鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

演技疲れを覚えております

後日載せるネタ用の動画撮影がしたくて、ちょっくらサンビリまで。


撮影をするにあたってサンビリの良いところは、まずはなんせ格安のフリータイムがありますので、時間さえあればお金の事を気にせずゆっくり作業をしていられるということ。


台間が充分にあり、また台数も多いので曜日や時間を選べば周りを人に囲まれるようなことがなくゆっくり撞ける&ブレイクを気兼ねなく撞けること。

 

そして、スマホを固定するためのホルダーがデフォルトで設置されていること。これは大きいですね。


全19台のうちの7台分くらいかな?撮影用ホルダーが設置されております。


ただ、100均の安っぽいホルダーなので、既に全損、一部欠損、バネのイカれなどがあり、実質まともに使えるのは4台分くらいですが(;´∀`)


私はセルフチェックのためにせよブログネタのためにせよ、サンビリには撮影のために行くことが多いので、ホルダーが壊れてたら話になりません。そのくせ記憶力が悪くて、何番台のホルダーが生きているのか毎度忘れてしまうものだから、チェックイン前にホルダーチェックしてからテーブルを指定してます(笑)


サンビリの難点は、やはりコンディションでしょうかね。


この間「動画を載せる時は、絶対に甘台で!」ってツイートしてました私。


難しい台で喘ぎながら撞いてても、見ている側はそんなの全く考慮してくれませんから。渋台だろうが甘台だろうが、球を外せば下手、手球が出てなかったら下手っていう評価をされるのが動画の世界。


だったら甘台でやるのがベスト。


そう思ってんのに、サンビリは難しい。


甘台で、かつ撮影するのにも向いている店、どっかにないかなー。

 

さてさて。動画を撮りたかった本命のネタはそのうち書きあがったら載せるとして、他にもいくつか撮りたい動画がありました、その1つが遅撞きです。


全球1分も2分もかけてたらそりゃ遅撞きなのは当たり前なので、もうちょっと早めで「大半の人は『遅い!』っていうけど、一部の人は『これは普通』『遅くないでしょ?』って言うんじゃないか」っていうギリギリの線を攻めてみようと画策。


最近、ツイッターで自撮り動画を載せる人が多くてしばしば見させていただいているんですが、皆様撞くのが速いw 速撞きチャレンジなんてのをしている方もいらっしゃいますし。


そんな中、なぜか私は遅撞きチャレンジ!!


いや、あのですね。遅撞きチャレンジなせいで7分ちょぃの超大作(普通に1マス撞いているだけなんですけど、、、)になってますので、どうぞお暇な時にご覧ください、、、


昔見た海外の試合動画にて、某外国人プロが4分半ほどで9ボールマスワリをしていたのですが、解説をしていたプロが「マスワリで4分半は遅すぎる」「丁寧なんじゃない。遅いだけです」「何も考えてないんですよ」などなどボロクソに言ってました。


今回は10ボールなんですけど、それにしても7分オーバーって時点で遅すぎですよね。


動画を見ないと以下のネタはなんも伝わらないので、動画を飛ばすようでしたら今日はここまでってことで!w(あ。最後の方でアンケートやってるので、それだけは答えていただけると助かります)

 

 

www.youtube.com

 


動画を見ていただけたでしょうか。一番ツッコミたいのは10番ですよ。動画切れとるやんけ、、、、


えっと、シュートミスしたからカットしたとかじゃないです。普通に入れてます。編集ミスでカットしちゃってました。スマホの小さい画面でやるもんじゃないな。。。。


それはさておき、やっぱり遅くないですか?これ、なんせ意図的に遅く撞いてるので、撞いていた時も疲れたし、ブログを書くための動画確認作業をしていても疲れるし、きっと見ている皆様も疲れてるはず。


加えて、前回動画を載せた時の画質があまりに悪かったもんだから、今回1段階画質を上げてみたんですよ。おかげで顔がクッキリ映っちゃって恥ずかしぃーー!ってのは置いといて、画質を上げての7分越えの超大作。


他にもいくつか動画を撮ったもんだからスマホのデータ容量を圧迫するし、編集にも時間がかかるし、YouTubeへのアップロードにも時間がかかるしで、ろくなことがない。


1球を入れる時間をチェックしてみました。

 

1番 54秒

2番 47秒

3番 55秒

4番 36秒

5番 18秒

6番 38秒

7番 32秒

8番 17秒

9番 22秒

10番 25秒


(この秒数チェックをしながら動画を見ていて、「よし次の10番で終わりだー」と思ったらプチっと切れてたもんだから、自分で自分にツッコミを入れてしまった、、、ガックリきた)

 

45秒のショットクロックが入ってたら、3度オーバーしてますからアウトですね。


今回は無計画に、自分の体感での遅撞きをしてみましたが、タイムを計りながら「全球45秒で撞く」ってのをやってみりゃよかったですね。それは1人じゃ無理だな。


「45秒ルールなんだから、45秒以内で撞けば問題ない」って思っている人が一部にいる中、大半の人は「全球45秒は遅すぎる!」って思ってますでしょ?


今回の動画だって、4番以降は一度も45秒ルールに引っかかってないどころか、半分以下の早さで撞いていることもあるわけですが「遅い」って思う場面ありますでしょ?


球の難易度による。「この球なら45秒かけてしまっても仕方がない」と思える球と「そんなのは10秒以内で撞け!!」って球がある。


だからこそ、タイムルールを明文化するのは難しい。球によって遅い早いが変わるから。


もし今回の動画を見て「普通」「遅くはない」って思う人がいたら、気を付けた方が良いんじゃないかと思います。はい。


人に優しく自分に厳しいタイプの人だと、自分では撞くのが早いのに他人の遅撞きは気にならなかったりするのかもしれませんけどね。器でかし。


せっかくなので、セルフ解説もしてみます。今回はなんせ単なる取り切り動画ではなく意図的に遅く撞いてみる動画でしたので、プレイヤーとしてだけでなく、ブロガーとしての解説も入ります。


まずブレイク。


アドレスからノーカットで載せておりますが、演技です。思い切り演技です。遅撞き演技。


無駄にシゴいてみたり、構え直しが多かったりなど、演技してみました。


ただまぁ、たまにこれくらい時間かけちゃうのは問題ないし、ブレイクの時は毎回であってもプレイが遅くないんだったら気にならないと思います。これ単体なら大丈夫。


何度か構えなおしてプラクティスストロークをし始めて。


もっとたくさんシゴけばよかったですねw 思ったより早く撞いちゃってるや。遅い人はもっとこの3倍くらいシゴいてるぞ。


散々に演技を意識しながら撞いたもんだから、ブレイクがわけ分からん当たりになってしまっているし、ノーインスタートですが、そこは許してほしい。演技の方に意識が行ってしまっているのだ。


1回目のアドレスでシックリ来てたのに、演技で構えなおしたら「あれ?違和感が!!」ってなってますからww


あと、これまた言い訳ですが、これ入店した直後に撮ってるんです。前回載せた動画を見て、周りのお客さんが結構映り込んでて「よろしくないなー」と思ったので、他の客が来る前にとさっさと撮ったもんですから、まだその日の撞き始め。


それでいて1人裏マス出来てるんだから「時間かけりゃ、そりゃ球は入るよ」ってのが今回最も強く思ったことだなぁ。


この動画、一発撮りですよ。そこんとこ誰かに褒めてほしい。

 

1から2は難しいですから、これくらい時間かける人がいてもおかしくはないですけど、とはいえ遅いですよねぇ。


必要以上に遅く歩いてみたり、キューでポインティングしてみたりしてますけど、全部演技です。自分の中ではやる事はとっくに決まってんのに遅撞きの演技のために色々やってみてます。演技のことしか考えておらず、球の事はなんも考えてないww


いやー、演技が足らないですね。


遅撞きの人は、一度覚悟を決めて構えてみても、突然のイメージ消失に襲われて、同じ作業をもう一度繰り返したりしますからね。


歩く速度を落としてみたり、作業の手数を増やすことで遅撞きを演出してみてますけど、「無意味な長考」とか「異様なアドレスの遅さ」「異様なシゴきの多さ」「構え直し多すぎ!」とかは再現出来てないです。


あ、肝心の出しですが、ほぼイメージ通りです。もう1転がりさせる予定ではありましたが、許容範囲でしょう。1転がり足らなかったら隠れてましたね。危ない危ない。


2から3。続演技。


何かをチェックしているような動作をしていますが、演技です。何もチェックしてません。


大事なことすらチェックしてなくて、3番へのフリを失敗してますw


2番を撞く際に一度構え直しをしていますが、これは演技じゃなくてリアルなやつです。


これに関しては、今回の遅撞きチャレンジが功を奏した場面です。


2番を撞く際にも私は脳内で考えてました。「今みたいな構え直しを普段は省いちゃうんだよなー」「撞くペースの方を重要視しちゃって、構え直しを省略しちゃうことが多いからなぁ」「イメージが悪いまんま撞いちゃうんだから、そりゃミスは増えるよなー」と。


そう。普段は「遅撞きNG」の意識が強すぎて、違和感を覚えても構えなおさず撞いてしまうことが多々あります。さすがにそれはマズイので改善したいところ。


今回はなんせ遅撞きチャレンジ中だったので、何も気にせず構え直しました。おかげでしっかり入れられた。

 

3へのフリをミスっての3から4。


本当なら4番を左上コーナーに取りたいところでしたが、フリを間違ってしまったので4番は右上へ。


カニカルブリッジが登場。素振りをしておりますが、半分演技、半分本気です。


私はその日初めてメカニカルブリッジを使う場面や、メカニカルブリッジを使ってちょっと難しめの球を撞かなきゃいけない時は、動画のように素振りをしてから構えに入る事があります。


なので、今回のも半分は本気なんですが、でもこの3から4への出しは普段の自分でしたら「これは素振りの必要の無い球」と判断するので、やっぱり演技かなw


途中、4番のフリを確認しに行っておりますが、演技です。


「いかん。このまんま撞いたら遅撞きじゃなくなる」と思って確認作業に出発してみました。


この確認作業をするかしないかに関しては、どう評価して良いものなのかどうか良く分からないポイントです。


私は演技のために4番のフリを確認しに行っておりますが、「演技じゃなくて、普通確認しに行くでしょ?」って人もいるんじゃないかと思います。遅撞きの人じゃなくても。


しかし、私は普段なら確認に行きません。適当プレイヤーな私ですが、この件に関しては「適当だから確認しに行かない」のではなく、「確認しに行く必要が無いから行かない」です。


確認しに行かずとも、4番のフリが脳内にイメージ出来ています。


こういうのは度々ネタにしている、空間認識能力とかなんとか言われる力の差なのかなー?と思うわけです。


「しっかり確認しに行く」というのは良いことのようでいて、確認するのが癖になっちゃうと、空間認識の能力が伸びなかったり衰えたりしちゃう気がします。結果的に確認作業が多くなり、その分撞くのが遅くなる。


私は普段、あえて確認をせずに撞いて、撞いた後にズレの補正をする練習をすることがあります。出し位置の確認にしても、入れの厚みの確認にしてもです。確認作業自体を極力減らせるように努力したり、確認するかしないかのジャッジを早くし、すると決めたら素早く出来るように考えながら練習しています。別に「A級だから」じゃないです。初級者の頃から一貫してです。


多分こういうのも、撞くテンポを上げるためには大事なんじゃないかな。

 

そうそう。演技のために4番の厚みを確認しに行った私ですが、確認をしに行ったせいで迷いが生じました。


確認をしに行く前の時点で選択は決まっていたのですが、確認をしに行ったら「ん?こっちの方が良いかな」「こっちでも良いかも。。。」と3択くらいになってしまい、迷った。


どれでも良かったんですよ。どれかが優れた選択肢ってんじゃなくて、どれでも良かった。だからこそ迷いがただの無駄。


以前に「確認作業をすると、かえってミスに繋がる」と言っていた人がいましたけど、この3から4に関しては、その気持ちが良く分かった。


で、3から4、ミスしてますww


本当は4から5では押して右側の長クッションに入るようなフリにしたかったのに逆フリになってしまった。


4から5も5から6も、若干「ボーっとしてみる」という演技を入れてはいますが、ほぼほぼ普通に撞いてますねw 多分このころにはもう遅撞きチャレンジに飽きてきてる。

 

動画の中の自分が画面左方向を何度かチラ見しているのに気づいて思い出しました。そうそう。この日、知り合いのプロご夫婦が練習をされてたんですけど、この動画の撮影中に練習を終えてお2人が帰ろうとしているのが見えたので「こんな遅撞きチャレンジしている場合じゃねぇ」「さっさと終わらせて、挨拶しなきゃ」って思ってたのも、段々ペースが上がってきてしまった原因の1つですね。動画を見ているだけじゃ分からない事情が色々あるもんですw

 

 

5から6は単純に下手です。演技してるせいとかなんとかそういうの関係なく、単純に下手。

 

どこに出せばいいのか決めかねたまんま撞いてるし、一応は決めた出し方さえ出来てない。おかげで6から7で苦労することに。

 


6から7はラッキー。8番に当てる気はなく、8番よりも画面下側を通すはずでした。当たっちゃった。


演技をしてもミスをしても表情が変わらなかった私が、この時は変な顔してるw


7番の厚みが無くなってしまったかと思いきや、ラッキーで入れる厚みはギリギリ残っておりました。


7から8は、撞いた瞬間には「強すぎたー!」と思ってたんですが、一気に失速して手球はとまり、致命傷には至らず。サンビリのコンディション、良く分からん。


8から9は強すぎというか、撞点が高い。


後はもう見ての通りなんですが、この頃はほぼ完全に遅撞きに飽きてきちゃってますw


そりゃぁ、ブログネタにはなれど、プレイヤーとしての自分には、こんなことやってても一切何のメリットもないですからね。


8番とか9番とかは、撞きながら「こんな1球に、どうやって時間をかけろっちゅーねん」って思ってます。

 

10番は「そうか。シャフトを拭きに行ったりすればいいのか」「でも、布巾はカメラの下に置いてあるから、拭きに行ったら思いっきりカメラに映っちゃうから却下」とかなんとか思いながら撞いてますね。

 

まず1度、素で厚みの確認。「遅撞きしなきゃ」と思って演技の2度目確認。「演技したせいでリアルに厚みが分からなくなった!!」と3度目の厚み確認ww

 


そんなわけで、遅撞き演技をしたり頭の中でブログ草案を練ったりしながら、よく取り切れたなってのが一番の感想で、2番目の感想が「そんだけ集中してなくても取り切れちゃうくらい、遅撞きは有利」「遅く撞いたら、そりゃ球は入りますわ」「そのメリットを捨ててまで、多くの人はテンポよく撞く努力をしてんだから、遅撞きの人は改心なさい」ですね。

 

 

 

そうそう。話は全く変わるんですが、今回の動画でも前回セルフ解説ネタを書いた時の動画でも、隣の台の上にキューを置いております。ブレイクをした後、隣のテーブルに置いておいたプレイキューを手に取り、ブレイクキューを置くという作業をしております。


こういったこと、皆様は普段しますでしょうか??


「する」「しないし、しちゃダメ」「そういう発想が無かったからしたことが無い」などなど、人それぞれ考えがあると思います。


多分こういうのは育ってきた環境の影響が大きいと思います。


私はと言えば、動画の中ではやってますけど、普段はやらないです。


動画の中でやっている理由は前回書きましたが、キュー立てがカメラの真下にあるため、そこにキューを置いておくとキューを持ち変える際にカメラに思いっきり映っちゃうので、それを嫌っての事ですw


普段はやりません。何故やらないかと言えば、まずは「私が育ってきた環境では誰もやっていなかったから」です。


私の育った店は繁盛店なので、そもそも空いている台なんてもんが無いです。なので「隣の台にキューを置く」ということが、しようと思っても出来ない。


そんなこんなで、初級者の頃の私はそもそも「隣のテーブルにキューを置く」という発想がありませんでした。


歴を経て、他店に遊びに行くようになりますと、隣の台にキューを置いている場面をチラホラ見かけるようになりました。


そうして発想は得たわけですが、普段はやらないです。


理由は「いつ隣の台に客が来るか分からない」ってのが大きいですかね、やっぱ。


どけなきゃいけない時が来るかもしれないなら、最初から置かない。その理由が多分大きい。


キューをテーブルの上に置くか否かってのは波及したネタであって、元ネタはキューケースです。


大元のキッカケは、某氏がキューをしまうためにテーブルの上でキューケースを広げていたところ「テーブルの上にケースを置くな!汚れるだろう!」と怒られたという話を聞いたことです。


怒ってきたのは店員ではなく、無関係の常連さん。某氏が店員さんに「え?駄目ですか?」と聞いたら「いや、全く構わないけど。。。」と言われたので、某氏はモヤモヤしたそうな。


ソフトケースは広げないと出し入れがしづらいですし、バイナル型のケースなんかはそれこそ上下から差し込みますから、なおのこと広げる必要がありますよね。


テーブルの上でケースを広げてキューの出し入れをするという風景は私は初心者の頃から見ていたので、何も違和感がありませんでした。育った店のオーナー店長も普通にテーブルの上に広げてたし。


気になってツイッターで尋ねてみたところ「テーブルの上にケースを置くべきではない」という意見が結構多かったので、気になってアンケートを取ってみることにしました。


そのままずばりのアンケートです。皆様ご協力くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 


2月5日(火)の24時まで受け付けております。

 

 (投票しても経過が見られない設定になってました。すみません。修正いたしました)