鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

酸い

3本立て

 

 

1本目

 

私、毎日更新なんぞしているブロガーでありますがゆえ、電車に乗っている時、街を歩いている時、風呂に入っている時など、他に何もすることが無い時はブログの草案を頭の中で練っていることが多いです。


また私、十数年の長きに渡って書き続けておりますブロガーでありますゆえ、酸いも甘いも経験し、「こういうネタを書くと、こういう反応をされるんじゃないだろうか」という所まで考えます。


そして、大体は「酸い」なのです。「こういうネタを書くと、こういう否定的な意見が返ってくるに違いない」と考えてしまい、否定を否定するネタを考え出してしまい、独り相撲でエンドレス。


そうして書きあがるのがこのブログであります。

 


先日、風呂に入りながらこんなことを考えておりました。

 

球をたくさん入れられる条件として

 


・調子が良い

・コンディションが甘い

・気持ちが弛んでもおらず緊張しすぎてもおらず、適度な緊張感があり集中している。別の言い方をすれば集中出来ているし、メンタルにも余裕がある状態(長ったらしいので、以下では簡潔に「集中している」と記述しております)

 


が挙げられ、この内の1つ2つが揃うことは度々あるけど、3つ全部が揃った経験がない。


最近も「調子が良い」と「集中している」が揃って結構球を入れられたのだけれど、いかんせんテーブルが難しめだった。


3つ全部揃った状態だと、どれくらいの世界が見えるだろうか。どれくらいマスワリを出せるだろうかと、まず考えておりました。


なんせ「調子が良い」とか「集中している」が出る確率が非常に低い私。いや、「調子が良い」は誰だって確率は低いでしょうけど「集中している」の方は私の不真面目さが如実に表れてしまっていて確率が低い。それぞれが低いのに、2つセットで揃う確率はかなり低い。


んで、たまーにその2つが揃う時は甘台ではない。


甘台として真っ先に浮かんできたのが、きっけー氏のマイテーブル。


それこそ、あんだけの甘台で、かつ調子よく集中して撞けたら、どんだけマスワリが出せるんだろう。


しかし、きっけー氏テーブルでは「集中している」という条件が揃うことがなさそうなのでダメだw


他にも、甘めのテーブルってのが各店でいくつか浮かんでくる。毎日毎日毎日毎日その甘台で撞き続けていれば、確率の問題で、いつかは「調子が良い」と「集中している」も揃う日が来るんじゃないか??


とかなんとか考えていたのです(そんだけ毎日甘い台で撞いてたら、条件が揃う前に下手になってそうですけど)

 

そこまで考えた時に、予想されうる反応が頭に浮かんできました。

 


「どんな状態でも球を入れるのがA級ですよ!!」

 


みたいなやつな!


うるせぇよ。なんで下級者にA級を語られなきゃいけないんだよ。とりあえずA級になってから言えや。


とね。ほら。独り相撲で、こんな毒舌が出てくるわけですよww


そうして、この一人相撲からの毒舌ネタの方が本筋になってしまうっていう。


今回は毒舌に至る経緯を書きましたけど、普段は大抵、経緯は書かずにいきなり毒舌をブッコムから毒舌ネタばっかり考えているんじゃないかと思われたりしそうですが、ちゃいますのよ。大体は、普通のネタを考えていて、その反応を予想していたら毒舌に繋がっていっちゃうんです。


そして、その予想されうる反応ってのも、全く根拠のない被害妄想ではなく、実際に過去に体験しているからこそ想像しちゃうわけで。


元はといえば、私にわけわからん言葉を投げかけてくる人達がいけないんですよ。。。(責任転嫁)


ってことで、今日も毒舌の方を本題にさせていただきますw


「どんな状態でも球を入れるのがA級!」みたいなことを言ってくる人、ほんとにいるわけですよ。そんなに頻繁に言われるわけじゃないですけど、たまに言われる。


言葉足らずなんでしょうか。それとも言葉通りの意味なんでしょうか。


後者だったらツッコミ案件です。


調子が悪かろうがコンディションが難しかろうが集中に欠けようが、それでもなんとか組み立て方を変えたりして酷すぎる内容にはしないとか下級者には負けないようにするとか、そういう意味合いなのであれば一定の理解はします。


アベレージを下回ってしまう時に、アベレージと比べてどの程度内容が悪くなってしまうか。その度合いは確かに腕前が上の人の方ほど低いと思います。知識や経験で補うことで、なんとか騙し騙しある程度の結果は出せる。

 

けど、「どんな時でも球を入れるのがA級」が、言葉通りなのだとしたら意味が分からんのです。


調子が悪かったら球が入らないのは当たり前です。球が入らないから調子が悪いのです。球が入ったら調子が悪いとは言いません。「調子が悪くても球を入れる」なんてのは、そもそも矛盾であります。


コンディションが難しかったら球が入らないのは当たり前です。入らないから「コンディションが難しい」のです。普段通りに球が入ったらそれは難しいとは言いません。これまた矛盾であります。


調子の良し悪し、コンディションに合う合わないで、誰にだって球の内容に振れ幅が出ます。


「どんな状態でも球を入れるのがA級」


どういう気持ちでそんな発言をしているんでしょうかね??


「自分の中でA級っていうとAさん(SA)なので!(なので、Aさんと勝負できるくらいのイメージが湧かなければAには上がらない)」という、お脳が足らなくていらっしゃるSBの発言が一部地域では有名ですが、A級プレイヤーを神格化してしまっている下級者が散見されます。


そんな妄想人からすると「A級には振れ幅なんてものはない」と思えるんだろうか??


「どんな状態でも球を入れるのがA級」という発言をしている人には何人か会ってますが、そのうちの1人を頭に浮かべてみると、その人(底辺B級)は頻繁に上位A級の人と相撞きしてもらっている。


となると、たぶん単にその上位A級の人の振れ幅が分からないだけの話なんでしょうね。


普段はそのB級氏より10倍上手い上位A級さんが、調子が悪くて7倍くらいにまで落ち込んでしまっても、どっちにしろB級氏からしたら遥かに上手くて「調子悪がってるけど、普通に球入れてるじゃないですかーーーww」みたいになるっていう。


そんな見る目しかないレベルの人から「どんな状態でも球を入れるのがA級」とか言われてもですね。私のような並A級は困ってしまうのですよ。

 


2本目


1本目で書いた通り、私はブログの草案を練っている中で、ついつい反論コメントを頭に浮かべてしまい、その反論に反論する形で毒舌ネタを構築してしまうことが多々あります。


一切全く何の根拠もない被害妄想であることはなく、過去に何かしらの出来事があったからこそのものであります。


そのテッパンネタの1つが根性についてですね。

 

撞こうと思えばいくらでも撞ける余裕のある人が、週に1回、2時間しか撞いていなかったとします。


加えてその人が「上手くなりたいんです!」「どうすれば上手くなれるんですか!!」とか言っていたとします。


「まずはもっと撞きましょう」「もっとやる気を出しましょう」としか言えません。


そうしたら「そんな答えは求めていない」「根性論なんてダメだ!」とか言い返してきたとします。


「根性論って、そういう話じゃないからね?」って思いますよね?


以上はあくまでもたとえ話ですが、そういう人が少なからずおります。

 

 

再び、週1回2時間しか撞かない人に登場してもらいましょう。


その人と毎日2時間撞く人だったら、当然毎日2時間撞く人の方が上手くなりますよね。


三者からすれば、毎日2時間撞いている人の方が頑張っているから上手くなっているっていう印象になりますよね。


そんな折に週1の人から「なんであの人は上手くなるのに自分は上手くならないのだろうか」と聞かれたとします。「あの人の方が頑張ってるから」と答えます。


そうすると「人には、それぞれの頑張り方ってのがあるんです!」「頑張りの程度を、勝手に決めないでください!」とか言われたとします。


これもあくまでもたとえ話ですが、そういう人はいます。


はいはい。分かりました。あなたはそれで頑張っているつもりなんですね。偉い偉い。頑張ってますねー。


みたいな毒舌がですね。「こういうネタを書くと、こういう反論をされる」という想像から勝手に出来上がるわけです。けど、上記したようなことを言い出す人が、実際に過去にいたからなわけでね。。。

 


やる気が無い人に限って、やる気の無さを指摘するとやたらと怒る人が多い。


「やる気はある」だの「根性論やめろ」だの「尺度は人それぞれなんだから、勝手に決めつけるな」などなど、明らかにやる気のない人たちから反論される。自覚が無いらしい。コンプレックスをコジらせているのかもしれない。


自覚があったらあったで「やる気を出させるのも、教え上手な人のテクニック」「教え方が下手なだけ」などと言われたり。


「そこまでして教える気はない」「仕事じゃない」「なぜ教えてもらう立場の側が、そんなに態度がでかいのか」などと言うと「あのA級は酷い」などと陰口を叩かれるっていう。。。

 

最近ねぇ。私はちょっと嬉しいんですよ。SNSやブログで、プロやSAやA級の方々が私と同じような主張をしているのを多く見かけたから。


やる気がある人にだったら、それはもう喜んで教えますよ。懇切丁寧に教えます。


けどね。やる気がない人に、やる気の出し方から教える気なんて全く起きません。


某プロは金を貰ってでも、やる気のない人には教えたくないらしい。自分自身のモチベーションが下がるって。


そしてそんなプロにまで「プロ意識が低い」だとかバッシングする人がいるってんだから、、、


やる気のない人たちは、なんでそんなに態度がデカイの?自分が悪いと思う気持ちはないの??

 


3本目


エスカレーターで、関東の人間は左側に立って右側を空け、関西の人間は右側に立って左側を空けるってのは有名だと思いますが、東西の境はどこにあるんでしょうかね?他の地方の方はどうなんでしょうか??


んで、エスカレーターとはそもそもの話、本来は歩いて良いものではなく、2人が並んで大人しく立っていなくてはいけないとされますよね。だから空ける必要は無いのだと。


それは正論であり、その正論を口にするだけなら良いのですがね。


実際に行動に起こす人がいます。「エスカレーターは歩いてはいけないのだ」と主張し、真ん中にドカーンと立つ人。または、空けてある右側に堂々と立つ人。


まぁ面倒くさい人ですわな。そういう人は。

 


一旦話変わります。


この間とあるアプリを見せてもらいました。内容はあんまり言わない方が良いのかな?


そのアプリの機能の1つに、JPAプレイヤーの過去のSL遍歴を見るってものがありました。


私は確か6で始め、SLが落ちたことは無かったんじゃないかと思います。紆余曲折はあれどSLが落ちることはなく6→7→8→9と上がっていきました。


9に上がってから負けまくって「なんでこれで8に落ちないんだ!」「落ちたい!」って言ってたのに落ちなかった記憶がある(笑)


しかし、知り合いのSL遍歴を何人分か見てみたのですが、皆様揃って上下してる。2つのSLを行ったり来たりしているだけでなく、3つのSLにまたがって上下している人もいた。


「アップダウンするのが普通だよなー」と思いながら見ておりました。


怪我や病気は特にですが、仕事や生活の関係で今までのようには練習出来なくなるってことは誰にでもあるでしょうし、ブランクが出来てしまうこともあるでしょうし、単純にスランプ・プラトーに陥ることもあるでしょうし。


上下するのが当たり前で、ABCのクラス分けが一方通行なのはおかしなことです。


「一度上がったら後戻りは出来ない」という思いから昇級を思いとどまってしまって、SC、SBに居座ってしまう人もいるでしょうしねぇ。


ABCのクラス分けだって、クラスダウンは許されて然るべきものである。


これは正論だと思います。


ここでやっとエスカレーターの話に繋がるわけですが、正論ではありますが、だからと言って現段階で一度クラスアップしたにも関わらずまた元のクラスに戻るような人が実際に出てきたらどうでしょうか。


私が知る限りでも何人かそういう人はいるんですけど、誰もかれも一癖二癖ある人たちです。


正論と、それを実際に実行に移すかどうかってのは全くの別物です。


エスカレーターの件もクラスダウンの件も、将来的には正論を現実にすべきことだと私は思います。


ただ、今は時期尚早。環境が全く整っていない。


その段階で実行に移そうとする人ってのは、1握りの天才か、または大多数のあれです。あれ。


毒にしかならんから口にするまい。