2本立て
1本目
私は、生で観戦するのであれば、ありとあらゆるスポーツ観戦が好きです。機会さえあればなんでも見に行きたい。
一方で、テレビ観戦となると途端に興味がガクンとなくなりまして、テレビ観戦に時間を割いても良いと思える競技はほんの一握りです。「テレビ観戦なんかに時間を割いている暇はない」とすら思っちゃう。
オリンピックを見ていてもそう。
たとえばジムでトレーニングをしながらとか「ながら」でなら見るんですけど、その競技だけを見るとなったら数十秒で決着がつくような、そういう競技だけ。。。
そんなもんだから、カーリングという競技を1ゲーム通して見たことが無いし、ルールも知らないので漠然としたイメージしかなくて恐縮ですが、ちょぃとネタに。
きっと、ビリヤードプレイヤーはカーリングに勝手な親近感を覚えているはずだ。
調べてみたところ、カーリングがオリンピックに初登場したのは思っていたより古くて1924年。
正式種目になったのは1998年の長野オリンピックからだそうな。
というわけで、正式種目になってから現在開催中の冬季五輪で6大会目ということになるわけですが、日本でカーリングが大きく話題になってるのってここ3〜4大会くらいな気がするんですけど、気のせい?
長野五輪の時とか00年代の時の大会では、あんまり話題になっていた記憶がない。
最初「近年の大会で話題に挙がるようになったのは、上位に食い込める実力がついたからかな?」と思ったのですが、女子代表の98年大会からの成績は
5位→8位→7位→8位→5位
だそうです。特に、大きく変動しているわけではないもよう。
男子代表は長野五輪で5位入賞して以来の出場。
となると、急に注目されるようになったのはなんででしょうか。女子選手たちのルックス?マスコミの気まぐれ?
それが1つ目の疑問。
疑問の2つ目が、注目されるようになって、カーリング業界は何か変わったかな?ってこと。
カーリングは、ビリヤードの比ではないほど競技会場が限られますよね。流行ろうにも流行りようがない気がする。
果たして、注目されるようになったことで、競技人口は増えたのでしょうか?
憧れて代表を目指すような若手は増えたかもしれない。
けども、レジャーとしてはやはり流行りようがないですよねぇ。北海道のような寒冷地では、比較的流行ってる??
東京ではどうでしょう。
うちの近くに年中無休のスケートリンクがあって、特定の日にカーリングが出来るみたいです。初心者講習会なんかもやっているとか(「オリンピックの前後は応募が集中します」だそうだ。そりゃそうだろうなぁ)
けど、毎日出来るわけじゃないし、なんせ場所取りますから1回に出来る人の数も限られるだろうし。
「カーリング」という競技の名前は、今や誰でも知っている(高齢者が知っているかどうかは知りませんが)
けど、ルールを把握しているかといえば一部の人だけだろうし、やったことがあるかどうかとなったら、少なくとも私の周りには1人もいません。
「やってみたい」「興味はある」という声は良く聞くんですけどね。やれる場所がないんですもの。
どうなんだろ。注目され始めて、何か変わったんだろうか?
さて。オリンピックでカーリング関連のニュースを目にした老人が、こんなことを言っておりました。
「カーリングでしかも男子なんて、誰が見るんだ」「カーリングなんてスポーツじゃないだろう」
「カーリングなんてスポーツじゃない」
これはビリヤードも確実に言われることですよねぇ。
私はビリヤードはスポーツか否かという論争には全く興味がなく、どっちでも良いです。
ただ「ビリヤードはスポーツだ!」として、スポーツの定義を語り始めて「だからビリヤードはスポーツなのだ」と主張するのは馬鹿馬鹿しいと思っております。
世の中の大半の人の「スポーツ」のイメージはといえば、体育の授業でやるような運動競技です。定義がどうこうとか、そういう話じゃない。
もし世間の人にスポーツと認めてもらいたいなら
・世間のイメージに寄せる
・世間のイメージを変える
の二択で、後者はまず無理でしょうから前者を選ぶしかないのです。
カーリングも、カーリングがいかに筋力体力を要するのか、日頃どれだけトレーニングをしているかをアピールしてました。何大会か前のオリンピックの頃にそういう映像を見たことがあります。今もやってるのかな?
ビリヤードもね。もし「スポーツだ!」と言いたいなら、そういう方向でやるしかないと思うんだな。
たぶんきっと、ホーマンとかサエギナールとか(←パッと頭に浮かんできたマッチョw)が「ビリヤードはスポーツです」ってアピールしたら、多少は世間に認知されると思うw
で、老人のセリフのもう1つ「カーリングでしかも男子なんて、誰が見るんだ」ってやつ。
(カーリング繋がりではありますが、こっから論旨は思い切り変わります)
まさに「自分が興味無いものは世間の誰も興味がない」「自分の常識は世界の常識」「自分は正義」と思っているセリフですよねぇ。
お前が見ないだけだよ!
とまぁ老人に対するツッコミはさておき、そのセリフから読み取れることはといえば、女子カーリングには多少の興味があるということでしょう。
何故かといえば、そりゃぁね。エロボケ老人達は若い女の子が好きですからねぇ。
競技とかはどうでも良いから、女の子を見ていたい。
競技者としては不快に思う人もいるのでしょうが、世の理というか、、、、
これはまた別の老人の話で、うちの叔父なんですけど、叔父はボウリング世代の人で、若かりし頃は遊びで結構やり込んでいたらしい。
仕事を引退して老後の趣味に選んだのがゴルフとボウリング。健康的でよろしいこって。うちの父にもそれくらいのアクティブさがを持ってもらいたい。
若い頃にボウリングの経験があり、かつ家から歩いていける距離にボウリング場がある。
それがボウリングの再スタートを考える大元のキッカケではあったわけですが、最終的な決め手は「若い女子プロが所属していて、レッスンを受けられる」ことだったもよう。
男なんてみんなそんなもんです。
さらに話変わってこれはビリヤード場の話ですが、赤字続きだった某ビリヤード場が、一時期だけ黒字に転換。
その黒字の時期に何があったかといえば「若い女の子店員がバイトをしていた」だそうな。
もうね。言いたいことは推して測れ。
2本目
カーリングは何やら「特定の距離を〇秒で通過する」という形で、力加減を表現するらしい。
私、JPAをやっていた頃、チームメイトにアドバイスをするにあたって力加減の基準を決めました。
短短バタバタを基準に5段階で。
確か
1: 短短片道分
2: 短短1往復(バンキング)
3: 短短1往復半
4: 短短2往復
5: フルショット
にしたんだったと思います。
初級者相手でしたので、4がほぼフルショットと同義でしたが(笑)
B級やA級相手なら「2往復くらいで」とか「1往復半くらいの力加減」って言えば伝わると思いますが、初級者相手となると誰にでも伝わる力加減のイメージっていうとバンキングしかないわけです。
「バンキングくらい」とか「バンキングよりちょっと強く(弱く)」とか、そんな伝え方しか出来ないとなると、あまりにアバウトすぎる。
なので、普段の練習で短短バタバタを練習してもらって、1〜5の力加減ってのを覚えてもらい、力加減のイメージを共有する、と。
そんなことをやっておりました。
私程度が考えつくことは、どこかで誰かがやっているはず。
力加減を数値化するってこと、皆様はやってますかね?
ビリヤードのコーチング先進国では、基準があったりしますかね?
動画での解説だとか、ビリヤード雑誌などで文字情報で力加減を表す際、統一された基準があると分かりやすいですよね。
ある?既にあります??