鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

具現化されたあれ

4本立て

 


1本目

 

私、頭の回転が鈍いもんだから口喧嘩に滅法弱いです。

 

その場では何も言い返せなくて、後になって「相手が言ってたこと、全部屁理屈じゃん」「こう言い返せば勝てたじゃないか」ってことが浮かんでくるけど、その場では何にも出来ないっていう。

 

そんな私が昨年のとある日、珍しく口喧嘩に勝ったのです。

 

ブログで書いたことに関して、物凄いバッシングを受けました。

 

私が書いたのは「こういう行為をするような人はダメだと私は思う」というありがちなネタだったのですが、きっとその人は「こういう行為をするような人」だったのでしょう。自分にダメ出しをされたのだと感じて激高したわけです。良くある話。

 

私は、深く考えずにネタを載せてしまうことも多いので、怒られた時に「おっしゃる通りです」「まことに申し訳ございませんでした」と素直に謝ることも結構多いですw

 

しかし、その時のネタに関しては自分なりにそこそこ考えていたもの。考えた末に「やはり私はこれはダメだと思う」「ただ、一般的に何が多数派なのか分からない」と思い、それを綴ったわけです。

 

そこへきて「お前の考えはおかしい」「俺の考えこそ一般論だ!!」と言われたものですから、私は「そうなんですねー」「ソースは?」「あなたの考えが一般論だという証拠は?」「私も何が多数派で何が少数派なのか分からないので、統計を取ってきていただけると私としても大変助かります」っていう返事ww

 

黒いですね。黒い鈴木です。

 

相手はモゴモゴと何か捨て台詞を吐いていましたが、よく覚えてないです。

 

私の意見に対して、「自分はこう思う」「こういう意見の人間もいるという事を分かってほしい」と言われたのなら私も素直に了承すると思います。

 

しかし、反論される時って100%「お前の意見はおかしい」「私の考えが一般論だ」みたいな態度で来られるわけですね。

 

だから「『一般論である』ということを証明してみてください」と言っても、今まで証明できた人は1人もいない。

 

せいぜいが「〇〇プロもそう言っていた」と虎の威を借ろうとするか、身近な何人かの意見をかき集めてくるかくらいで、とてもじゃないが「全国のプレイヤーの大多数は自分と同じ意見である」ということを証明出来やしないのです。

 

私はブログやTwitterでしばしばアンケートを取っております。アンケートの結果は、ある程度の説得力を持つと思います。何も示さず「俺の考えこそが一般論だ!」と唱えるよりかは、よっぽど説得力があるでしょう。

 

しかし、私がアンケートを取った時の投票数は、多かった時で100票。数十票ってこともザラです。

 

そんなんじゃ所詮は参考程度にしかならんです。

 

票数が少ないし、そもそもがブログやTwitterを見ている人っていうバイアスがかかりまくってますからね。

 

そんなわけで「どちらの意見が一般論なのか」なんていう論争をしようにも、私の意見にも説得力はないが、受ける反論にも説得力はない。所詮は1個人の意見vs1個人の意見でしかない。相討ちにしかならんのですよねぇ。

 

 

 

2本目

 

学生の頃からちょくちょくボヤいております、時間に余裕が無い時の球撞き。これには一生慣れられない気がする。。。

 

先日、こんなツイートをしておりました私。





こんなツイートをしたキッカケは全く別なんですけど「時間に余裕が無い時の球撞き」に関しても当てはまるなと思いました。

 

学生の時も今も、隙間時間で球を撞くってことが多い私。

 

学生の頃は「隙間時間にも撞く」であって、時間に余裕を持って撞いていることも多かったわけですが、今は隙間時間にばかり撞いています。

 

「時間に余裕がない中での球撞きなんてしない」とか「そんな状況で球を撞くな」と言われても、そうでもなけりゃ全く球が撞けなくなってしまいます。なのでまず、「時間に余裕が無い中で球を撞くことが多い」というのを前提としまして。

 

時間に余裕が無い時は、1人練習をするのが妥当だと思います。いつでも好きにやめられる。それだったら焦る必要など全くないわけです。

 

しかし、ツイートした通り、都心の球屋は混みあうことも多いです。某プロも「夜や週末はテーブルが埋まっちゃって練習が出来ない」と嘆いていたくらいです。私が普段高頻度で足を運ぶ数店舗は、恐らくどこも混雑具合で国内トップ10に入るんじゃないかと思われし球屋です。

 

1人練習が出来ない時は出来ないんですよ。半強制的に相撞き。相撞きならまだ良くて、多人数撞きになることも少なくない。

 

時間に余裕が無い中「相撞きか、それとも撞かないか」の選択に迫られたら、皆様はどちらを選びますか?

 

せっかく球撞きに来てるんですよ。撞きたいじゃないですか。

 

で、相撞きですよ。

 

イメージ的には「40分で5先」みたいな感じです。

 

「余裕でしょ」「大井さんだったら20分もあれば終わるよw」とか言ってくる奴いますけど、滅せよ!俺は大井Pじゃねぇ!!

 

そりゃね。私だって40分で終わる時は終わりますよ。終わることの方が多いと思います。

 

20分くらいで終わって「余裕だったわ」って時だってありますよ。

 

けど、長引くことだって当然ありますでしょう?スコで終わるかもしれないしヒルヒルになるかもしれない。マスワリ合戦になるかもしれないしセーフティー合戦になるかもしれない。

 

いくら自分が速く撞こうとも、相手がどうかは分からない。

 

5先で1時間かかるような時だってある。

 

どうしても気持ちは急いてしまいます。まともに撞けません。そしてかえって進行が遅れ、余計に焦るという悪循環です。嗚呼、、、、

 

交渉してね。もっと短いフォーマットにしてもらうとか、せめて賭け球じゃなくてスポーツにしてもらうとかにすれば良いんですけど、もうね。交渉の段階で気持ちが急いていて、まともな交渉が出来ないってのが問題点ですねぇ。

 

いっそのこと「そういう時には撞かない」っていう選択をした方が良いんじゃないかとも思うんですが「せっかくだし撞きたい」という気持ちがありますし、既に相撞きのセッティング段階に入っている時ってすっごく断りづらいわけですよ。

 

「相撞きをするか、それとも1人練習をするか」という選択だったら、まだマシです。私が迫られるのは「相撞きをするか終了するか」の二択です。

 

ここで「終了する」を選ぶと、人によっては「逃げるのか」とか「避けられてる」って思うでしょう。

 

また人によっては「鈴木さんはもっと撞きたかったんだろうに、自分のせいで追い出す形になってしまった。申し訳ない」と思うでしょう。

 

どっちも嫌だ。

 

ってことで相撞きを受ける。そして焦って自滅する。

 

繁盛店で撞いているプレイヤーのデメリットでありました。

 

 

 

3本目

 

 

元から一人撞きが大好きな私でしたが、最近は極端に一人撞きに偏っています。全然人と撞いてない。2本目で書いたように、時間に余裕がない中での球撞きが多いというのが理由として大きいです。


おかげさまで、いざ相撞きしようものなら連敗街道まっしぐらっていう!!

 

時間に余裕がない中での相撞きでボロボロになるのはまだ仕方がないですが、急いでいない時でも冴えない。


ちょっと前までは「1人撞きよりも本番の方が球が入る」と言っていたのに、今は完全に逆転してしまっております。


たまには人と撞かないとダメだなと思っている今日この頃です。


ちょっと前に、一人撞きでの良いメンタルの作り方を発見してしまいました。なんせメンタル面の事なので上手く言い表せませんので、この点に関してはネタに出来ませぬ。


なにはともあれ、良いメンタルの作り方が出来ていることが多く、一人撞きでも気を抜くどころか、緊張して震えるくらいにww


一人撞きだってのにチビった選択をしたり、チビってヘッドアップしたりするってんだから、ちょっとこれは行き過ぎた集中だなと反省していますw


ちびってしまうことがあるのは余計ですが、一人撞きでの集中力がかなり増し、反面、相撞きをしなさすぎて相撞き下手になり、極端に一人上手っぷりが際立つようになってきてしまいました。


最近14-1練習の頻度を上げました。


これはこの間ツイートしたんですけど、9ボールと10ボールで1回以上のマスワリ、14-1で30点以上のランが出るまでは帰れま10!を近ごろ良くやっています。


2時間くらい時間がある時にこの帰れま10をやっています(もっと長い時の目標としては低すぎるし、もっと短い時だと本当に帰れなくなってはマズイのでw)


大体いつも1時間以内には達成して、いつでも帰れる状態になっている。一人撞きの時は案外上手い。


ある日、特に目標もなく14-1を一人でコロコロ転がしていた時に「1人でやる分には面白いんだよなぁ」「対人だとあんまり好きじゃない」「疲れるからだろうなぁ」とかなんとか思っていました。


14-1を対人でやると疲れてしまう理由。一人練習ばっかりしていたら相撞き下手になってしまった理由。


突き詰めていくと、すべては同じところに通じるなぁと思いました。


一人転がしの時には結構上手い理由というか、相手がいる時に下手な理由として大きいのがペースであります。


一人転がしの時は使える時間が完全に自由です。好きなように時間がかけられます。


1人の時はペースについて何も意識していないです。多分これがマズイんだろうな。


「ペースについて意識していないから遅くなってしまっている」というのではなく、「ペースについて意識していないから、自分が遅いのか普通なのかを把握していない」のであります。


「速い」は絶対に無く、対人の時よりも相対的に遅くなっているのも間違いないのですが、実際にどの程度なのかを分かっていない。


そのため、いざ対人になった時に「一人練習の時と同じペースで撞くと『遅い』と思われるんじゃないか?」と思ってしまって撞き急いでしまい、撞き急いだら当然球は入らんわけであります。

 

また、一人練習の時ならなんら気にならないようなことも、相撞きの時は気になってしまいます。


たとえば、4本目でネタにしていますが、物凄く騒がしいお客さんがいて気になってしまった時、1人練習だったら一度構えを解いて「うるさいなー」と思いつつもメンタルを作り直して構え直し、普通に球が入れられます。


球が入れば段々と意識がそっちに向いていくので、うるささ自体が気にならなくなってきます。


しかし対人だと「構えなおす時間が相手に申し訳ない」「構え直しに時間をかけたにもかかわらずミスしたら格好悪いし、、、」とか考えてしまって構えなおさず撞いてミス。そして「あいつらがうるさいせいだ」と責任転嫁をしてしまい、その後もますます気にしてしまって、、、っていう悪循環です。

 


「対人の時は1人撞きの時のような球が撞けない」と思っている人の多くは、勝負の行方が気になるからメンタルをやられてしまうってのが大きいんじゃないでしょうか。一方の私は「相手に気を遣いすぎ」「相手からの評価を気にしすぎ」というのを発端とした「撞き急ぎ」が主たる原因のようです。


私がしっかり調整して対人慣れしている時ってのは「対人でも1人の時と同じようなペースで撞けるようにする」ではなく、対人の時のペースに慣らしてるんですよね。


改めて考えると、1人撞きの時のペースが遅いのか普通なのかをしっかり把握して、対人の時にも気にせずそのペースで撞くってのがベストだよな。。。


今度「自分が考える、最も遅い時のペース」で自撮りして考察してみよっと。


それで「大丈夫。全然遅くない。普通だ」という結論が出ることに期待しているわけですが、「あかん。遅いわこれ」ってなったら困るな(;'∀')

 

 

4本目


ある日、新宿に向かうバスに乗っていた時の事です。


女学生の頃から新宿で暮らしているという老婦人に、新宿で30年働いているというオバ様が席を譲り、それをキッカケに2人は会話を弾ませておりました。


バスが歌舞伎町に差し掛かった頃。老婦人がこう言いました。「歌舞伎町は本当に安全になった」「昔なんてね。『こっから先は絶対に行ってはいけない』って親や先生に何度も言われたものよ」


私が新宿区民になってからももう15年以上経ちますが、その間にも歌舞伎町はだいぶ様変わりし、だいぶ安全な街になったと感じます。新宿に推定50年ほど暮らしているという老婦人はなおさらそう感じるのでありましょう。


それでも歌舞伎町は歌舞伎町です。この間は発砲事件がありましたしね。


先日、歌舞伎町内にあります新宿バグースで球を撞いておりましたところ、繰り返し繰り返し学生の飲みサーのノリの騒ぎ声が聞こえてきました。目を向けてみれど見当たらず。どうやら個室でダーツを楽しんでいるようです。


しばらくしたら、個室から10人ほどの団体が出てきました。もう見た目からしてね。

 

 

 

馬鹿の具現化

 

 

 

学生ではありませんでした。もっと歳は上。

 

日頃私はあんまり「同じ日本人としてなんとかかんとか」っていう感情は抱かないんですけど、その団体に関しては「同じ日本人として恥ずかしい」「日本人の恥」と思ってしまいましたよ。


ま、それが歌舞伎町クオリティです。


んで、その団体は個室から出てきた後はビリヤードを始めました。相変わらず大声で騒ぎまくりです。


私は一人転がしだったから特に影響はなかったんですけど、近くの台でJPAやってたんですよ。


「バグースとかCUEとかが含まれるディビジョンは、これがあるのかぁ」と同情しておりました私。


私がJPAをやっていたディビジョンには、一般客がバカ騒ぎをするような店はありませんでした。


一時期CUEや新宿バグースも会場になってたんですけど、幸い私らが試合をしている時には騒がしい客はいなかったし。


私は一般客のバカ騒ぎに関しては、一人撞きの時は気になりませんし、ちょっとした相撞き程度でも気になりません。ただ、ヒリヒリする相撞きやJPA、試合となってきたらどうなるか分からない。経験が無いんで分からないんですけど、気になっちゃいそうな気がします。


(さっきから「一般客のバカ騒ぎ」って言ってますけど、プレイヤーがバカ騒ぎするような店もあるそうですね。いやだなぁ、、、)


そんなこんなで思っておりましたのは、バカ騒ぎをするような客層が集まる店をホームにしているJPAチームの人はSLが低く抑えられていたりしないかな?ってことでした(笑)


集中出来ない環境でJPAの試合をこなすことが多く、どうしても内容は悪くなり、SLは抑えられがち。


反面、他店に行くとのびのび撞けちゃって勝ちまくり、みたいな?


そんなことはないかな?w

 

 

P.S.

 

読み返してて「具現化」ってなんかおかしいなと思っておりました。

 

実体化?

 

 

日本語ヨクワカリマセン。