鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

道具運

2本立て

 

 

1本目

 

先日、フォームに違和感がありまくりの不調日を迎えました。


相撞きはすることなく一人で転がしていただけなので特に実害はなく、冷静に「なんでこんなに不調なんだろうか」「フォームが全然分からん」「こんだけフォームに違和感が出るのは数か月ぶりだな」とかなんとか思いながら、原因を推測しておりました。

 


・ちょっとだけ久しぶりである


確か5日ぶりの球撞き。最近は短時間高頻度撞きをしているため、5日間空いたためにイメージが崩れてしまったのかもしれない。


とはいえ、たかが5日くらいであそこまで崩れるとも思えず。

 


・スキーをやってたから


前日まで2泊3日のスキーに行っておりまして、スキーとビリヤードでは腕のポジションがだいぶ違うもんですから、スキーのフォームに引っ張られてビリヤードのフォームが崩れたってのは無いとは言えない。


でも、年始のスキー旅行から帰ってきた時には、すんなりビリヤードに復帰出来たしなぁと思い。

 


・枕が合わなかった


宿泊先の枕が、私には高いし硬いしで合わなかった。おかげで途中から枕を使わずに寝ていたくらい。


そのために首の座りがおかしくてフォームに違和感があるってのはあり得る話。

 

 

でも、どれもこれも推測の域を出ないなぁーー。


と思いながらの翌日にはフッツーにフォームが戻ってたから、結局何が原因だったのか全く分からん。時間経過であっさり直ったってことは、枕が原因であった可能性は高いなぁ。


「不調は寝て起きれば勝手に治る」ってことが度々あるワタクシです。


不調の原因って、分かる時は分かるけど、分からない時が多くて困りますね。

 

 

不調と言えば、久しぶりにサブブレイクキューでブレイクをしようとしたら、全然当たらなくて困りました。


2か月ほど前にサブブレイクキューのタップが飛んでしまいました。それ以降、サブブレイクキューは使いようが無かったものですから、ここしばらくずっとメインブレイクキューである魁でばかり撞いていたのですが、タップをつけてもらって来たので久しぶりにサブを使ったら全く当たらん。


魁と何が違うかって、まず1つはシャフトの滑り。これはメンテナンスの問題です。シャフトが滑らん。


私、平撞きブレイクの時はグローブかスムーサーが必須です。


レールブレイクは元々は素手で良かったんですが、グローブorスムーサーを使っての平撞きブレイク練習ばっかりやっていたら、レールブレイクもグローブが無いと出来なくなってしまいました。


そんなわけで、ブレイクをする時は常にスムーサーかグローブを使っているわけですけども、それでもシャフトメンテナンスは欠かせない。


プレイキューの方はグローブを使ってればそこまで滑りを気にしないんですけど、ブレイクは少しでも引っかかりを覚えると嫌なんですよねぇ。


で、1つ質問なんですけど、スピードスムーサー(及び類似品)で、最高の滑りを持った製品ってどれなんでしょう?


私、スムーサーは今までに7色くらいかな?そんくらい使ったことがあり、この間初めて類似品も買ってみたんですけども。


使っている生地が違うためか、各色各製品、若干滑り具合が異なりますよね。


んで、全てに共通するのは、使い込んでいくとどんどん滑りが悪くなっていくこと。


なんかもっと、圧倒的なまでのツルツル感を持った製品はないものかと、いつも思っています。


たぶん、シャフトをヤスる時にどの番目で仕上げるかが人によって好みが分かれるのと同様、グローブやスムーサーの滑り具合も人によって好みが出ると思うんです。


滑り具合の違いでのラインナップも欲しいなーと思っている今日この頃です。

 


サブブレイクキュー(ポイズン)の話に戻ります。


サブブレイクキューでのブレイクが当たらなかった原因について、シャフトが滑らなかったってのはメンテナンスをすれば話は終わる。


2つ目の原因として「魁に比べてグリップがだいぶ細い」ってのがあります。


ポイズンのグリップはゴム製なのですが、長らく使っているうちにボロボロになってしまったのでゴムの上からさらにグリップゴムを巻いているため、デフォルトよりも若干太くなってるんですけどね。それでもなお一般的なキューと比べて細い。


ポイズンをメインで使っていた当時はその細さが良いと思っていたのですが、魁をメインとして使うようになって魁の太さに慣れてからは、ポイズンの細さに違和感を覚えるように。


その時々のブレイクの撞き方(グリップの使い方の違い)によっては、キューの太さ細さがほとんど影響しないこともあるんですけど、どうやら今は大きく影響してしまう撞き方になっているようだ。


そんなわけで、下手にポイズンに慣れてしまって魁に戻った時に当たらなくなるのも困るしなー、どうしようかなーと考えているのでありました。いや、ほんとにどうしようかな。

 

 

今度はポイズンのタップ交換の話です。


ミスキューしてタップをぶっ飛ばしてしまって交換の必要が出て。


そのタイミングでI氏からタップ交換のお誘いがあったので、誘い合わせてメッカまでタップ交換をしに行ってまいりました。


まずはタップ交換をお願いし、交換が終わるまでの間に球を撞こうとして、コンタクトレンズを入れるためにトイレに向かった時に気づきました。「あれ。去年もこの時期にメッカに来たんだっけか」と。


なんでトイレで気づいたかって、トイレのドアノブに触れた瞬間にバチッと静電気が来たからです。昨年もメッカに行った時にドアノブでの静電気を食らいまくったのが記憶にあったんですw


ブログにも書いたんじゃなかったでしたっけね。メッカは乾燥しやすいのか、それともドアノブの材質の関係なのか、なんなんだろ。


昨年行った時もI氏と共にタップ交換をしました。その時にはメッカに行く前に近所のラーメン屋(どうやら今は閉店したもよう、、、)で食事をし、メッカに着いて後悔をしました。「そうだった。メッカは横田プロのウドンがあるんだった!」「ラーメンなんて食べている場合じゃなかった!!」と。


今年はしっかり覚えておりまして、メッカでウドン食べましたよ。

 

 

 

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美味し!!


ビリヤード場の飯ではなく、ウドン専門店の味ですね。ウドンだけでも食べに行きたい。


主目的のタップ交換でありますが、何のタップをつけるかノープランで行きました。工房併設のショップで見て決めようと思って行きました。


もし目ぼしいものがなければ、ソニックにしたと思います。多分。


ソニック、打感が好きなんですよ。あの硬すぎず、程よく弾性がある感じ。


欠点はといえばチョーク乗りの悪さ、グリップ力の低さ。ポイズンはジャンプ&ブレイクなのでジャンプにする際にソニックだとミスキューの不安があるため、ポイズンをジャンプとして使うことも多かった時期はソニックを敬遠しておりました。


今はサブだし、ジャンプキューが別にあるので、ジャンプのことを考慮する必要は無し。安心してソニックを付けられます。


が、今回はソニックつけてません。ショップに目ぼしいタップがあったからです。

 

交換をしに行く前にTwitterでブレイク用のオススメタップを聞きまして。その際に名前が出てきた物でもあります。サイボーグのブレイク用。


Twitterでお勧めいただいた時には「サイボーグにブレイク用あるんですね」とか返信した気がするんですが、後で思い出しました。知ってた知ってた。サイボーグの樹脂タップ。発売当初に「サクマ式ドロップスみたい」って言ったやつだw


サイボーグのプレイ用は1度使ったことがありますが、あんまり印象に残っていません。可もなく不可もなく、みたいな。層が剥がれてきてしまって交換をした記憶がある。


サイボーグのブレイク用を使うのは今回が初です。

 

 

CYBORG(サイボーグ) タップ | ビリヤードの専門店【ニューアート Billiards】

 


カラーバリエーションがかなり豊富なようですが、メッカには1種類、赤のみでした。下手にたくさんあっても迷ってたと思うので、選択の余地が無くて良かった(笑)

 

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これ、赤です。見た目にはピンクって言った方がシックリ来る気がしますが、一応は赤。ピンクはまた別にあって、そっちはかなりのショッキングピンクなもようw


肝心の使い心地ですが、良い感じです。語彙力足りなさ過ぎですが良い感じ。


硬すぎず、カチカチ感はないです。打感はほど良いし、音も甲高くなくて良い。パワーも充分にあります。


また、樹脂にしてはやけにチョークが乗りますので、ジャンプに使うにも良いと思われる。ジャンプとしては2球くらいしか撞いてないですけど、しっかり飛びます。


キラキラな見た目に関してですが、遠目からだと案外目立たないので「恥ずかしくて使えない」ってことにもならないと思います。あくまでも赤の話ですけどね。他の色がどうなのかは知りませんw


まだあんまり使ってないですけど、なんせブレイク用なだけに、使っているうちに側面が擦れて減ってきます。いつまでこの輝きを保っていられるかなーという心配はあるけど、ま、見た目はどうでも良いか。

 

 


続きましてI氏の話。


タップ交換には2月の頭に行ったのですが、1月は私の誕生月でして、予めI氏から「誕生日祝いとして、タップ代出します!」と言われておりました。


しかし、サイボーグは高い。2500円くらい。


さすがにそれを払わせるのは申し訳なくなったので、工賃の方を払っていただきました(笑)

 


ウィンドウショッピングをしておりましたら、I氏がチョークステーが欲しいという。樹脂タップに使用してチョーク乗りを高めるアイテムです。


「誕生日プレゼントにください」と言うので了承。I氏の誕生日は2月下旬なのでその時にくれっていう話だと思ったら、今すぐ買えっていう話だった。


「誕生日、まだ先じゃん!」と言いながらもプレゼント。


I氏、やけに小物をたくさん持っていました。あまり一般的ではないようなものも。


突如として球撞き練習にやる気を出しただけでなく、道具にも何かと金を使っている。


小物は正規ルートにて新品で買うから良いのですが、キューはネットオークションで中古で買うものだから、何かと失敗をしているI氏であります。


過去にも、買った先角一体型タップのジャンプキューが即陥没してしまったり、BK3が最初っから不良品であったりと失敗をしているI氏。今回、悪夢再び。


メッカにて一緒にタップ交換をしてから1週間も経たない頃。I氏から「タップが座から飛んでしまった」とのLINEが。


私は最初メッカ工房の不手際っていう話なのかと思いました。


でも過去に何度かメッカにはお願いをしていて信用しているし、今回もメチャクチャ丁寧にやってもらっていたので、そんなにすぐに飛んでしまうとは思えず。


詳しく話を聞くに、座は今回つけてもらったわけではなく、標準装備の座らしい。


道具に疎いので全く知りませんでしたが、I氏が使っているヴァンテージには標準で座がついているんですね。私のOBクラシックプロにも座が標準でついている。その座が飛んでしまったということだから一大事ですし、そしてそれはメッカのせいではない。タップが飛んだわけではなく標準装備の座から飛んだわけですから。


ってことで納得しつつ、「I氏、不運すぎるww」という思いがすぐにやってきました。


そりゃ、標準装備の座が飛んでしまうというだけで不運なのに、加えて、なにもタップ交換した直後に飛ばなくたっていいでしょうよ。タップ代と工賃が丸々無駄になってるやんけ。


標準装備の座のつけ直しとなるとメーカーに送らなきゃいけないですから、そこそこ日数と金がかかりますよね。試合を目前に控えているI氏、その余裕は無し。


「座無しでタップを付けてもらうてのはアリなのか」と聞かれました。私は「分からん」としか言えませんでした。


メーカーは「座を外してしまったら責任は持てない」「アフターサービスの対象外になる」と言っているらしく、I氏はその点は構わないそうなのだけれど、性能面に影響が出るのかどうかが気になるらしい。


なんせそんな経験が私にはありませんので、なんとも言えませんでした。


どうなんでしょう。標準装備の座が無い状態でタップをつけるのはあり?無し?


それから数日。I氏から連絡が来ました。

 

「新しくヴァンテージ買っちゃいましたw」

 

おいおいおーーーい!!どんな金の使い方なんだよww


思えば、安物とはいえ、新品で買ったブレイクキューを2回も折っているI氏です。


ジャンプキューを陥没させたのも今回座を吹っ飛ばしたのも、I氏に原因があるんじゃないかと思い始めました。


アンラッキーI氏なのかクラッシャーI氏なのか、どっちなんだろw

 

 


壊れやすいといえば、BK2なんかは先角ごと吹っ飛ぶ事件が結構多かったらしいですね。


実際に身近でも起きていて、H氏のBK2から外れてしまった先角&タップがなぜか私の部屋に記念に飾ってありますよw


H氏の場合、悪い撞き方をするわけでもないし、そこまでハードに撞くわけでもないので、道具のせいだったんでしょう。


また、私が使っているOBクラシック(及びクラシックプロ)も標準装備の座が飛んでしまうっていう話をよく耳にしてました。1例2例ではなく5例くらい聞いた気がする。身近にも2人いました。


そんな中、私は何の問題もなく6年以上使っています。OBクラシックプロシャフトも含め、今まで道具で不運に見舞われたことってない気がする。


使い方が良い、、、、とはとても思えないので、ラッキーなんでしょうかね。

 

 

 

2本目


キューケースの整理をしていたら、未使用のタップが出てきました。


「あ。いただきもののタップだ」「興味があったのに忘れてた」「いただいたものを、いつまでも使わないのも失礼だしな」と思って交換を考えるも、メインキューもサブキューもまだまだ交換する段階ではなく「まだ使えるしなぁ」「使えるタップを交換するのも勿体ないしなぁ」とケチ臭精神が発動。


発掘したタップを装着するのは、一体いつになることやら。交換時期が来た時には、タップの存在を忘れていたりして。


最近の私は、大体週平均8時間くらいの球撞き時間だと思います。


一人練習の時間が恐らく世間の皆々様と比べたら長いので、相撞き換算すると週12時間くらい撞いているくらいのイメージでしょうかね。


その球撞き時間で、タップの交換頻度はたぶん2年で3回くらい。


「1つのタップを交換するまでに、何撞きくらいしてるんだろうなぁ」とか考えたんですが、計算するのが面倒になりましたw

 

 

最も撞きこんでいた時期(週に30時間も40時間も、MAX50時間くらい撞いていたような時期)ですら年に2~3回しかタップ交換をしていなかった私。週8時間ほどまで減った今となったらなおさら交換せん。2年で3回って言いましたけど、1年以上換えないこともあります。換えていないっていう意識が無いです。気づいたら1年経ってたって感じ。


道具に拘りが無い私ですが、その中ではタップには比較的こだわりがあると思ってるんですけどねぇ。それでもやっぱり鈍感らしい。