して前に置いてある。


ラックまでの距離が正規の2/3くらいしかない。だからブレイク音が3/2倍になって聞こえてきたわけであります。


実際には26kmくらいのブレイクだけれども、それが1.5倍になれば40kmくらいに聞こえるわけですからね。

 

ラックまでの距離が違うから、やたらと強いブレイクの音に聞こえる。そういう出来事があったものですから、距離を変えてのブレイク動画を撮ってみたのでありました。