3本立て
1本目
小話1。
昨年、誘われるがままに3回ほど公式戦に出てみたわけですが、何年も前に一度、自ら「公式戦に出てみよう」と思ってジャパンオープン出場を視野に入れて練習をしていたことがありました。
しかし、その年から種目が9ボールから10ボールへ。その時には全く10ボールをやったことが無かった私。一気にやる気が減退しジャパンオープンへの出場を取りやめただけでなく、他にもいろいろ事情が重なってビリヤード自体からフェードアウトしかけたのでありました。
小話2。
ビリヤード廃業危機からなんとか立ち直り、「これからの時代、公式戦に出ようと思ったら10ボールだ!」と熱心に平撞きブレイク練習を始めた私。
ある程度形になってきた時に、試しに出てみようと思った公式戦が、その年は9オンフットになりました。やる気減退。。。。。
小話3。
しばしば申しておりますが、9ボールにしても10ボールにしても、私は今までボールの置き方を考えたことが全くありません。常にランダムです。
強いて言えば、9ボールの時に「8番ボールは見づらくて嫌~い」って即死させるくらいのもんですが、それにしても常にではない。
他のボールは完全にランダムなのです。
パターンを決めない理由。ランダムな理由。理由が3つあります。
・面倒くさい
・不安定なハードブレイクをするから、同じように置いてもどうせ同じようにはならない
・自分の腕前じゃ、パターンラックを組んだところでどうせ大したマスワリ率は出せない
そんな中、最近きっけー氏テーブル限定でソフトブレイクをしてみている私。ソフトブレイクだと、毎回散らばり方がほぼ同じです。
私、毎回ボールをランダムに置いているつもりではあるのですが、無意識の内に同じように置いていることがあるらしいと気づきました。「無意識の内にマスワリしやすいように配置している」んじゃなくて、たぶん「無意識に、その日の気分に合った配色で並べている」ってだけですww
1日の中では同じように置いているのですが、日替わりなのです。結果のことなど何も考えずに配色の好き嫌いだけで日替わりラック。となると、ある日は常にブレイク後の配置が良く、別のある日には常にブレイク後の配置が難しくなるっていうww
全く頭を使わず、気分だけのパターンラックをするからそうなるんですよね。
「ソフトブレイクをする」「コンディションが楽」というキッケー氏テーブルにて、本格的にマスワリを意識しながら撞いてみたところ
・不安定なハードブレイクをするから、同じように置いてもどうせ同じようにはならない
・自分の腕前じゃ、パターンラックを組んだところでどうせ大したマスワリ率は出せない
この2つの理由が消えました。ソフトブレイクをしているから毎回同じ配置になるし、無意識とはいえ楽な配置になるようにボールを置いてブレイクをしたら高確率でマスワリが出せた。
そんなもんだから「後学のために、きっけー氏テーブルで撞く時にはパターンラックを勉強してみようかな」と思ってたんですね。
さてさて。3つの小話をしてみましたが、何の話をしたいのかもうお分かりですね?
そう。ランダムラックです。
今さらながらパターンブレイクの練習をしてみようかと思ったその矢先に、ランダムラックの話が出てきてさ!!
やめて!!私の人生の転機に、どうしてこう何度もルール変更があるの!!ww
まぁ、小話1&2の場合と違って、ランダムラックに関してはまだパターンブレイクの練習に着手していなかったし、私としてはランダムの方が好みだしで、なんら恨みには思ってませんけどね。ただ単純に、なぜこうもタイミングを合わせたかのようにルール変更されるんだろって思っただけ(笑)
ま、そんなわけで、ランダムラックになったところで私は通常営業ですね。普段からランダムなんだもの。。。
並べ方にしても、普段から似たような並べ方してるしな、、、レールに一直線には並べてませんけど、ボックスから何も考えずにボールを取り出して、何も考えずに手に持ったボールをシートの上に置いていくだけっていう。これ、いつもの私やで。。。
I氏と球を撞いておりまして、I氏にランダムラックの話を振ったんです。
そうしましたら「アマチュアだったら、そこまで勝率に関わらなそうだから、全然問題なさそうですね」「毎回高確率でマスワリを出来るレベルの人達にしか関係してこないですもんね」ですって。
私も全く同じ気持ちです。
ボールの配置の仕方及びソフトブレイクの重要性を私に説いてくる1人にGB先生がおりますが、GB先生の場合は本当にマスワリしまくってくるから説得力があります。
プロとか、アマチュアでも上位の方の人になってくれば得失点に大きく関わってくると思います。
けど、マスワリ率が1割にも満たないような人達じゃなんら変わらないでしょうから、ランダムラックなんてのは「(プロ達の試合を)見る」場合には影響があっても「(自分で)やる」方のビリヤードにはほとんど影響がないでしょう。
ラックを組む時に不慣れさは出るかもしれませんが、それだけですよ。
ってかそもそも、ランダムラックはアマチュアにまでは波及しないんじゃないか??
そうそう。ランダムラックは2番ボールもランダムになるようですね。
2番が最後列っていうルールになったのはいつ頃でしたっけ。セルフラックとセットですよね。いつ頃でしたっけか。
2番が最後列になったのは、ラックシート使用&セルフラックになってマスワリが出しやすくなったため、少しでも難易度を高めようとした結果ですよね。
ラックの中で、最後列のボールの位置が最も予想がつきづらい。ちょっとした力加減や厚み、回転の違いでフット側に残ることがあればヘッド側に転がることもあるし、センター付近でとまることもある。
2番ボールの位置を予想させづらくすることで、ブレイク後の取り出し~2番ボールに繋ぎづらくして、マスワリ率を低下させる。ランダム性を上げるってのが目的の1つだったと思います。
しかしまぁ、2番最後列ルールも長くなってきて、プロ達はだいぶ対応出来ているようす。捻りを加えると良いらしい。
ランダムラックにて2番ボールもランダムと聞いた時「2番は据え置きで最後列のまんまの方が良いんじゃないか?」と思ったんですけど、どっちが難易度高いんでしょうかね。2番は最後列ってのと、2番も含めて完全にランダムっていうの。
コントロール部門に関しては全く知識が無いので分からないや。
ま、なんにせよ、元からランダムだったし、左右どちらからでもブレイク出来るし、なーーんも考えずに生きてきた私は、ランダムラックになっても何ら変わらないなーっていう思いで満たされております。
単に時流に乗ってみようと思っただけのネタでしたw
2本目
1本目のネタを書くよりも1か月ほど先に書いていたネタです。
JPAの会則もちょくちょく変わるので今はどうなのか分かりませんが、以前は「故意に弱く撞くブレイクは禁止」と書かれておりました。
そうは言っても、何をもって「弱い」なのか。故意なのかどうかはどうやって判断するのかが何も決められておりませんし、罰則も何もない。
なので有名無実なルールでしたね。
あぁそうか。ルールに書かれていても罰則がないと守らないもんですね。
ショットクロックも「今回の試合は45秒以内で撞いてください」ってルールで決められていても、守らなくてもファールにならないんだったら守らない人が多いんだろうな。
「ルールだから守る」んじゃなくて「罰則が嫌だから守る」なのか。あの人たちは。
「あの人たち」って誰かって「ルールだから守るのだ」っていう人達です。
ちょっと前に「何のためにそのルールが存在するのか考えるべき」っていうネタを書きました。
世の中には意味不明なルールってのはありますよね。法律にも、大昔に制定したまんまで今の時代には全くそぐわないルールってのもありますでしょ。
そういうルールを「おかしくね?」と思うこともなく「ルールだから」と従ってしまう人はいてバカバカしいし。
また、ルール化されていないマナー面に関して「ルールじゃないんだから」と守らない人もいる。「ルールじゃないんだから守る必要が無い」と、悪びれる様子がありません。
オールを他人に任せている状態ですねw
ルールだから従う。ルールじゃないから従わない。
それだけでも馬鹿馬鹿しいと思ってしまいますが、仮にルールだったとしても罰則が無かったり軽かったりしたら守らないんだろうなーって。
え?当たり前だって?
いやー、もうちょっとねぇ。物事の良し悪しを自分で判断しなさいよっていう話でして。。。
なんにせよ、昔のJPAルールには故意のソフトブレイクは禁止と書かれておりましたが、守らない人も多く。
具体的な罰則がないわけですけども「嫌われる」という罰はある。
遅撞きも同じですよね。ルールではなくマナーの範疇でしかないから罰則は無いし、何を持って「遅い」なのかという定義もないですけど、遅撞きをしたら嫌われます。
んでJPAでのソフトブレイクですが、低スキルの人のソフトブレイクは「頑張ってるけど弱い」場合が多くそれは仕方が無いし、故意に弱く撞いていたとしても低スキルだったらそんなに目の敵にはされないと思います。
やはり、嫌われるのは高スキルだからこそ。
「JPAで高スキルがソフトブレイクをすると嫌われる」
この話をして直ぐに理解してくれる相手と「なんで?」って言って来る相手がいます。
I氏は後者でした。「なんでソフトブレイクはダメなんですか?」と言うI氏。
ちょっと意外でした。I氏も大概ハードブレイク好きですので、そういう反応を示すとは思わなかった。
「何故」と聞かれると案外答えるのが難しいですが、その話はまたそのうち別ネタで。
ここからは1本目のネタを書いた後に書き足しております。
Twitterで多くの方がランダムラックに言及する中、とあるプロが「元々書いてあった」と仰っておりました。
私はJPBAにせよWPAにせよ、細かいルールを全く知らないのですが、なにやらパターンラックは駄目でランダムに置くようにと、元からルールブックには書かれているらしい。
となると、多くの選手がルールを守っていなかったという事になりますよね。
そこでふとこんなツイートを。
そういや、ちゃんとランダムに組んでいるかどうかのジャッジはどうやってするんだろ。
— 鈴木さんちの鈴木 球版 (@billiblo) 2019年1月5日
守らなかった場合の罰則は??
元からルールブックには書かれていたのだけれど、守らない選手が多かった。それは、パターンラックの方が有利であり、かつ、ルールを守らなくても罰則が無かったからなんじゃないかと推測します。
1人がルールを破って結果を出し始めると「あいつもやってるし」「自分はルールを守りたいけど、不利になるのは嫌だ」「正直者は損をする」と考えてルール違反をする選手が増えてくる。
性善説じゃやってられないので、しっかりとした罰則を作らなきゃならんのでありましょう。
そう考えますと、色々と疑問が浮かんできました。
まずはドレスコード。
私は公式戦に出るにあたってドレスコードがある場合は「ルールだから」というだけでドレスコードに従いましたが、ギリギリを攻めている人も結構多かったわけです。
もしドレスコードに従わなかったら、どういう罰則があるんだろうか?と疑問に思いました。要綱にはそこまでのことは書いていません。NBAルールブックを見ても罰則に関してまでは書かれていない。
JPBAではしっかり罰則も決まっているようです。しかし「罰金」だったので、罰金さえ払えばドレスコードを破っても良いのかな?と新たな疑問が生まれました。
また、9ボールでラックを組む際に9ボールだったら2番ボールを最後列、10ボールだったら2番と3番を最後列の端に置くと決められているわけですが、これを破った場合の罰則って何かあるんでしょうか??
ルールブックを読む限りは、相手のラックの不備に対してブレイク前にアピールすることが出来ると書いてありますが、ブレイク前には気づかなかったり、気づいていても言い出せなかったりすると、具体的な罰則は無しってこと??
なんか、見つけようと思えば、いくらでもルールの抜け穴を見つけられますねぇ。
色々と煮詰めていく必要がありそうです。
3本目
この間、何で見たんだったか忘れてしまいましたが、「男性は仕事をリタイアしてから、コーヒーの淹れ方を習ったり蕎麦打ちを趣味にしたりするような人が少なからずいるけれど、奥さんとしてはそんなことよりも日々の食事作りを趣味にしてくれた方がよっぽどありがたい」といった感じの記事を見まして笑ってました。
そりゃそうですよね。奥さんとしては旦那さんが趣味を持つんだったら日々の生活に役立つ趣味を持ってくれて、家事を分担してくれる方がよっぽどありがたいですもんね。
他のご家庭のお父様方やご主人達の話を聞いているとどこも同じ感じみたいですが、うちの父もどうでもいいところにばかりこだわり、他人の役には全く立たないような趣味ばかり持っている人です。ありがちな男性像なのかな。
少々前に、小さな子供にやらせた方が良いと思う習い事の話をしました、、、よね?多分したはず。
当ブログの読者様は皆々様良いお歳でしょうから(最年少読者は何歳なんだろう。大学生はいるけど、高校生以下っているのか、、、??)「幼少期に習った方が良いこと」はもう遅い。
そしてまた、少なくともビリヤードという趣味がありますので「無趣味」で人生を過ごしてしまう心配はありません。
ただ、ビリヤード以外の趣味も持つべきではなかろうかと思う今日この頃です。
主に老後を見据えて、ですね。
ビリヤードは老後の趣味にも良いと言われますよね。適度な運動をし、適度に頭も使うから。
ただしかしながら、老後の適度な運動には良いにしても、老後に備えての体作りをするには不充分な運動量だとも思います。
ビリヤードをやっているだけでは体は鍛えられません。年々体は衰え、老後には足腰立たなくなっているかもしれない。
体を鍛えられる趣味も何か1つ持っておいた方が良いと思うのです。
そしてもう1つ「家庭の役に立つ趣味」も必要なんじゃないでしょうか。
冒頭で書いたように、そば打ちなんかじゃなくて家庭料理を趣味にするですとか。
掃除や洗濯、片付けなどなど家事を担える趣味を持つべきなんじゃないかなと思っています。
世の主婦(夫)の方々には「家事は趣味じゃないんだよ」と怒られてしまいそうですが、家事を一切やらずに家でグータラしてたり、ビリヤードに興じるばかりで家の事を全くやらないような伴侶よりは、趣味だろうがなんだろうが、あれやこれや家事をしてくれる人の方が良いでしょう?
老後の生活を円満に過ごすためにも、体を鍛えられる趣味、家事に関わる趣味を今のうちに持っておいた方が良いんじゃないかなーと思うのです。